おもしろき事も無き世を・・・

安倍首相が、今回も靖国参拝を見送ったとか・・・。

首相、靖国参拝見送りへ　秋季例大祭、真榊を奉納

安倍晋三首相は１７日に始まった靖国神社（東京・九段北）の秋季例大祭にあわせ、供え物の「真（ま）榊（さかき）」を「内閣総理大臣」名で奉納した。同神社が明らかにした。首相は２０日までの例大祭期間中の参拝は見送るとみられる。ただ、首相周辺は「例大祭の期間外の参拝もあり得る」としており、首相は引き続き参拝の機会を模索する考えだ。

　首相は１７日午前、首相官邸で記者団の「例大祭での靖国参拝を見送るか」との問い掛けに直接答えず、「おはよう」とあいさつするにとどめた。

　首相は今年４月の春季例大祭の際も「内閣総理大臣」名で真榊を奉納し、参拝を見送った。８月１５日の終戦の日も参拝せず、自民党総裁として玉串料を奉納した。

 

正直言うと、私もちょっと期待していただけにガッカリしましたけど、さりとて「非難」するまでの事ではないと思うのですけどね。

どうも、一部“保守系”っぽい連中が

「安倍が約束を破った！」

「騙された！」

「もう支持しない！」

といきり立っていますが、ちょっと冷静になって考えてみてください。

この「靖国参拝」、安倍さんもポロッと漏らしてしまった様に既に「政治問題化」「外交カード化」しているので、立場上、迂闊に動けなくなってるって事を。

更に、連立組んでる公明党や、自民党内の一部の長老連中からも「参拝するな！」と「脅しに近い要請」を受けていると言う話も聞こえてきています。

そんな中、強硬したらどうなるか、って事位は理解出来ますよね？

更に安倍さんは今国会で「秘密保護法」や「日本版NSC（国家安全保障会議）」の成立にかなり精力を傾けています。

ところが、ここで又もネックになっているのが公明党！

スネに傷持ちまくっている公明党は、この二つが成立する事に対し、ことごとく反対し続けています。

 

ところが昨日、一転して公明党の山口がもの凄いドヤ顔しながら

「自分達の主張が受け入れられた」

として、秘密保護法の成立に賛成する事を発表。

秘密保護法案、公明が大筋合意「取材は正当な業務」

政府と公明党は１６日、特定秘密保護法案の修正案で大筋合意した。政権は「知る権利」「取材の自由」を明記し、新たに公明党の要求に沿って、取材活動を「著しく違法・不当でない限り、正当な業務行為と位置づける」との趣旨の文言を盛り込む。公明党は「知る権利」が担保されるとして法案の了承手続きに入る。政権は来週にも法案を閣議決定・国会提出する見通しで、今国会成立の公算が大きくなってきた。

 

公明党の山口がどんなバカでマヌケで無能だとはいえ、一応連立政党の党首である以上“それなりに持ち上げ”なければなりませんし、法案成立に向けても、自民党側は「それなりの譲歩」をしなくてはならなかった事でしょう。

私は、“譲歩”の一つが「靖国参拝見送り」だと考えています。

TVに写っていた山口の「してやったり」ってツラ見てたら、そうとしか思えないんですよね。

しかしアイツのドヤ顔はホント、ムカツクわあ・・・。

("￣д￣)けっ！

 

又、「参拝見送り」は

「公明党＆自民党内の特亜派に対し、“事実”を突きつける為の手段」

だったのではないか、と勝手に深読みしています。

例えばこの「参拝見送り」に対しては、殆どのマスゴミが「中韓への配慮」と勝手に報道していますが、では、その結果どうなったか、と言うと

中国外務省　靖国不参拝でも供物奉納に反発

【北京＝川越一】中国外務省の華春瑩報道官は１７日の定例記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社への供物奉納について、「改めて日本側に対し、侵略の歴史を適切に正視、真摯に反省し、アジアなど被害を受けた国の人民の感情を尊重し、適切に問題を処理するよう促す」と反発し、安倍首相本人による参拝を控えたことは評価しない姿勢を示した。

 

参拝見送り「配慮と思わない」＝「日中韓」年内開催は困難－韓国

　【ソウル時事】韓国外務省報道官は１７日の定例記者会見で、安倍晋三首相が秋季例大祭での靖国神社参拝を見送ったのは中韓両国への配慮との見方があることについて、「日本国内でそういう意見があるのかもしれないが、韓国など周辺国を配慮した結果という意見には同意できない。韓国の全国民が同じ意見だと思う」と述べた。

 

という具合に、日本側がいくら“配慮した”と言ってもアイツらは「話し合いに応じる」どころか、益々調子に乗って批判し、

「配慮なんか関係無い！靖国の存在自体が悪アルニダよ！」

とキチガイのごとく喚き散らしています。

この事実を持って、安倍さんは

「この前、貴方達の言うように“配慮”したけど、結局何も変わりませんでしたよね？」

と、特亜派に対し「反撃」する事が出来るワケです。

ま、それを言われて素直に引き下がる特亜派とは思えませんが、「それなりの牽制」になる事だけは確か。

更に先ほども書きました通り、靖国参拝は既に「外交カード化」している為、「最も効果的な時にカードを切る」時期を見計らっているとも言えます。

そう簡単に「切り札」を出しちゃあ、勿体ないですからね。

(￣ー￣)ニヤリッ

 

・・・・・・とはいえ、私自身、ここまでの考えに至るのに半日ほどかかりましたけどね。

なにせ、猪突猛進、単純明快、すぐに頭に血が上る性格なので、安倍さんの「参拝見送りがほぼ決定」って記事見た時は、カッカカッカしてましたから(^^;)

でも、その後時間が経つにつれ、更に２ちゃんねるなどでの意見を色々と読んでいるウチに、上記の様な考えに達したと言うわけです。

しかし安倍さんも本当に大変だよなあ。

戦後から数十年も続いていた「サヨク支配」がようやく終わりを告げて「保守的思想」が認められるようになったのは良かったのですけど、今までずっと「日陰者」だったせいか、その「反動」でやたらと過激な言動に出つつあり、あまりにもやり過ぎると、かつての中核派みたいな事になりかねないってのに。

又、その「保守系」が過度に安倍さんに期待している上、昨今の日本では「すぐに結果を求める」傾向にある為、ちょっと“結果”が出なかっただけで「無能」「公約違反」と言われ、更には「アチコチに“配慮”」しただけで、サヨク系、保守系両方から批判されてしまうのですから。

私だったら、とっくの昔にブチ切れてますな！

逆に言えば、それだけ今の日本は「微妙な立ち位置」にいるとも言えます。

しかも目の前には数多くの「分岐点」が出現し、選択肢をちょっと間違えてしまうと「大変な事態」になりかねませんし。

そして、その「間違えやすい選択肢」を大量に出現させてくれたのが、民主党。

アイツら、「分岐点」を作るだけ作って、責任も取らずに逃げやがりましたからね！

 

ただ、色々と情報集めてみると、今の安倍さんは「ブレイン不足」に陥ってるみたいですね。

正確には「使えるブレイン不足」ですが。

当然安倍さん1人では何も出来ない事は誰もが判っていますけど、昨今の色んな出来事を見ていると、どうもあらゆる事案に対する対処が後手後手に回り始めている様な気がしてなりません。

まあ、人材不足は今に始まった事ではありませんが、せめてもう少し「日本の事を考えて動ける人物」が安倍さんのそばにいたらなあ、と。

偉そうですけど、安倍内閣で私が今一番危惧しているのは、「その事」だったりします。

 

そういう点からすれば、この話も「対処が遅れた」のかなあ・・・。

朝鮮総連中央本部、法人が５０億１千万円で落札

競売にかけられた在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）中央本部（東京都千代田区）の土地、建物の落札者を決める開札が１７日、東京地裁民事執行センターであり、「アバールリミテッドライアビリティーカンパニー（Ａｖａｒ　Ｌｉｍｉｔｅｄ　Ｌｉａｂｉｌｉｔｙ　Ｃｏｍｐａｎｙ）」名の法人が５０億１千万円の最高価格で落札した。中央本部をめぐる入札は今回が２度目。入札は２件あり、入札の下限である買い受け可能価額は、前回と同じ約２１億３４００万円。

 

このアバールLLCって法人、ネットで検索しても全然出てこなかったんですよね。

ただ、この“アバール（アファール）”ってのが、５世紀から９世紀の間に存在したモンゴル系の遊牧騎馬民族の名前だった為、モンゴル系の法人ではないか、と言われていました。

その後続報が出て、どうやらやはり「モンゴル系」の可能性が高い事が指摘されています。

会館落札のモンゴル系企業？　総連に便宜か

在日本朝鮮人総連合会の中央本部の建物、土地を落札したのはモンゴル系企業とみられている。北朝鮮とモンゴルは伝統的に友好関係にあり、モンゴル企業であることが確かなら、朝鮮総連側に有利な形で話が進むとの見方も出ている。

　北朝鮮との間に国交のあるモンゴル。両国は経済協力が進んでおり、昨年１１月にウランバートルで４年ぶりに開かれた日朝局長級協議では、北朝鮮側から開催地を打診されて応じたほか、モンゴルの大統領が今月末に訪朝する計画もある。

（中略）

　公安関係者によると、総連は既に東京都文京区の関連施設に空きスペースを準備しており、賃借ができなければ、中央本部の機能を移転させるとみられる。落札者の方針次第では、年内にも明け渡すことになりそうだ。

　落札企業には謎の部分が多いが、モンゴルの企業とすれば、北朝鮮に有利な方向に会館の土地と建物が利用されるとの見方もある。拉致被害者を調べている特定失踪者問題調査会の曽田英雄常務理事は「会館を再開発しないで、朝鮮総連と賃貸契約を結んで貸し出すという狙いもあるのではないか」と推測している。

 

結局、鹿児島の胡散臭い坊主とほぼ同じ状況に陥ってしまったワケです。

というか、外国企業の分、かえって始末が悪くなった気がしますが。

 

それにしても、どうして支那朝鮮が絡むとこうも「スッキリしない」事ばかりが起きてしまうのでしょうな。

「それだけ日本の中枢部にシンパと工作員が入り込んでいる」

と言う事でしょうかねえ。

 

皆、安倍さんには、支那朝鮮に対して「スカっとさせてくれる」事を期待していたのですが、安倍さんも色々としがらみがあって、思った程は動けないみたいですし。

こうなると、やはり民間人の手で「地道」に“ヤツら”を少しずつ追い詰めていくしか、今のところは手段が無いか・・・。

どうやら、もう少し「面白き事も無き世」が続くようです。

 

・・・・・・う～む、本当にまどろっこしいですなあ　(--;) ウ