この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

イーグル・アイ。

2008-10-21 00:04:11 | 新作映画
 D・J・カルーソ監督、シャイア・ラブーフ主演、『イーグル・アイ』、10/18、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞。2008年46本目。

 単純にアクション映画として本作を評鑑賞すると正直イマイチなような気がします。そういった映画を観たいのであれば『アイアンマン』や『ウォンテッド』の方がよほど出来がいいので、そちらの方をお勧めします。
 アクションを抜きにして一映画として評価した場合でもおせじにもいい出来とはいえません。物語の最後で主人公とヒロインが唐突にくっついちゃうんですけれど、本当にそれが唐突で、えぇ?そういう伏線ってあったっけ?と思わずにはいられません。
 また一つ一つのシーンがどこかで観たようなものばかりでほとんど印象に残りません。カーチェイスシーン、格闘シーンなども手に汗握るような迫力は感じられませんでした。はっきりいって監督のD・J・カルーソの本作での演出はド下手だと思います。

 ただ、本作の原案を考えたスティーブン・スピルバーグが本作に込めたメッセージには全面的に共感しますけどね。
 つまり、スピルバーグがいいたいことは『愛国者法』なんてろくなもんじゃない、ってことだと思います。それには激しく同意します。
 おそらく、スピルバーグはまず主張ありきだったのでしょう。けれどもその主張を声高らかに謳ったとしても、耳を貸すものは少ないに違いない。
 だから、適当にストーリーとアクションをくっつけて娯楽作品に仕上げた。そういったところなのではないでしょうか。
 まぁでもそんなふうに適当に作られてはいてもそれなりに楽しめる作品にはなっているのですから、さすがはスピルバーグといってよいのかもしれません。

 ところで、テレビブロスの映画レビューで本作を紹介するに当たり、『2001年宇宙の旅』を引き合いに出している映画ライターがいたんですけれど、それはいくらなんでもネタバレが過ぎるんじゃないだろうかって思いました。
 個人の映画ブログならともかく、一般公開前の雑誌の映画レビューでそれはないですよね。
 おかげでこっちは観る前からオチがわかっちゃいましたよ。まぁ早々とわかるオチではあるけれど。。。 

 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)といったところです。
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眠れない・・・。

2008-10-20 00:47:28 | ゲーム
 眠れない・・・。
 といっても不眠症に悩んでるというわけではなくて、将棋の第21期竜王戦渡辺明竜王VS羽生善治名人の七番勝負第一局が終盤に差し掛かって、勝負どころを迎え、目が離せないからなんですけどね。
 後手の羽生が勝勢だったところどうやらミスった模様・・・。
 個人的には渡辺を応援しているのだけれど、果てさて勝負の女神はどちらに微笑むやら。

 それにしてもなぁ、どうして日曜日の夜に中継されるような日程を組むんだろう。一日早ければ余裕で鑑賞出来るというのに。対局場所がフランスってことに関係してるんだろーか?
 とにかく早く寝らせてくれ~!!っていいたいです(勝手に寝ればいいんだけどさ)。
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こんなん見つかりました。

2008-10-19 17:53:15 | 日常
 始まりは『コマンダーゼロ』を読みたい、と思って読まなくなった漫画や小説などが入った段ボール箱を納戸と化していた隣り部屋の押入れから引っ張り出して中身を確認していただけだったのですが、いつの間にか収拾がつかなくなって、隣り部屋全体を片付ける羽目になってしまいました。
 とりあえず不要になったものはこの部屋に置いておけ、みたいな感じでとっ散らかるだけとっ散らかった隣り部屋だったのですが、悪戦苦闘すること半日、ようやく何とか整理がつきました。
 片付けることイコール捨てることだと思うのですが、自分の目から見て、一番不要なものは兄貴が残していった結構な量の古雑誌や旅行関係の書籍なんですよね。
 人には誰しも他人には理解出来ない思い出の品や残したい記録があると思います。それはわかる。
 でも、兄貴が残していった1992年版の月刊バスケットボールや十五年前の温泉宿ガイドなんて思い入れがあるようには思えないし、今後読み返したり、役に立つことがあるようには思えない。
 それでも本人には大切なものなんだよ、と仰る方もいるかもしれません。
 でもそれなら新築した自分の家に持っていけよ、と思うのです。大切なものなら自分の手元に置いておけ、といいたい。
 こっちは部屋が狭いという理由でたびたび読まなくなった漫画や小説を新古書店に持っていって処分してるっていうのに・・・。
 自分の主張は正当だと思いますが、残念ながらうちの兄貴は正当な主張が通じる相手じゃないんですよねぇ。
 古い雑誌や書籍は持って行ってくれ(もしくは処分したい)といっても、置いとけばいいだろ、の一言で終わっちゃうんだよなぁ。

 で、ここまでが前振り(やたら長くて愚痴っぽい前振りだな!)。笑。
 兄貴は自分と違って体育会系なんですが、それでいてアイドルオタクだったりするわけなんですよね。
 まぁ別にアイドルオタクであること自体は悪いことでも何でもないとは思うのですが、松田聖子のコンサートに行って、おにゃんこクラブの(ファイナル)コンサートに行って、岡村孝子のコンサートに行くというのは(たぶん他にも行ってる)オタクとして、あまりに節操がないんじゃないの?といいたくなります。


   


 今回隣り部屋を片付けていたら、岡村孝子の1989年のコンサート・ツアーのパンフレットが出てきたんですけれど、どなたか欲しいって人、いらっしゃいますか?紛失しても絶対本人は気づかないと思うので、応相談でお譲りいたしますが・・・(うわぁ極悪!!)。

ps.結局『コマンダーゼロ』は見つかりませんでした。くっそー、間違って処分してしまったか・・・。
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真夜中の死闘。

2008-10-18 21:11:29 | 戯言
 ヤツの名前は敢えて伏せようと思う。ヤツの忌むべき名前を耳にしただけで卒倒する、気の弱い人間も少なからずいるからだ。
 それぐらい恐ろしい存在だということだ。ヤツのせいで今までどれぐらいの人間が地獄を見たのか、定かにはわからない。
 だが、今回ばかりはヤツも相手が悪かった。この俺が相手では地獄を見るのはヤツの方だ。
 ヤツは俺の姿を目にするとビビッたのか、微動だにしなかった。
 俺はその隙を見逃がさなかった。
 俺の体の中にあるすべてのカオスエネルギーを凝集してヤツへと叩き込んだ。

 喰らえ、超絶奥義ジェット・ブレード・クラッシュ!!

 手応えあり、、、だがヤツは平然としている。
 な、なにぃ、ジェット・ブレード・クラッシュが効かない!?そ、そんな馬鹿な!!
 さらに二撃、三撃と加える。だが、やはりヤツの様子に変わりはない。ジェット・ブレード・クラッシュをまるで五月のそよ風のように受け流している。
 ヤツは不死身なのか・・・。
 ありえざる疑念が心に浮かぶ。
 そのときヤツの体がビクッと震えた。
 そうか、やはり俺の技は効いているのだ。
 ここぞとばかりにとどめのジェット・ブレード・クラッシュを放った。
 決まった!!
 ヤツは悶絶しながら息絶えた・・・。
 俺は勝った。だが、ヤツらとの戦いはこれからも続くだろう。戦士に休息はない。





 いや、もぅほんと、久しぶりに出没しやがったんでチョーあせりましたよ。殺虫剤をいくら吹きかけても全然効いた様子がないの!泣きそうになりましたね。
 一応くたばったみたいですが、、、一晩様子を見たいと思います。ティッシュで掴もうとして動き出したら嫌だし。(逆さにした)ガラスの小瓶で閉じ込めました。その小瓶ももちろん処分するつもりです。
 明日の朝が憂鬱だ!!!
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コマンダーゼロ。

2008-10-17 23:09:10 | 漫画・アニメ
 夜中に突然『コマンダーゼロ』が読みたくなりました。
 『コマンダーゼロ』といってもほとんどの方は聞いたこともないでしょうし、もし読んだという方がいたらそれこそ奇跡だと思います。

 かの少年ジャンプには(十三週での)打ち切り漫画がそれこそ数え切れぬほどあるのですが、その中でもはや伝説と化している打ち切り漫画が二つあり、そのうちの一つがこの『コマンダーゼロ』なのです(もう一つが荒木飛呂彦の『バオー来訪者』)。
 まぁ打ち切られたぐらいなのですから、連載中は不人気もいいところだったのですが、連載終了後にカルト的な人気を博し、その証拠に上に貼り付けたwikipediaの解説は尋常じゃなく詳しいです。誰が書き込んだかは知りませんがいい仕事しています!

 とにかく熱いんですよ。熱血ヤローが主人公の漫画といえば枚挙に暇がないと思いますが、本作の主人公のゼロぐらい熱い奴はいない、そう思ってます。
 また敵がカッコいいんだ!!その目から「熱きまなざし」を発する「閃光のカッシェル」、電撃を自在に操る「電光のアレクス」、もうしびれるぐらいにカッコいいのです。

 まぁ読みたくなった、といっても家のどこかにはある(はずな)ので、探し出せば読めるのですが、、、これが探せども探せども見つからない。
 おっかしいな~、今まで部屋が狭いからという理由で『バスタード』や『封神演義』、『ギャラリー・フェイク』、『彼氏彼女の事情』など今までいくつもの漫画を古本屋に叩き売ってきた自分ですが、『コマンダーゼロ』だけは売るはずはないのだけれど。
 自室と物置部屋と化している隣り部屋の中を散々引っ掻き回しましたが、結局見つかりませんでした(本棚を一から整理しなおしたのに!)。自分の記憶にないだけで、古本屋に引き取ってもらったのかなぁ。。。

 こうなるとますます読みたくなるのが人情というもの、明日から古本屋巡りをすることになりそうです(それと平行して部屋の片付けも進めます。自分の記憶では家の中にあるはずなので)。
 果たして『コマンダーゼロ』を再び読める日が来るのでしょうか?
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特別版。

2008-10-16 23:44:27 | 読書
 現在自分には無条件で新刊を購入することを決めている作家が四人います。全作品を購入しようと思っているので自分では彼らのことをコンプリート作家と呼んでいます。
 コンプリート作家は伊坂幸太郎、乙一、辻村深月、森見登美彦の四人です。
 以前はこの四人の他に浅田次郎や京極夏彦などがいたのですが、今ではそうではなくなってしまいました。

 さて、コンプリート作家は四人しかいないというのに、なぜだか新作の出版時期が重なる傾向にあります。これが四人ではなく十人、もしくは森博嗣や赤川次郎など多作系の作家がいるというならばともかく、四人は四人ともどちらかというと寡作なので、出版時期が重なるのは本当に不思議です。

 丁度一年前は伊坂幸太郎の『ゴールデン・スランバー』と乙一の『ジョジョの奇妙な冒険』の出版時期がほぼ一緒でした。
 今月は伊坂幸太郎の『モダン・タイムズ』と辻村深月の『ロード・ムービー』が出版されます。
 同じ講談社から出版されるので発売日も一緒、、、といいたいところですが、なぜだか『ロード・ムービー』の方は『モダン・タイムズ』より一週間遅れで発売されます。これも不思議といえば不思議。伊坂幸太郎と辻村深月の知名度の差かな?

 ここからが本題なのですが、先行して発売される『モダン・タイムズ』の方を本日入手しました。
 それでですね、この『モダン・タイムズ』、CDでもないのに通常版と特別版の二種類あるんですよ。内容に違いがあるわけでなく、挿絵があるかどうかの違いなのですが、価格にも差があって特別版の方が約1000円高いのです・・・。
 まぁ給料日前だし、一週間後には『ロード・ムービー』も買わなくちゃいけないし、通常版でいっか、と思っていたのですが、なぜかしら本屋のレジに特別版の方を差し出す自分がいましたよ。。。
 講談社!!あんまりあこぎな商売をするんじゃねぇよ!!
 本屋を後にしながら心の中でそう毒づいてしまいました。まぁ納得づくの買い物ではあるんだけどね。。。 
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リア・ディゾンの結婚でビックリ。

2008-10-15 23:14:35 | 戯言
 最近ビックリしたこと、それはリア・ディゾンの結婚・妊娠の電撃発表、、、ではなく、そのことを報じる記事での彼女の肩書き。以下記事より引用。

「7歳年上のスタイリストとの結婚・妊娠を電撃発表した歌手のリア・ディゾンが15日(水)に都内で開いた結婚報告会見は、事前に事務所サイドが質問事項を用意するという極めて異例なものとなった。」

 えぇええええええ!!!リア・ディゾンって歌手やったんか~~~い!!
 てっきりモデルか、もしくは単なる(外国人)タレントさんかと思ってましたよ。

 でもあれですよね、リア・ディゾンごとき(おぃ)が歌手を名乗れるっていうのなら、自分にどんな肩書きをつけても許されるのではないでしょうか。
 というわけでいろいろ考えてみました。
 そうだなぁ、まぁとりあえず小説家を名乗ろうかなぁ(ここ何年も小説書いてないけどな!)、折鶴作家でもいいかな(マイナーすぎるじゃろ!!)、待て待て映画ライターでもいけるよーな気がする(いけねーよ)、むぅ、、、いろいろ才能がありすぎて一つに絞り込めない!!(ほんとかよ!!)
 しばらく考えた末に肩書きを決めました。
 これからは「夢追い人・せぷ」という肩書きで行こうかと思います。どうぞよろしくお願いします(「夢追い人」って単なるフリーターの別称だから!!)。

 皆さんは、どんな肩書きでも許されるとしたら、自分自身にどんな肩書きをつけますか?
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島原・雲仙旅行記、その3。

2008-10-14 00:04:56 | 旅行
 翌朝は七時ぐらいに朝食を取りました。
 旅館で食べる朝食ってどうしてこうも美味しいんでしょうね、っていうのはよく言われることですが、自分としては正直昨日の夕食の三分の一をここに回してくれ、って思いました。笑。

 八時半ぐらいに旅館を出発し、雲仙にある『ふれあいの村』というところに行きました。目的は体験陶芸です。
 自分は旅行に行くたびに体験陶芸をしています。だいたい観光地と呼ばれているところには体験陶芸が出来るところがあるものなんですよね。
 自分でいうのもなんですが、結構陶芸には自信がありました。今使っている湯飲みや茶碗も体験陶芸で作ったものですし。
 しかしそんな自信も今回の体験陶芸で粉々に打ち砕かれました。
 というのも今回の体験陶芸での指導が今までで一番本格的で、一番丁寧で、しかもマン・ツー・マンでした。
 自分の陶芸技術の未熟さが嫌っていうほどわかりました。そして陶芸の奥深さを垣間見たような気がします。
 考えてみたら、これまで体験陶芸をするときはたっちゃんやお袋が一緒だったんですよね。おせじにも器用とはいえない同行者の作品と比べたら、まだしも自分の作品の方が出来栄えがいいに決まってます(たっちゃん、ゴメン!)。
 でもその自信がただの自惚れに過ぎないってわかっただけでも今回体験陶芸をした甲斐があったってものです。
 作品が仕上がってくるのはおよそ二ヵ月後なのですが、果たして出来栄えや如何に?

 体験陶芸を終えて、雲仙へ温泉に入りに行きました。
 ここで自分は一つの選択を迫られました。
 それは一流ホテルの露天温泉に入るか、それとも公衆浴場にするか、です。
 少しばかり迷いましたが、この旅の最後はデラックスに締めくくりたい、という思いがあったので、入湯料100円の『湯の里共同浴場』に入ることにしました(どこがデラックスなんだ。。。)。
 いやぁ、本当にいいお湯でしたよ。この共同浴場には入湯料では計れない、歴史の重みというデラックスさがありました(お、旅番組のまとめみたいだな!)。

 それから先は特に報告するようなこともなく、我が家へと続く道を延々と愛車フィットを運転しました。途中コンビニの駐車場で激睡したり、竹崎で蟹を買ったりしましたが。
 まぁ唐突に旅行に行こうと思い立ち、ほとんど消去法で行く先を決めましたが、案外充実した旅になりました。
 でもやっぱり出来ればもう少しアバンチュール的な要素が欲しかったです(結局それかよ!!)。
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島原・雲仙旅行記、その2。

2008-10-13 18:03:49 | 旅行
 行き当たりばったりで出かけた旅行で、行き当たりばったりで泊まることにした旅館はとんでもない旅館でした。

 通された部屋がよくテレビで特集されてる欠陥住宅みたいに微妙に歪んでました。冷蔵庫と柱が平行じゃないんですよ。それに床も何だか平面ではないような?もしビー玉かパチンコ球か持っていたら畳の上に置いてどっちに転がっていくか試していたことでしょうね。笑。
 でもそのことはあまり気になりませんでした。何しろこちらも別府へ旅行に行った際は2500円の部屋に素泊まりし、萩に行った際は一泊二食つきで6800円の部屋に泊まった歴戦の勇士なので、雨露がしのげ、ノミ・シラミの類いが出ない部屋ならばそれで充分なんです。
 ではその旅館の何がとんでもなかったのかというと、夕食の量がとんでもなく多かった。笑。


 


 写真でわかるかどうか、お刺身だけでも四皿ありました。その他に蟹があって、鴨のローストがあって、さらに写真には写ってないですが、煮魚があって、茶碗蒸しがあって、牡蠣フライがあって、さらにさらにこれが出てきたときは思わず仲居さんに「これ、一人前ですか?」と聞いてしまいましたよ。


 

  
 牛しゃぶ
 さすがにこれは食えんだろー、と思いましたよ。宿の人は自分のことを大食い選手権出場者か何かと勘違いしてるんでしょうか。
 でも頑張って食べました。美味しかったですし、やっぱり出来るだけ残したくなかったですしね。
 デザートのメロンを平らげた時には久しぶりにめちゃくちゃ食ったなぁと思いましたよ。
 なので続けてこれが出てきた時には目が点になりましたね。


 


 握り寿司
 何でしょうか、島原の人はデザートの後にご飯を食す習慣でもあるのでしょうか?それとも単純に仲居さんが出す順番を間違えただけ?
 もうねー、さすがに無理だと思いましたよ。
 第一メロンを食した時点で「これでようやくすべての戦いが終わった・・・」って緊張が解けてますからね。
 それなのにそこに握り寿司ですからね。まるで敵軍の精神が弛緩した、その一瞬の隙を突く諸葛孔明の戦術を思わせました。
 でも美味しかったです、握り寿司(結局食ったんかい!)。

 建物自体は古くて、おせじにもオシャレな宿とはいえないですけど、料理はとても美味しくて、何より低料金なので、自分がこの日泊まった『岩永旅館』はまずまずお薦め出来ます。
 ただ一つだけ難をいわせてもらいたいことがありました。
 この旅館、源泉100%のかけ流し天然温泉なんですよね。しかも(毎朝の清掃時間以外)二十四時間いつでも入浴出来るというのが売りなんです。その気になれば夜中の三時でも四時でもいつでも入ることが出来ます。
 何だ、二十四時間いつでもお風呂に入れるなんて結構なことじゃないか、そう仰る方もいるかもしれません。
 でも、二十四時間入浴可能ってことは二十四時間ボイラーが稼動してるってことなんですよね。
 自分が泊まった部屋はボイラー室の真上にあるのか、一晩中グォングォンとボイラーの稼動する音がして、まるで宇宙戦艦ヤマトの機関室にでもいるかのようでした。
 自分が車中泊をするというと、よく車の中で眠れますね、といわれることが多いのですが、この日泊まった部屋に比べるとはるかに車の中の方が安眠出来ます。
 といってもこのことは自分が泊まった部屋に限っての問題なのかもしれないですし、逆にボイラー室の真上にあるような部屋だからこそ三連休の初日でも空いていたのかもしれません。笑。
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島原・雲仙旅行記、その1。

2008-10-12 23:47:21 | 旅行
 今回の島原・雲仙旅行は結局二泊してきました。

 一泊目は既に記事に書きましたが、西海橋公園付近の廃業したドライブインの駐車場に勝手に車を停め、一晩過ごしました。
 でもどうせなら西海橋公園の駐車場に車を停めればよかったです。翌朝車の外に出たら大量の蚊に襲われたので。

 それはさておき、軽く朝食をとったあと、西海橋公園に移動しました。
 そこで衝撃の事実が判明。
 自分は島原・雲仙方面に向かうには西海橋を通らなければいけないと思っていたのですが、公園の案内所の人から、島原・雲仙に行くのに西海橋を通る必要は全然ない(行けないことはないが遠回りになる)ことを教えられました。
 まぁいいけどね、このルートを通らなければ件の三本の塔を目にすることもなかったのだし、、、って、そんな絶対見た方がいい、見なければ損!ってほどのシロモノでもないんですけどね。笑。

 三本の塔の正体、、、それは新興宗教が宇宙人と交信するために建てたのではなく、科学者が地熱発電の研究のために建てたのでもなく、旧日本海軍が無線塔として建築したものでもなく、、、あ、違った、今のが答えです。笑。
 三本の塔、正式名称は『針尾送信所無線塔』といいます。
 でもまさか旧日本海軍の遺物が平成の世の中にでで~んと鎮座ましましているとは思わないですよねぇ。
 っていうか、大正時代の建築物で耐久性に問題はないのかなぁ。近くを通っていて、突然倒れてきたら嫌だよね(嫌だとかいう問題ではない)。

 気を取り直して西海橋公園から島原・雲仙方面へ向け、出発。
 道を間違えたり(カーナビついてるのにね)、休憩を取ったりしながら、昼過ぎになってようやく「みずなし本陣ふかえ」という道の駅に到着しました。
 ここでのことは特に書くことはありません、、、ただ、日本最大級の道の駅とか一日中遊べるテーマパーク型道の駅とか大層なことを謳っている割には大したことないというか、、、って書いてるじゃん。笑。
 ただ、普賢岳の噴火の際に有名になった水無川には本当に水がなかったです。

 その後、島原へと移動、島原城の駐車場に車を停め、城下町を散策(お城の駐車場に車を停めたくせに天守閣には登りませんでした。だって別途料金がいるんだもん。笑。)。
 アーケード街をぶらぶらしたのですが、感想は、、、むぅ、寂れてる。。。といっても島原のアーケード街が殊更寂れてる、ってわけではないんですよね。全国的にアーケード街と呼ばれるものが寂れている、もしくは寂れる運命にあるといえるのではないでしょうか。少なくとも鳥栖や久留米のアーケード街はそうですね。
 個人的にはノスタルジーを感じさせるのでアーケード街をうろつくのは好きなんだけどなぁ。

 アーケード街を散策し終えて、駐車場に戻ろうとしたのが午後四時ぐらいだったでしょうか。この時点では泊まるか、帰るか、決めてませんでした。というか、この時点ではこのまま帰るつもりでした(実際家にその旨電話しました)。
 でも気づいたんですよね、わざわざ遠く島原くんだりまで来ておきながらこの時点でしたことといえばドライブインの駐車場で夜を過ごし、シケた道の駅に立ち寄り、寂れたアーケード街をうろついただけって。
 何しにきたんだ、お前は、って思って、もう一晩泊まることにしました。
 で、泊まる場所なんですが、さすがの自分も二泊続けての車中泊は嫌だったのでフツーに宿を探すことにしました。
 第一候補が駅前にあるビジネスホテル。そこは一泊4200円でインターネット使い放題だったので、悪くはないなと思ったのですが、でもその手のビジネスホテルは全国どこでもあるので、最終的に他になければそこに泊まるつもりでした。
 第二候補がアーケード街をぶらついていたときに見つけた旅館でした。でもまぁ三連休の初日にいきなり泊めてくださいといったって、そりゃ無理ってもんだろうと思ったのですが、一応ダメ元で交渉してみたんですよね。
 そしたら部屋はあるっていうじゃないですか。
 値段を聞いてみたところ一泊二食税込み10000円とのこと。これが12000円だったらたぶんビジネスホテルに泊まってたと思います。
 でも10000円丁度なら、、、清水の舞台から飛び降りるつもりでこの旅館に泊まることにしました。
 ところがこの旅館が思ってもみない旅館だったんです。

                            続く。 
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