思い通りに勉強をする方法(9)

声を出す暗示法

前向きな言葉によって、
恐怖のホルモン（アドレナリン、ノルアドレナリンなど）を
元気のホルモン（ドーパミン）に変える！

受験勉強を続けるうえで、最大の敵は不安です。
志望校に落ちたらどうしよう、
志望校は難しいんじゃないか、
私は高望みをしているかもしれないからランクを下げよう
などと考えると、脳からとたんに恐怖のホルモンが分泌され、どんどん脳の活性度が落ちていきます。

このような時に勉強をしても、思うようにはいきません。

では、どうするか？

前向きな言葉を声に出し、暗示をかけるのです。私はこのような時、
「やるぞ！」「勝つぞ！」「合格するぞ！」といった前向きの言葉を15分ほど、言い続けるのです。
こうすることによって、信じがたいほどのパワーが、体内よりわき出てきます。
ポイントは、「声を出して言う」ことです。
声は、大きくても小さくても構いませんが、力強く言って下さい。
また、自分自身の部屋がある人は、ドアを閉め、環境音楽などをかけながら、
拳を握り、声を出して行うと効果的です。
これによって、脳からたくさんの元気のホルモンが分泌されます。
ぜひ、不安や心配事があるときは、行って下さい。