錦之助ざんまい

時代劇のスーパースター中村錦之助(萬屋錦之介)の出演した映画について、感想や監督・共演者のことなどを書いていきます。

連休を終えて

2010-10-11 16:26:22 | 錦之助ファン、雑記
リーフレット(チラシより立派)がようやく完成した。完成と言ってもまだ刷り上ったわけではなく、組版と校正が終ったところ。明日、印刷所に入れて、ゲラを見て、ゴーサインを出すと、18日(月)に12,000部仕上がる。あいにく私はその時京都にいるので、新文芸坐からリーフレットを500部ほどホテルへ送ってもらうことにしている。
 制作にまる一週間かかった。体調不良で集中力が続かなかったこともあるが、パソコン上の細かい作業に手間取り、また作品解説(高橋かおるさんに頼んだ)以外の文章の作成にかなり苦労したからだ。もちろん、一年ぶりの「錦之助映画祭り」なので、気合いを入れて作ったし、手抜きはしていない。
 ところで、専門的な話になるが、現在私はAdobeのInDesignという編集ソフトを使っている。これは、レイアウトなどに多少職人的技術が必要になる。が、この編集ソフトを私はまだマスターしていない上、私自身几帳面な職人気質なので、細かいところが気になって、それで余計に時間がかかるわけだ。普通、組版は制作会社に外注することが多い。が、私は自分でやっている。出版社として経費削減になるし、本でもチラシでも自分で組版を作った方が好きなようにできるというメリットがあるからだ。ただし、上映会のリーフレット制作は、私が無料でやっているので、メリットがあるのは映画館の方である。実費(印刷費)だけ映画館に支払ってもらっているが、私の労力に対する報酬はゼロ。昨年3月の錦之助映画祭りに始まって、この一年半ほど、立て続けに上映会の企画、宣伝、裏方といったことをボランティアでやっているので、最近はいろいろな点で反省することが多い。というか、多少悩んでいる。好きでやっていることとはいえ、孤軍奮闘、私一人の負担の大きさが次第に増して、疲れが蓄積してきた感じを持っている。
 誰か有能な助手がほしい。若くて、パソコンが使えて、電話受けができて、映画が好きで、錦ちゃんファンで……時給が安くても働いてくれて、性格の良い美人なら申し分ない。そんな人、いるわけがないが……。
 今週は15日の金曜に京都へ行き、翌日から一週間、T・ジョイでの上映会の裏方をやらなくてはならない。ずっとホテル暮らしである。交通費もホテル代も自分持ちだから、金がかかる。その前に、出版社の雑用を片付け、アルバイトの社員と留守中の打ち合わせをしておかなければならない。それと、錦之助映画ファンの会の収支報告書を作り、ファンの会の会員や関係者の宛名シールを作り、封筒に貼って、それを京都へ持っていくつもりである。京都では多分夜は暇になると思うので、リーフレットの発送を行う予定。京都から帰ったら、しばらく休暇を取り、11月16日からの新文芸坐での「錦之助映画祭り2010」に備えたいと思う。
 まだまだ大変である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿