この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

唯一無二の折り紙漫画を読んでみた。

2016-10-13 18:29:51 | 漫画・アニメ
 『ヒカルの碁』の囲碁、『ちはやふる』の競技かるたなど、マイナーなジャンルの遊戯やスポーツが漫画の題材になり、それらが脚光を浴びる、ということがあります。
 先月、ボードゲーム大会に参加した時に、ボードゲームを題材にした『放課後さいころ倶楽部』という漫画を読み、へぇ、こんな漫画まであるのかぁと感心しました。
 『放課後~』は純粋に漫画としても面白いですが、ボードゲームの入門書としても最適だと思います。

 さて、翻ってマイナーな趣味であることにかけては他の追随を許さない折り紙ですが、折り紙を題材にした漫画は存在しません、、、と思っていたのですが、検索したところ一つだけヒットしました。
 その唯一の折り紙漫画とは日下直子著、『ヤマありタニおり』(全三巻)です。

 この漫画の存在を知って以来、どんなものか気になって、行動範囲内の書店、古書店、回れるだけ回ってみました。十軒ぐらいは回ったかな~、しかしどこにも在庫は無し。そんなに古い漫画というわけでもないのだけれど(一巻がちょうど七年前ぐらい)。

 仕方なく、Amazonで発注することにしました。
 しかしこれまでAmazonで中古漫画を注文したことがなかったのでいろいろ苦労しましたよ、、、といっても単に自分が発注の際の注意書きをよく読んでなかっただけですが。汗。

 そんな苦労して注文した『ヤマありタニおり』が今日配達されましたよ!じゃーん!!


   

 早速読んでみましたよ。
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 この『ヤマありタニおり』、実は(って断ることでもないですが)ギャグ漫画なんですが、Amazonのカスタマーレビューでは「腹筋崩壊」とまで書いてあります。どんだけ面白いんだろうと思いながら読み進めていたところ、主人公の相田君が内気で人見知りする性格であるにもかかわらず、全国高校折り紙大会の地区予選ですっぽ○ぽんになっちゃうんですよね(パンツすら脱ぐ)。
 ここ、笑いどころなのかなぁ。
 自分はちっとも笑えなかったけど。

 あと、漫画なんだからそんなところを突っ込むなと言われそうですが、最終話で転校することになった相田君がそれまで世話になった四人にそれぞれ千羽鶴を贈ることになって、、、いやいや、それ、絶対無理だろうと思っちゃいました。
 自分はそれなりに折るのは早い方だと自負しています。それでも折り鶴を折るのに一羽10分ぐらいはかかるかな。1羽10分だとすると1時間だと6羽折ることになって、4000羽折るのに、えーっと、えっと、、、誰か計算してください。笑。
 とにかく無理なんですよ。作中では相田君は出発の日ギリギリに疲労困憊となりながらも4000羽の折り鶴を折り上げるのですが、自分に言わせれば疲労困憊になろうが、瀕死の状態になろうが、無理なものは無理なんです。
 まぁ作者もそれは充分承知しているとは思うのですが…。

 何だか辛口のレビューになっちゃいましたが、折り紙への愛は充分伝わってきたので、読み終わって満足はしましたけどね。
 折り紙を題材にした漫画第二弾に期待です(たぶんない)。
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