この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

その鶏の名は「マイク」。

2018-02-23 21:36:57 | 雑事
 山白朝子の最新短編集『私の頭が正常であったなら』を買いました。
 最初、地元のツタヤに買いに行ったんですよね。
 そしたら発売日はとっくに過ぎているのに新刊コーナーには置いてなくて…。
 次に天神のジュンク堂に買いに行ったのですが、そこの新刊コーナーでも見当たらず、仕方なく店員さんに聞いたら、「あー、入荷してますよー」と連れて行かれたのがオカルト本コーナーでした。笑。
 まぁ確かに帯に「現代奇談」と書かれてはいるけど、出来たらフツーに新刊コーナーに置いて欲しかったです。
 山白朝子が乙一の別名義ってこと、知らないのかなぁ、、、それとも知った上であえて人目に付きにくいオカルト本コーナーに置いたのか。

 さて、まだ途中までしか読んでないのですが、途中まで読んでの感想はというと、まぁまぁ面白いかなといったところ。
 絶頂期の乙一の短編小説は鳥肌が立つぐらい面白かったですけどね、、、『はじめ』とか、『ブルー』とか、『平面犬』とか、よくこんな設定思いついたなと感心するぐらい着想が優れていて、それでいて結末はこれでもか!というぐらい涙腺を刺激して、、、それらの作品に比べると『私の~』に収録されている作品は凡百だといってよいと思います(あくまで私見です)。

 ただ一つだけ、めちゃめちゃ驚いたことがあります。
 収録二作目が『首なし鶏、夜をゆく』というタイトルなのですが、タイトル通り首のない、正確には首をちょん切られた鶏が出てくるのです。
 最初、それって作者の完全な創作だとばかり思っていました。
 だって、首をちょん切られた鶏が生きているわけないじゃないですか。

 が、、、そうではありませんでした。
 首なし鶏って本当に実在していたんですよ。
 その鶏の名は「マイク」と言います。
 首をちょん切られた後、18ヶ月も生きていたそうです。

 そんなのただの都市伝説でデタラメでしょ?と思われる方もいるかもしれません。
 そういう人は【首なし鶏 マイク】で検索してみたらいいですよ。写真がヒットすると思うので(この記事では意図的にリンクさせていませんが)。

 ただし興味本位で検索するのは止めておいた方がいいかもしれません。
 自分はただ驚いただけですけど(ここだけの話、自分がネットの写真を見て驚くというのはひどく珍しいことです)、人によってはショッキングすぎて夜眠れなくなるかもしれないので…。
 
 まぁここまで煽られたら検索せずにはいられないと思いますけどね。笑。

 何事も自己責任でよろしくお願いします。。。
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