D・J・カルーソ監督、シャイア・ラブーフ主演、『イーグル・アイ』、10/18、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞。2008年46本目。
単純にアクション映画として本作を評鑑賞すると正直イマイチなような気がします。そういった映画を観たいのであれば『アイアンマン』や『ウォンテッド』の方がよほど出来がいいので、そちらの方をお勧めします。
アクションを抜きにして一映画として評価した場合でもおせじにもいい出来とはいえません。物語の最後で主人公とヒロインが唐突にくっついちゃうんですけれど、本当にそれが唐突で、えぇ?そういう伏線ってあったっけ?と思わずにはいられません。
また一つ一つのシーンがどこかで観たようなものばかりでほとんど印象に残りません。カーチェイスシーン、格闘シーンなども手に汗握るような迫力は感じられませんでした。はっきりいって監督のD・J・カルーソの本作での演出はド下手だと思います。
ただ、本作の原案を考えたスティーブン・スピルバーグが本作に込めたメッセージには全面的に共感しますけどね。
つまり、スピルバーグがいいたいことは『愛国者法』なんてろくなもんじゃない、ってことだと思います。それには激しく同意します。
おそらく、スピルバーグはまず主張ありきだったのでしょう。けれどもその主張を声高らかに謳ったとしても、耳を貸すものは少ないに違いない。
だから、適当にストーリーとアクションをくっつけて娯楽作品に仕上げた。そういったところなのではないでしょうか。
まぁでもそんなふうに適当に作られてはいてもそれなりに楽しめる作品にはなっているのですから、さすがはスピルバーグといってよいのかもしれません。
ところで、テレビブロスの映画レビューで本作を紹介するに当たり、『2001年宇宙の旅』を引き合いに出している映画ライターがいたんですけれど、それはいくらなんでもネタバレが過ぎるんじゃないだろうかって思いました。
個人の映画ブログならともかく、一般公開前の雑誌の映画レビューでそれはないですよね。
おかげでこっちは観る前からオチがわかっちゃいましたよ。まぁ早々とわかるオチではあるけれど。。。
お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)といったところです。
単純にアクション映画として本作を評鑑賞すると正直イマイチなような気がします。そういった映画を観たいのであれば『アイアンマン』や『ウォンテッド』の方がよほど出来がいいので、そちらの方をお勧めします。
アクションを抜きにして一映画として評価した場合でもおせじにもいい出来とはいえません。物語の最後で主人公とヒロインが唐突にくっついちゃうんですけれど、本当にそれが唐突で、えぇ?そういう伏線ってあったっけ?と思わずにはいられません。
また一つ一つのシーンがどこかで観たようなものばかりでほとんど印象に残りません。カーチェイスシーン、格闘シーンなども手に汗握るような迫力は感じられませんでした。はっきりいって監督のD・J・カルーソの本作での演出はド下手だと思います。
ただ、本作の原案を考えたスティーブン・スピルバーグが本作に込めたメッセージには全面的に共感しますけどね。
つまり、スピルバーグがいいたいことは『愛国者法』なんてろくなもんじゃない、ってことだと思います。それには激しく同意します。
おそらく、スピルバーグはまず主張ありきだったのでしょう。けれどもその主張を声高らかに謳ったとしても、耳を貸すものは少ないに違いない。
だから、適当にストーリーとアクションをくっつけて娯楽作品に仕上げた。そういったところなのではないでしょうか。
まぁでもそんなふうに適当に作られてはいてもそれなりに楽しめる作品にはなっているのですから、さすがはスピルバーグといってよいのかもしれません。
ところで、テレビブロスの映画レビューで本作を紹介するに当たり、『2001年宇宙の旅』を引き合いに出している映画ライターがいたんですけれど、それはいくらなんでもネタバレが過ぎるんじゃないだろうかって思いました。
個人の映画ブログならともかく、一般公開前の雑誌の映画レビューでそれはないですよね。
おかげでこっちは観る前からオチがわかっちゃいましたよ。まぁ早々とわかるオチではあるけれど。。。
お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)といったところです。