新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

体験談を鵜呑みにするな!

2010-08-08 02:49:56 | 日本

広島原爆、長崎原爆、終戦記念日ってのが目白押しのおかげで、やたらとエセ左翼が活気づくのがこの時期。

TV、特にNHKで「戦争特集」とかをやたらとやっていますが、相変わらずの

「とにかく全て日本が悪い」

「日本人はアジアに対してひどい事をした」

と言う先入観で作られたものばかりで、個人的には見る気すら起きませんが。

 

とは言え、さすがに「日本が悪い」だけではネタに詰まってきたのか、ここ最近特に増えたのが「“戦争被害者”による体験談」

 

ところで、皆さんは自分の子供の頃の出来事をどれだけ明確に覚えていますか?

子供の頃よく遊んだ場所に、大人になって行って見たら、記憶と合致しない部分がかなりあった、と言う経験をした人も多いはず。

又、友人同士で昔話をした場合などでも、結構話が食い違う部分とかもあったりしませんでしたか?

 

人間の記憶ってのは、かようにして結構いい加減なもので、しかも見聞きした事や記憶にはある程度の“補正”が掛かるので、見聞きした事を正確に覚えるってのは、「カメラのような記憶力」を持っている人以外ほぼ不可能でしょう。

 

そして、それは「戦争体験者」にも言える事なんです。

“昔の出来事”を、明確に、且つ正確に覚えている人はおそらく殆どいないでしょう。

前にも書いた話なので読んだ方もいらっしゃると思いますけど、丁度良い時期なので又書いておきますね。

 

私の年上の知り合いで、頭は良いけどちょっと変わった人がいまして、この人、何を思ったのか、ある時期に毎年の様に広島原爆記念式典に参加してたんだそうです。

そして戦争体験者の話も毎年聞いていたのですが、その人曰く

「話している人は同じなのに、話の内容はどんどん変わっていった」

んだとか。

しかも

「話が段々“オーバー”になっていくんだよ。」

「『毎年同じ話をしていては飽きられる』とでも思っているのか、年を追う毎に、話の内容がより悲惨に、よりグロテスクになっていったんだ」

そうで。

そして

「原爆被害者って、気持ち悪がられていたりしたけれど、あんな話の内容じゃあ怖がられたり、気味悪がられたりするのも当たり前。自業自得だわ」

と。

ちなみにこの話を聞いたのは、私が大学生の頃ですから、ザッと計算すると、かれこれ25年くらい前になりますね。

その当時でさえ“そんな感じ”だったのですから、果たして今じゃどこまでエスカレートしているやら・・・。

 

又、そういった“個人の体験談”で厄介なのは、“過剰脚色した話”をずっと話しているウチに、それを“真実”と思い込んでしまう人がいる事。

ちなみに、詐欺師に多いタイプらしいです(^^)

しかし、そうやって自分で思い込んでしまった場合、語っている内容が“ウソ”か“本当”かって判別は、不可能になってしまいますよね。

 

ああ、あと「意図的」「作為的」に、“自らの悲惨な体験談”を話しているインチキヤロウも結構いるみたいですけどね。

特にエセ左翼と支那朝鮮人は。

この前も、ネットで見た記事で、「炭鉱で強制連行されて働かされた」とか言っていた朝鮮人か支那人の中に「70歳代半ば」のヤツがいましたっけ。

その年齢ならば、当時小学生中学年だったハズですが (* ̄m ̄)プッ

後、この手の話で有名なのは、千葉景子やら円より子やらが、何かと言うと日本に連れてきて“お涙ちょうだい”の体験談を語らせている、「自称・従軍慰安婦」を騙っているババアですか。

あのババア、自分の年齢がしょっちゅう変わるんですよねえ。

一時期は“小学生”の時に慰安婦してたりもしてたし、終戦から2年経っても「日本軍の従軍慰安婦やってた」りもしてましたし。

どうせウソ付くのならば、その辺はちゃんと整合させてからウソ付けよな!

(* ̄m ̄)プッ

 

とまあ、この様に、人の記憶ってのはかなり曖昧で、更に、人は自分の事を“美化”したり“擁護”したりする性質があり、それが記憶にも影響してしまう上、意図的にウソを「体験談」として語っているような輩まで存在しているので、「体験談を聞くのは悪い」とまでは言いませんが、これらの人達の話している内容の全てを“鵜呑み”にするのは、辞めておいた方が良いでしょう。

 

大体「体験談」ならば、私ら位の年だと、自分の両親の話の方がよっぽど真実味がある、ってモンです。

私も両親から、

アメ公のグラマンが小学生の列に笑いながら機銃掃射していった

とか

グラマンが去った後に万年筆やお菓子が落ちていたけど、実はそれはブービートラップだった

とか

戦後、進駐軍が来た時、ウチのオヤジも「ギブミーチョコレート」と言っていたけど、オヤジは体格が良かったのでアメ公がくれなかった

とか言う話を良く聞かせてもらっていますし。

 

これまで書いてきた事は、そもそも

実社会において、相手の言う事を100%鵜呑みには出来ないし、してはいけない

ってのと同じ事を書いているハズなのですが、これが「戦争体験談」となると、なぜか“一部を否定”する事すら許されないような雰囲気になってしまっている事が多いもので、敢えて“禁忌”に触れてみました。

 

以上、この時期になるとやたらと沸いてくる「戦争体験談」に対しての一言でした。

「なんか、昨年も似た様な話書いていたんじゃねえの?」

と言うツッコミは、この際ナシと言う事で(^^;)

 

 

・・・そういえば、長崎か広島の原爆記念館に納められている「原爆によって人が蒸発してしまい、影だけが残っている写真」って、まだあるんでしょうか?

あれも確か「当時の原爆の威力から考えて、人が完全に蒸発するのは不可能」って、何年か前に指摘されてたハズなのですが、その後どうなったのかってのを調べるのを、すっかり忘れてしまっていたもので・・・。

ま、どうでも良いんですけどね(^^;)


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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yukikaze)
2010-08-08 16:53:11
ブログ更新お疲れ様です。

確かに戦争の「体験談」は、意識・無意識を問わずうけ狙いと言うと言いすぎかも知れませんが、時代の空気に迎合的なところがあると思います。
また、戦争体験は悲惨でなければケシカラン、許されないという性格のものですw
本当は、敵機を零戦がやっつけるのを見て痛快だったというような体験があっても言えないでしょうしね。
公に語られる体験談ほど、あるベクトルに偏向しまくっていると思います。
本当にどうしようもありませんね。
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Unknown (ロク)
2010-08-08 18:08:57
世界で初めて熱核兵器の被害を受け、ネバダやビキニ環礁におけるアメリカ軍のいわゆる「アトミックソルジャーズ」を除けば、放射能や放射線における、その人的損害を世界で殆ど唯一克明に記録し続けている、という点ではヒロシマの「体験談」は評価に値すると思います。
ドイツのドレスデンや東京京阪神の無差別爆撃と並んで、軍事における「コラテラルダメージ」という概念の先駆けにもなっている、と思います。
ただ、日本の国防に寄与する事が過去も現在も少な過ぎる、という点が困りものだとも思う。
SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」冒頭での地球は、ガミラスの遊星爆弾による放射能被害で滅亡寸前にありますが、人類で初めて民間人が放射能被害を受けた日本の対応が世界で最も早く、最も効果的であった為、日本に社会インフラと地球防衛施設や機材が最も多く温存され、そのためガミラス遠征艦隊に最後まで抵抗を続けられたのも世界で唯一日本艦隊だけだった、という設定になってます。
イスカンダル航海の世界的合意を取るため地球防衛軍日本支部から世界中に通信するシーンがありますが、世界中の各都市は沈黙か絶望的なメッセージを返してくるのみ、という有り様。
しかし今のヒロシマをめぐる非核運動では社会にこうした貢献をする事が現実には有り得ないでしょう。
「悲劇を繰り返さない」と言いながら、そのクセ核攻撃に備える、という思考を全く持たないためです。
それは運動のどこかに他力本願な部分があるという事に他ならない、と考えます。
彼らはイデオロギーや情緒に流れ過ぎて現実を見られなくなっているとワタクシも思います。
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Unknown (toua)
2010-08-09 11:36:38
戦争体験談に関して、ちょっとコメント欄借りて意見させていただきたいです。

まず、僕は決して「反米」ではありませんし、文化的にもアメリカはむしろ好きですが
第二次大戦時の日本の民間人に対する無差別殺戮だけは頂けません。

この件に関してネットでよく
『今更語り継ぐ云々言って朝鮮人・中国人みたいだからやめろ』なんて論説を見かけますが
実際に国中の都市を住民もろとも焼き払われた日本人の体験談と
自分で渡航してきたのに無理やり連れてこられたとか、急激な発展を遂げたのに
搾取されただとかうそばかりついている朝鮮人の体験談を
同列に扱うのはさすがに酷いです。

まぁしかし、別に普段仲が良い状態のアメリカに対して
保障しろだとか、話を蒸し返す必要はないです。
でも、アメリカを見てください。
『従軍慰安婦の謝罪を要求する法案』とか、たまにアホな話が出るでしょう。
そういう時にカウンターパンチとして「彼らが実際に日本に対して行った民間人殺戮」の事実を挙げて
「慰安婦は捏造だし事実が相当捻じ曲げられてるけど、君らのやった無差別爆撃は事実だよね」って
返せばいいと思います。


事実、米軍が行った「都市を住民もろとも焼き払う」戦術は
当時の日本軍から見ても常軌を逸したものだったようです。
昨今よく『当時の日本政府が、住民に逃げず消火するよう指示していたため逃げ遅れた』なんて言って
空襲被害を日本のせいにするようなこと言う人間がいますが、
当時の日本軍は『自らが行った都市爆撃』の規模から米軍の空襲を想定していたため
まさか「都市丸ごとを住民もろとも焼き払う」なんて非人道的な攻撃が行われるとは想像できなかったそうです。
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Unknown (射撞)
2010-08-10 00:35:04
>>yukikazeさん

確かに戦争体験談と言うと「悲惨」な話ほど採用される傾向にありますね。
特に日本のエセ左翼がそれを利用して
「戦争はいけない!」
「戦争を起こした日本は悪党!」
「だから日本は武装解除すべし!」

というぶっ飛んだ理論になってしまっています。

本当はそういう風に利用する連中が一番の悪なんでしょうけどね。
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Unknown (射撞)
2010-08-10 00:39:08
>>ロクさん

戦争体験談を全て否定するワケではないのですけど、それを「日本の武装放棄」に利用しようとする勢力がいるのが、一番の問題でしょうね。
本来ならば世界では初めて核攻撃を食らった国なのですから、それを“利用”して、むしろ強化すべきだったのに、戦後、社会主義者が主要地位を占めてしまった事から、日本は逆の動きをしてしまいました。
結果、
「他国が侵略してくるハズがない」
「話し合えば分かってくれる」
などと言う事を平気で思っている日本人が増えてしまい、逆に国を守ろうと言う意識が薄れて行ってしまいました。

その“究極”が今の民主党政権で、更に仙谷を初めとした団塊世代と言うワケです。

この連中を早く日本社会から追い出さない限り、日本人の苦難は続くでしょうね。
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Unknown (射撞)
2010-08-10 00:47:54
>>touaさん

敢えて書かなかったのですけど、東京大空襲を初めとした米軍の民間人大量殺戮は、相手が何を言っても決して許されるわけではありません。
戦争責任と言うのならば、むしろ米軍が非戦闘員を大量殺戮した事にあり、その事を謝罪し、賠償するべきなのですが、戦争に負けた方には、その事を追及する権利すら与えてもらえませんでした。
それどころか、米国は自分達の所業を追及されないようにする為、全ての責任を日本に押しつけ、裁判まで行って、日本人をこれ又罪とも言えない罪で殺しまくりました。
その事は私は決して許してはいけないし、忘れてもいけないと思います。

ただ、その事ばかりに捕らわれていては、先に進めないのも事実。

ですから、本来ならば上記の様な米国の罪を上手い具合に利用して、日本の安全を守るように仕向けるべきなのですが、なぜかそういった駆け引きが出来る政治家は過去から現在に至るまでほぼ皆無と言えます。

それどころか、他国に迎合するヤツばかりが政治家となってしまって、「国を守る」と言うと逆に「世界平和の敵」みたいな扱いをされてきました。

これも戦後教育の賜と言えばそれまでなのですが、日本人自身が、今まで自分達の生活が守られてきていた、と言う意識に掛けてしまっていたのが、最大の原因でしょう。

その甘さが民主党ごときに騙され、結果、今では自分達の首を絞めまくっているワケです。

ここに来てようやく
「自分達の安全は自分達で守らなくてはいけない」
と言う意識を持つ人が増えましたが、それでも団塊世代が今の日本の要所を占めてしまっているので、このままでは果たしてどうなる事やら。

やはり、戦う準備をしておいた方が良いのかもしれませんね。
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Unknown (Unknown)
2011-07-01 15:20:56
くだらね
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Unknown (名無し)
2011-07-01 15:21:19
くだらね
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Unknown (KY)
2011-07-01 23:19:33
 意味不明のレスを二回も寄越す茶々松君の性根の方が余程「くだらね(爆笑)」。
 ひょっとしてサイコパス?
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Unknown (匿名)
2011-08-01 16:32:50
これを読んであなたの神経を疑いました。だからなんですか?なにが、言いたいのですか?あなたはなにも知らないただの心のない屁理屈人間ですね。あなたみたいな人、消えてほしいです。
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