この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今さらながら日本人は全員見るべきだと思った『いだてん』。

2019-06-16 23:52:19 | テレビ
 yahooニュースで『いだてん』の名前を見かけることは案外多いです。
 ただ、名前を見かけると言っても記事の内容は「低視聴率の記録更新!」といった感じでろくなものじゃないです。
 『いだてん』を否定する人たちのコメントを読むとよく「ビートたけし演じる志ん生のエピソードはまるごといらない」みたいなことが書かれています。
 そういうコメントを見ると思いますね、あんたらは超能力者かよ、と。
 最終話を見た上でなら、このエピソードっていらなかったんじゃないの?って言えるかもしれないけど、物語中盤でこのエピソードはいらないって超能力者でもない限り言えないと思うんですけれど。
 もしかしたら重要な伏線になっているのかもしれないし。
 そして今夜放送された第23回『大地』の中でなぜ志ん生のエピソードが必要だったのか、その秘密の一端が明かされました。
 あぁ、なるほどそういうこと、と納得させられる部分もあれば、それってどういうこと?とより疑問が増す部分もあり、さすがはクドカンだと思わされる脚本でした。
 
 どのドラマを見るのも見ないのも個人の勝手だと思ってきましたが、この『いだてん』に限っては私たちの祖父、祖母が生きてきた時代はどんな時代だったのか、今を生きる私たちはそれを知る義務がある、そう思います。

 来週の予告では一瞬ですが杉咲花演じるシマの元気な姿を見ることが出来ました。
 が、シマは震災で亡くなったと自分は見ています。
 あのシマは回想シーンか何かで登場するだけ、というのが自分の予想です。
 だとしたらその演出はちょっとあざといんじゃないの?と思うのですが、、、どうでしょうね。
 何事にもひたむきでまっすぐなシマは好きなキャラクターなので自分の予想が外れてくれたら、と思わずにはいられません。
 
 
コメント
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