ブログ 「ごまめの歯軋り」

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読書ノート 目で見る科学1 藤田恒夫・牛木辰夫著 「細胞紳士録」 (岩波新書カラー版 2004年3月 )

2014年03月19日 | 書評
さまざまな形態と機能を持つ57の細胞の顔 第43回 ーグリア細胞ー

発見者・研究者 :ウイルヒョウ(1864) ラモニ・カハール(1920)
存在する組織 :脳のニューロンのまわり
細胞の構造と機能 :グリア細胞はニューロンの10倍もあり脳の半分を占める、いわばニューロンの生活環境を整えることが仕事である。グリア細胞はアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリアに分類される。上の図は模型図であるが、神経細胞と血管と連絡するグリア細胞の働きを模型にした。アストロサイトは血管からグルコースを取り込むことである。また神経伝達物質のグルタミン酸を回収する膜タンパクを有する。グリア細胞は神経栄養因子であるセリンを放出する。

(つづく)


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