今一番好きな漫画は何かと聞かれたら、躊躇なく『BIRDMEN』と答えます。現在連載中の漫画であれより面白い漫画はないと思うけどなぁ。
では今一番好きな漫画家は誰かと聞かれたら、『BIRDMEN』の著者である田辺イエロウ、、、ではなく、若木民喜と答えますね。やっぱり躊躇なく、ね。
若木民喜のどこら辺が好きかというと、まぁもちろん作品も好きなんですが、何よりファンのことを第一に考える創作姿勢がいいですよね。
バカ言え、他の漫画家だってファンのことを考えてるさ、という人もいるかもしれませんが、『神のみぞ知るセカイ』最終26巻発売記念のキャンペーンは直筆イラスト付きのフリーペーパーの応募者全員プレゼントですからね。
応募者全員プレゼント自体は珍しくないかもしれないけど、直筆イラスト付きとなると前代未聞なのではないでしょうか?
だって『神のみぞ知るセカイ』は深夜とはいえ、アニメにもなったから、それなりに知名度もある作品だから、その直筆イラストがもらえるキャンペーンとなると軽く一万人以上は応募したのではないか?と推測されるわけです(はっきりとした応募者数はそれこそ作者のみぞ知るセカイですが)。
一万枚以上のイラストを描くって、、、どんな苦行やねん?って思わずにはいられません。
で、このたび若木民喜初の短編集『神のみぞ知るセカイ on the train+パイロットフィルムズ』が発売されました。
この短編集は今現在創作に悩める者には必読の書だと思います。
前半は『神のみぞ知るセカイ on the train』という連載終了後に近鉄とのコラボ企画で、はっきり言って『神のみぞ知るセカイ』のファン以外楽しめない内容になっています。
重要なのは後半の「パイロットフィルム」と名付けられた3作の短編漫画ですよ。
この3作を読めば作者の漫画家としてのおおよその遍歴がわかるようになっています。
さらにそれぞれの作品には作者自らの解説がついているのです。
この短編集は創作に悩める者には必読の書だと書きました。
とはいえ、別に技術的なことが学べるわけではないのです。
学べるのはメンタル的なこと、挫折した時の対処の仕方です。
若木民喜は最初に小学館新人コミック大賞を受賞してから連載にこぎつけるまで実に12年の月日がかかったそうです。
もうこの時点でよくその間に心が折れなかったものだなと感心してしまいます。
しかしその12年かけてようやくこぎつけた連載もわずか1年で打ち切られてしまうのです。
自分だったら確実にその時点で漫画家を止めますね。
でも若木民喜はめげずになぜ打ち切られたのかを冷静に分析して、次の作品につなげるのです。
その作品がアニメ化もされた『神のみぞ知るセカイ』ですよ。
今創作に悩んでいる人は、実際には技術的なことよりむしろメンタル的なことで悩んでいるのではないですか?(自分がそうだからね)
でも、この『神のみぞ知るセカイ on the train+パイロットフィルムズ』を読むと、どうして自分の作品は認められないのだ、どうして自分は面白い作品を書けないのだ、どうして、、、そういった諸々の悩みから不思議と解放されるのです。
そうして肩の力が抜けた状態になってこそ傑作って物に出来るんじゃないでしょうか?
まぁ自分が傑作を物に出来そうな雰囲気はないですけどね。笑。
では今一番好きな漫画家は誰かと聞かれたら、『BIRDMEN』の著者である田辺イエロウ、、、ではなく、若木民喜と答えますね。やっぱり躊躇なく、ね。
若木民喜のどこら辺が好きかというと、まぁもちろん作品も好きなんですが、何よりファンのことを第一に考える創作姿勢がいいですよね。
バカ言え、他の漫画家だってファンのことを考えてるさ、という人もいるかもしれませんが、『神のみぞ知るセカイ』最終26巻発売記念のキャンペーンは直筆イラスト付きのフリーペーパーの応募者全員プレゼントですからね。
応募者全員プレゼント自体は珍しくないかもしれないけど、直筆イラスト付きとなると前代未聞なのではないでしょうか?
だって『神のみぞ知るセカイ』は深夜とはいえ、アニメにもなったから、それなりに知名度もある作品だから、その直筆イラストがもらえるキャンペーンとなると軽く一万人以上は応募したのではないか?と推測されるわけです(はっきりとした応募者数はそれこそ作者のみぞ知るセカイですが)。
一万枚以上のイラストを描くって、、、どんな苦行やねん?って思わずにはいられません。
で、このたび若木民喜初の短編集『神のみぞ知るセカイ on the train+パイロットフィルムズ』が発売されました。
この短編集は今現在創作に悩める者には必読の書だと思います。
前半は『神のみぞ知るセカイ on the train』という連載終了後に近鉄とのコラボ企画で、はっきり言って『神のみぞ知るセカイ』のファン以外楽しめない内容になっています。
重要なのは後半の「パイロットフィルム」と名付けられた3作の短編漫画ですよ。
この3作を読めば作者の漫画家としてのおおよその遍歴がわかるようになっています。
さらにそれぞれの作品には作者自らの解説がついているのです。
この短編集は創作に悩める者には必読の書だと書きました。
とはいえ、別に技術的なことが学べるわけではないのです。
学べるのはメンタル的なこと、挫折した時の対処の仕方です。
若木民喜は最初に小学館新人コミック大賞を受賞してから連載にこぎつけるまで実に12年の月日がかかったそうです。
もうこの時点でよくその間に心が折れなかったものだなと感心してしまいます。
しかしその12年かけてようやくこぎつけた連載もわずか1年で打ち切られてしまうのです。
自分だったら確実にその時点で漫画家を止めますね。
でも若木民喜はめげずになぜ打ち切られたのかを冷静に分析して、次の作品につなげるのです。
その作品がアニメ化もされた『神のみぞ知るセカイ』ですよ。
今創作に悩んでいる人は、実際には技術的なことよりむしろメンタル的なことで悩んでいるのではないですか?(自分がそうだからね)
でも、この『神のみぞ知るセカイ on the train+パイロットフィルムズ』を読むと、どうして自分の作品は認められないのだ、どうして自分は面白い作品を書けないのだ、どうして、、、そういった諸々の悩みから不思議と解放されるのです。
そうして肩の力が抜けた状態になってこそ傑作って物に出来るんじゃないでしょうか?
まぁ自分が傑作を物に出来そうな雰囲気はないですけどね。笑。