湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

夕日を見に三丁目へ

2005-11-06 20:30:00 | 湘南ライナーで見る


金曜日に居酒屋で「趣味は何か」と聞かれて答えに窮した。
すると、上司が
「強いて言えば“昭和”かな」
と代わりに答えてくれた。
趣味といえるほど突き詰めているとはいえないが、嫌いではない。いやいや、確かに好きだ。ただ趣味というよりも、どちらかといえば昭和回顧癖があるといったほうがいいかもしれないけど。
というわけで(どういうわけ?)、今日は一人で昭和の時代へタイムスリップしてきた。
タイムトンネル(懐かしい~)の入口は、映画館。
昨日から公開されている『ALWAYS三丁目の夕日』を鑑賞。
原作の漫画は絵柄が好みではなくまったく興味がなかったのだが、映画の予告編に映し出された昭和の風景を目にしたら、居ても立ってもいられなくなったというわけだ。
小さな感動が散りばめられていたり、大げさなドタバタがあったり、そんな“つくり”までが昭和っぽくて、エンターテインメントとしてはよくできた映画だった(5~6回ほどボロボロと涙を流してしまったが、観客の8割を占める中年男女もみんな鼻をすすっていたので安心)。
本当にその時代に大人だった人たちがスタッフだとしたら、もっと作り込んでしまい逆につまらなくなっていたはず。少し若い世代が作ったからこその成功といえるだろう。
いかにもCG(VFX)というシーンもご愛嬌か。
パンフレットも凝っていて、700円はお買い得。
その他グッズもいろいろある。今後も関連商品が次々出るはずだ。
しばらくは昭和の時代から戻れそうにない。