この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

【江戸のふしぎな動物たち】展に行ってきました。

2015-07-14 21:52:36 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 日曜日はジンジャーエール作りに汗を流したあと、久留米にある有馬記念館【江戸のふしぎな動物たち】展に行ってきました。


   

 有馬記念館は展示会場が一フロアしかないような、ごくごく小さな史料館なのですが、この【江戸のふしぎな動物たち】展は結構面白かったですよ!
 現在、東京国立博物館では【鳥獣戯画展】が開催されていて、その盛況ぶりが話題になっていますが、こちらの【江戸のふしぎな動物たち】展はもうビックリするぐらいお客さんが少ない!!
 自分が入館している間、他に家族連れが一組いるだけでした。
 でも鳥獣戯画に通じるような戯人化された動物たちや空想上の怪獣の浮世絵が展示してあって、観ていて飽きなかったです。
 これで入館料が¥200というのは安い!!

 一つだけ文句を言いたいのは撮影が禁止だったこと。
 これがそれこそ【鳥獣戯画展】で撮影禁止というならわからないでもないよ。写真を撮ろうとしたら他のお客さんの鑑賞の邪魔になるからね。
 でも、この【江戸のふしぎな動物たち】展みたいに誰もお客さんはいないのに撮影禁止というのは、ケチケチするなよ~って言いたくなりますね。
 展示内容が良かっただけに余計にね。
 写真を撮れたらもっと宣伝に協力できたのになぁ。

 
   

 画像はチラシからの転載。チラシの写真自体が小さいのでどうしてもぼやけてしまいます。もっとはっきりした画像を見たいという方は有馬記念館のHPを参照のこと。
 さて、このカワウソのようなイタチのような動物の正体は何でしょう?
 ってわかるわけないですね、小さいし、ぼやけてるしね。
 この動物の名前は「コレラ獣」といいます。
 江戸時代、コレラは画像のような怪獣?妖怪?がまき散らしているものと思われていたってことですねぇ。
 病原菌をまき散らすにしてはやけにお茶目すぎる気がしますが。笑。
   

 江戸時代の文化に興味がある方、ただ単純に動物が好きという方、有馬記念館は久留米の篠山町というちょっとばかり交通の便が良くないところにありますが、【江戸のふしぎな動物たち】展は行ってみる価値があると思いますよ♪
コメント (6)
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