湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

今日からポメラー

2009-12-18 20:26:20 | 無職透明な日々


老兵去るのみ…なので、スーッと消えていこうと思っていたのに、突然朝礼で挨拶はさせられるは、忘年会は送別会を兼ねるはと、えらいことになった。そして、餞別までたくさんいただいてしまった。
その一つが『pomera』だ。いやぁ、ずっと欲しかったんだよなぁ。ライトグリーン&オーシャンブルーバージョンさえ出れば迷うことなく買うつもりでもあったんだけど。
いただいたのは、その『pomera』の中でも発売されたばかりのプレミアムモデルDM20だ。驚いた、こんなに高価なものを。
と思ったら、実は『アレ貯金』からも出ていたということで、ちょっぴりホッとしたり、おいおいどこかに寄付するんじゃなかったのかよと思ったり。えっ?じゃあオレもかなり払ってるじゃん(笑)。ならいいか。
というわけで、ここ数日間の日記は『pomera』で書いているのだ。う~ん、快適!なにしろ今までケータイで指一本で地道にポチポチやってたんだもんね。
本当にありがとうございました。
というより『アレ貯金』はたいちゃったんじゃ、『アレ』についてのアレコレを書き綴っていかないとマズくないかな。偶然にも(笑)時間もあるので、一気に書き上げてみますか。

写真は退職の日、さっそく開けてM博士のものと並んだ図。キーボードの色、モニタの大きさが違う。買ってきてくれたのは、そのM博士。

市役所通い

2009-12-17 17:45:30 | 無職透明な日々


食堂を利用する以外では、本当に久しぶりの市役所(笑)。
国民健康保険への書き換えだ。まだ手帳も届いていなかったが、その流れで年金の手続きもやってもらえた。なかなか気が利いている。20年ほど前に一度経験しているが、あの時はあっちこっちへ振り回されたあげく日にちも
かかったような印象があるけれど。
せっかく平日に市役所に来たのだから、地下の食堂に寄らないと。まだまだ手続きはいろいろありそうだし、まずは「ラーメン」(330円)から。これ、懐かしい昭和の東京ラーメン。麺が硬めでいい具合なのだ。おっと、ホウレン草も硬めだよ(笑)。
「ラーメン」からって、全メニュー食べ尽くすつもりか!

最後のライナー、最長の日記

2009-12-15 22:14:22 | 無職透明な日々


300円時代からだから、どのぐらい乗ってきたのだろうか。ここ半年以外は、ずっと朝も乗っていた。
湘南ライナーは、500円という価格以上のゆったりとできる時間を僕にくれた。心からありがとうと言いたい。

今晩のライナーが、僕の最終便になりました。

今日をもって退職です。定年ではありませんよ、念のため(笑)。リストラです。
今の会社に20年弱在籍しましたが、結局何もしてこなかったことに対する報いだと思っているので、素直に受け入れています。

目の前にある山積みの仕事は人並み以上に片づけてきたという自負はありますが、先の事は全部先送りにしてきたという自省もあります(笑)。
特にここ数年は、拡大策に異論は唱えてもブレーキをかけることができず、リストラ策(ここは前向きな再生という本来の意味です)を叫ぶも実際にはなかなか進められず、結局後手後手に回ってしまいました。幹部の一員でありながら何もできなかったことは言い訳できません。その結果として、何の落ち度もない社員までを路頭に迷わせてしまったことは、いくら悔やんでも悔やみきれないのです。本当にごめんなさい。
「やるなら、まず幹部を。まずオレを」
これは、春先から言い続けてきたことで、ようやく叶ったともいえますが、経営的には遅かれ早かれやってくるジャッジでもありました。

リストラに失敗して、自分で自分をリストラした。

おかしな言い回しですが、こんな感じでしょうか。
残ったメンバーには今まで以上に苦労をかけると思いますが、とにかくもっともっといい会社になるように頑張ってほしいと願うばかりです。この会社が好きだったから。
今はこの会社で働けて、本当によかったと思っています。社長を始め、全くの未経験だったのに採用を決めてくださったこの方、さらにこれまで関わってきた全ての方に、ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございました。
それから、この仕事を通して、普通だったらお会いできないような方からたくさんお話を聞けたことも貴重な体験でした。これも、感謝です。

さて、明日から肩書きは「無職」。

世間ではこの歳での就職が一番難しいと言われていますが、なぜか(本当に)あまり悲観していません。自分のスキルが役に立つとも思っていないし、できることなど何ひとつないのはわかっています。でも、これまでとは全く違う新しい日々が始まるということ、新しい何かにチャレンジできるということにワクワクしているのも事実です。
現実はそんなに甘くないことは百も承知。でも不思議なことに、なんだか楽しみなんだよなぁ、これからが。だから、ご心配は無用です(してないか!)。
みなさん、本当にありがとうございました。昨日、今日とたくさんの温かい言葉もいただきました。また、たくさんの素敵な(本当に夢のような)品々をいただきました。この場を借りて重ねて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
あぁ迷惑ばかりかけたのに心苦しい…。けど、その品々も追々紹介していかなければなりますまい(笑)。

さて、それで困っているのが、この日記です。「存続を」との声もあり、自分としても続けていきたいのですが、タイトルにムリが出てきました(笑)。もうライナーに乗ることないかライナー、いや乗ることないからなー。
ま、明日からは時間もあるから、ゆっくり考えてみましょうか。でも、妙案があったら教えてくださいね。
とりあえず、今日からカテゴリーが一つ追加になっているのに、お気づきでしたか?

『無職透明な日々』です(笑)。お楽しみに。



写真は、これまで仕事で使ってきた鉛筆の一部(机の引き出しに残っていたもの)です。かなりチビタのもある。たくさん仕事した証かな。


最後に。
あんなに強気だった社長が最後に交わした言葉が、いま心にしみています。
お互いお礼とお辞儀と握手を繰り返した後、一言。
「悪かったな。じゃあ、あんまり長く話してると、涙が出てくるから」