錦之助ざんまい

時代劇のスーパースター中村錦之助(萬屋錦之介)の出演した映画について、感想や監督・共演者のことなどを書いていきます。

ラピュタ「錦之助映画祭り」その6

2019-01-31 01:02:14 | 【ラピュタ阿佐ヶ谷「錦之助映画の上映」】
 有馬稲子さんに電話した。年賀はがきに錦之助映画祭りのことは書いておいたので、どうやら私からの連絡を待っていたらしく、話が早い。
「もう年だから、人前に出るのはヤなんだけど、もういつ死ぬか分からないから、あなたが来てというなら、行くわよ」
「じゃあ、いらしていだだけますか。車でお迎えに行き、お送りしますから」
「ちょっと暖かくなってからがいいわね」
「4月半ばあたりはどうですか」
「そうね、まだ生きてたらね。日にち決まったら、また電話ちょうだいよ」
 まあ、こんな会話があって、有馬稲子さんがトーク・ゲストにいらっしゃることになった。私も有馬さんのトークの聞き手は何度もやっているし、新横浜のマンションへも数度お迎えに行ってお送りしたことがあるので、互いに気心は知れている。以前有馬さんに、「あなた、せっかちで、やり出したら止まらないとこ、錦ちゃんに似てるわね」とお褒めのことばをいただいたこともある。
 これで、『浪花の恋の物語』が上映作品に加わった。



ラピュタ「錦之助映画祭り」その5

2019-01-31 01:00:21 | 【ラピュタ阿佐ヶ谷「錦之助映画の上映」】
 二代目錦之助さんから連絡があり、錦之助映画祭りの初日にご挨拶に来ていただけることになった。3月24日(日)の午後1時、オープニングの『お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷』の上映開始前で、ほんとうにお祭りのしょっぱなである。20分ほどのトークではあるが、二代目は気さくな人柄で、しかも雄弁なので、叔父錦之助やご身内のことなどついて、いろいろ話されるだろう。
 実は、二代目は歌舞伎座公演のまっ最中なのだが、午後3時半に楽屋入りする前の時間をわざわざ割いてくださった。感謝、感謝。多分、和服を着て愛車を運転して来られると思うが、大岡山のご自宅から阿佐ヶ谷へ来て、トークのあと少しだけ映画を見て、銀座の歌舞伎座へ向かうとのこと。
「日曜なら車もすいてるから、大丈夫ですよ」
 以前は私も二代目のファンクラブに入っていて、公演を時々観に行ったり、楽屋へも行ったことがあったのだが、この数年さっぱりだったので、なんだか申し訳ない気持ちがしている。また、歌舞伎、観に行かないと悪いよなあ。



ラピュタ「錦之助映画祭り」その4

2019-01-29 23:32:55 | 【ラピュタ阿佐ヶ谷「錦之助映画の上映」】
 東映のお姫様女優だった円山榮子さんと電話で話し、二つ返事でオーケーをもらった。円山さんは京都に住んでおられるが、『ゆうれい船 前篇』の時、遠路からお祭りに参加してくださる。これで、トーク・ゲストに女優さん三人が決まった。

 上映作品は、29作が確定しているが、石井さんと相談の結果、錦ちゃんの信長を入れた方が良いということになって、『風雲児 織田信長』(河野寿一監督)を追加。それと、美剣士物をあと1本、『美男城』(佐々木康監督)を上映することに。ほんとうは、伊藤大輔監督の『源氏九郎颯爽記 秘剣揚羽の蝶』をやりたかったのだが、東映所有のフィルムがNGだった。
 田坂具隆監督の大作『冷飯とおさんとちゃん』は、ニュープリントが高額でダメなら、国立アーカイブから借りてでも上映したい。あと、16ミリの『お坊主天狗 総集篇』(渡辺邦男監督)と『青雲の鬼』(河野寿一監督)を上映すると、全部で34本。残りはもう1本。これが難しい。
 候補作は、『江戸っ子繁昌記』『浪花の恋の物語』『家光と彦左と一心太助』『血斗水滸傳 怒涛の対決』が上がっている。『浪花の恋~』を選んで、有馬稲子さんをお招きするかどうか?


ラピュタ「錦之助映画祭り」その3

2019-01-29 15:02:04 | 【ラピュタ阿佐ヶ谷「錦之助映画の上映」】
 女優の北沢典子さんと入江若葉さんに電話して、錦之助映画祭りのトーク・ゲストをお願いした。お二人とも快諾。北沢さんは『反逆児』の時、若葉さんは『宮本武蔵』と『冷飯とおさんとちゃん』の時、20分くらいお話ししていただけることになった。北沢さんは鶴見にお住まいなので、私が車でお迎えにいくことになるだろう。

 歌舞伎役者の二代目中村錦之助さんにも電話した。『蜘蛛の巣屋敷』の時に是非いらしてほしいとお願いした。『蜘蛛の巣屋敷』は、錦之助さんの一家が総出演していて、二代目錦之助の父上の芝雀さん(四代目時蔵)の美しい女形姿も見られる貴重な映画である。二代目は4月は芝居の日程が詰まっているけど、スケジュールを確かめて、また連絡をくださるとのこと。

 トーク・ゲストは、あと二人くらいお呼びしたいと考えている。


ラピュタ「錦之助映画祭り」その2

2019-01-28 22:13:37 | 【ラピュタ阿佐ヶ谷「錦之助映画の上映」】
ラピュタ阿佐ヶ谷「錦之助映画祭り」上映作品(確定分29本)を監督別に並べておきます。

佐々木康作品(3本)『曽我兄弟 富士の夜襲』『水戸黄門』『江戸っ子奉行 天下を斬る男』

松田定次作品(4本)『任侠清水港』『ゆうれい船 前篇』『ゆうれい船 後篇』『隠密七生記』

マキノ雅弘作品(4本)『おしどり駕篭』『清水港の名物男 遠州森の石松』『弥太郎笠』『若き日の次郎長 東海の顔役』

加藤泰作品(4本)『源氏九郎颯爽記 白狐二刀流』『風と女と旅鴉』『瞼の母』『沓掛時次郎 遊侠一匹』

河野寿一作品(2本)『独眼竜政宗』『浅間の暴れん坊』

沢島忠作品(4本)『一心太助 天下の一大事』『殿さま弥次喜多 怪談道中』『お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷』『一心太助 男の中の男一匹』

内田吐夢作品(5本)『宮本武蔵』五部作

伊藤大輔作品(1本)『反逆児』

山下耕作作品(1本)『関の彌太ッペ』

五社英雄作品(1本)『丹下左膳 飛燕居合斬り』