藤井道人監督、綾野剛主演、『ヤクザと家族 The Family』、2/13、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2021年6本目。
まずは前言撤回から。
こちらの記事で今回のワンデーフリーパスポートを利用するつもりはないと偉そうなことを書きましたが、ゴメンなさい、思いっきり前言を撤回、パスポートを利用して映画のハシゴをしてきました(公開作品の充実は切に願いますが)。
元々『ヤクザと家族 The Family』は評判も良いようなので観てみたいなと思っていたんですよ。
でも他にこれといって観たい作品がなかったのでパスポートを利用することはないだろうと思っていたのです。
一作しか観ないのではパスポートを購入する必要はないですからね。
けれど、自分が信を置く映画ブログで『哀愁シンデレラ』が猛烈にプッシュされていたので、じゃあ観てみようかという気になりました。
観たい映画が二本なら、あと一本ぐらいは何か適当に決めてもいいですしね。
それに自分はこれまで数え切れないぐらい映画のハシゴをしてきましたが、邦画のハシゴはしたことがありませんでした。
日本人として生まれたからには(?)一度ぐらい邦画のハシゴをしてもいいかと思った次第です。
では一本目の『ヤクザと家族 The Family』の感想から。
ネットでの評判もすこぶるよく、yahoo映画の評価も4.45 点と非常に高いのですが、自分は正直何だかな、と思いました。
どこら辺をそう思ったかというと、例えば敵対組織との交渉が決裂した直後、舘ひろし扮する組長が綾野剛扮する山本とその舎弟を連れて釣りに出かけるシーンがあるんですよ。
え、暢気に釣りに行ってる場合なの?と思ったら、案の定、敵対組織の刺客に襲われ、舎弟が撃ち殺されてしまいます。
ほら見ろ、言わんこっちゃない、と思ったのは言うまでもありません。
本作には人が殺されるシーンが四ヶ所あります。
四つ目は本人もそれを望んでいたようなのでノーカウントでもいいですが、残りの三ヶ所では上述のシーンも含め、殺される側がビックリするぐらい緊張感がないというか、警戒心がないというか、とにかく油断しまくりなんです。
それはちょっとな、と思いました。
それはちょっと、と思ったシーンは他にもあります。
殺人の罪で服役していた山本が罪を犯した夜に一度だけ契りを交わした由香に会いに行くと、驚いたことに彼女は山本との子供である彩と二人で暮らしているんです。
世にシングルマザーはたくさんいます。
彼女たちが一人で子を産み、育てていくことにした決心と覚悟は尊いと思います。
でも殺人犯の子供を身ごもって産む女性はさすがにいないでしょう(決めつけるのもなんですが)。
山本と由香が深く結ばれるに至ったエピソードがあればまだしも、二人は一度か二度デートをしただけなんです。
これで由香が山本の子供を身ごもり、産んでいた、というのはいくら何でも説得力が無さすぎると思いました。
今述べたことは自分的にはちょっとあり得ないと思いましたが、yahoo映画のレビューなどを見て回った限りではそこが気になった、という人はいませんでした。
なので気にならない人は気にならないかもしれません。
自分は気になりますけどね。
お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
まずは前言撤回から。
こちらの記事で今回のワンデーフリーパスポートを利用するつもりはないと偉そうなことを書きましたが、ゴメンなさい、思いっきり前言を撤回、パスポートを利用して映画のハシゴをしてきました(公開作品の充実は切に願いますが)。
元々『ヤクザと家族 The Family』は評判も良いようなので観てみたいなと思っていたんですよ。
でも他にこれといって観たい作品がなかったのでパスポートを利用することはないだろうと思っていたのです。
一作しか観ないのではパスポートを購入する必要はないですからね。
けれど、自分が信を置く映画ブログで『哀愁シンデレラ』が猛烈にプッシュされていたので、じゃあ観てみようかという気になりました。
観たい映画が二本なら、あと一本ぐらいは何か適当に決めてもいいですしね。
それに自分はこれまで数え切れないぐらい映画のハシゴをしてきましたが、邦画のハシゴはしたことがありませんでした。
日本人として生まれたからには(?)一度ぐらい邦画のハシゴをしてもいいかと思った次第です。
では一本目の『ヤクザと家族 The Family』の感想から。
ネットでの評判もすこぶるよく、yahoo映画の評価も4.45 点と非常に高いのですが、自分は正直何だかな、と思いました。
どこら辺をそう思ったかというと、例えば敵対組織との交渉が決裂した直後、舘ひろし扮する組長が綾野剛扮する山本とその舎弟を連れて釣りに出かけるシーンがあるんですよ。
え、暢気に釣りに行ってる場合なの?と思ったら、案の定、敵対組織の刺客に襲われ、舎弟が撃ち殺されてしまいます。
ほら見ろ、言わんこっちゃない、と思ったのは言うまでもありません。
本作には人が殺されるシーンが四ヶ所あります。
四つ目は本人もそれを望んでいたようなのでノーカウントでもいいですが、残りの三ヶ所では上述のシーンも含め、殺される側がビックリするぐらい緊張感がないというか、警戒心がないというか、とにかく油断しまくりなんです。
それはちょっとな、と思いました。
それはちょっと、と思ったシーンは他にもあります。
殺人の罪で服役していた山本が罪を犯した夜に一度だけ契りを交わした由香に会いに行くと、驚いたことに彼女は山本との子供である彩と二人で暮らしているんです。
世にシングルマザーはたくさんいます。
彼女たちが一人で子を産み、育てていくことにした決心と覚悟は尊いと思います。
でも殺人犯の子供を身ごもって産む女性はさすがにいないでしょう(決めつけるのもなんですが)。
山本と由香が深く結ばれるに至ったエピソードがあればまだしも、二人は一度か二度デートをしただけなんです。
これで由香が山本の子供を身ごもり、産んでいた、というのはいくら何でも説得力が無さすぎると思いました。
今述べたことは自分的にはちょっとあり得ないと思いましたが、yahoo映画のレビューなどを見て回った限りではそこが気になった、という人はいませんでした。
なので気にならない人は気にならないかもしれません。
自分は気になりますけどね。
お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。