goo blog サービス終了のお知らせ 

この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序。

2007-09-02 21:39:52 | 新作映画
 伊坂幸太郎原作、『アヒルと鴨のコインロッカー』、摩砂雪/鶴巻和哉監督、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、9/1、ユナイテッド・シネマ中間16にて鑑賞。


 この日は映画を五本ハシゴして、『アヒルと鴨のコインロッカー』はその一本目。
 実は『アヒル~』は再鑑賞。
 一度目のレビューはこちら
 劇場で二度観た映画は過去に『シックス・センス』と『フェイス・オフ』の二作がありますが、いずれも二度目は(意思とは無関係に)流れで観に行った感があるので、映画サービスデーで鑑賞料金が安かったという条件はあるにしても、『アヒル~』は初めて自らの意思で劇場に二度目を観に行った映画ということになります。
 それにしても本当に面白い映画というものは何度観たって面白い!!
 二度目の鑑賞だけあって、作品の粗のようなものも若干見えましたが、それでも面白さが半減するっていうことはなかったです。
 現在上映している映画館は少ないと思いますが、DVD化されたら是非一人でも多くの人に見てもらいたい作品です。


 さて続いて観たのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』。
 鑑賞前は何故今さらリメイク?って感じでしたが、鑑賞後の感想はあえてリメイクする必要があったの?というのが正直なところです。
 確かに最新のCGが用いられている箇所、例えば使徒ラミエルの描写などは、目を瞠るような美しさでしたが、それ以外のシーンの風景描写、人物描写は逆にテレビ版より雑で荒いように自分の目には映りました。
 ヤシマ作戦終了後のシンジとレイの会話シーン、テレビ版の方が確実にレイの笑顔は魅力的だったように思えます。
 このことはテレビ版では行なわれなかった(と記憶しています。違ってたらゴメンなさい!!)タイやベトナムへの外注と無関係ではない、と思うのは素人考えでしょうか?
 韓国やタイやベトナム、こういったアジア各国の作画レヴェルが日本に比べて低い、といってるわけではありません。
 でもやっぱり外国のアニメ製作スタッフは作品に対して思い入れがないわけで、作画レヴェルの合格ラインが80点だとするとそれ以上には決して仕上げようとしない。決して100点を目指さない。何よりも納期を最優先にする。
 そういった製作スタンスが悪いといってるわけではないですし、現在、日本で製作されるアニメは外注抜きには語れない状況にあるのもわかっているんですけど、せめて高い金を払って観る劇場アニメぐらいは純国産であって欲しい、そう願わずにはいられません(ジブリ作品も外注するようになってから確実に作画レヴェルが下がったと思います。モブシーンとかめっちゃ雑。)。
 まぁ要は出来れば最高の笑顔のレイと再会したかったってだけなんですけどね。

 さて『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は「序」に始まって続く第二弾が「破」だそうですが、そうなると第三弾は当然「急」になるんでしょうね。
 でも確か新劇場版は全四部作と聞いた覚えがあるのですが、、、すると最終の第四弾は何になるのでしょう?
 「序破急」って言葉は「序」、「破」、「急」で一組だったはず、、、うむむ???
 まぁ何にせよ、しばらく『ヱヴァンゲリヲン』から目が離せないみたいです(観に行くかどうかは別として)。 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする