この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

本当に卒がないと思った『AIR/エア』。

2023-04-09 16:32:12 | 新作映画
 ベン・アフレック監督、マット・デイモン主演、『AIR/エア』、4/8、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(ACチケット835②にて鑑賞料金1000円)。2023年20本目。

 この日二本目に観たのは誰もが知っているナイキのバスケットシューズ「エアジョーダン」の、誰も知らない誕生秘話である『AIR/エア』です。
 バスケファン、NIKEファンはもちろんのこと、(ビジネスに限らず)サクセスストーリーが好きな方必見の一本です。

 ベン・アフレックの映画作りの上手さが如何なく発揮されています。
 本当に卒がないというか、隙がないというか。
 普段映画を観るとき、自分はどうしても重箱の隅を突くような見方をしてしまうのですが、この映画に限っては言うことがありません。
 今、映画を観ようと思っていて、何を観るか決めきれていない人には本作を強くお薦めします。

 さて、映画の内容とは直接関係ないことですが、本作はアマゾンスタジオ、つまりAmazon製作の劇場映画第一弾なのだそうです(詳しくはこちら)。
 これまでにもNetflixが「グレイマン」や『シカゴ7裁判』といった配信用の作品をプロモーション的位置づけで劇場公開したことはありましたが、『AIR/エア』の公開の意味合いはそれらとは異なるようで、アマゾンプライムでの配信は早くても夏ごろとのことです。
 
 アマゾンプライムにしろ、Netflixにしろ、配信サービスは映画が劇場で公開されることには消極的なのかと思っていたのですが、必ずしもそうではないようですね。
 どの配信サービスも利用していない自分には嬉しいニュースではあるのですが、Amazonの映画業界参入は時代の流れに逆らう行いのようにも思われ(映画業界に参入することでAmazonにメリットがあるとは思えない)、何か裏があるのではないかと勘繰ってしまいたくなります。
 考えすぎだとは思うのですが…。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★

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