ブログ 「ごまめの歯軋り」

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ODA の大盤振る舞いをしている余裕があるのか?

2008年04月03日 | 時事問題
asahi.com 2008年04月03日08時00分
日本のODA、5位に転落
日本政府による07年の途上国援助(ODA)総額(暫定値)が財政難などから前年比30.1%減の76.9億ドル(約7800億円)となり、ドイツ、フランスに抜かれて、国別で前年の3位から5位に転落したことが2日、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)の調査で明らかになった。
 日本が順位を下げた理由について、(1)財政難で、ODA予算(一般会計ベース)が06年度の7597億円から7293億円に減った(2)対イラク支援の一環として05、06年に実施した円借款の債務の大幅免除(免除分を援助額に換算)が終わった――などを挙げている。

これが日本の実力である。経済大国=ODA大国ともてはやされた昔は去った
ODA援助は別名「新植民地主義」ともいわれ、開発途上国を経済支配化におくためのインフラ援助であった。ODA援助が次の需要を呼び込むための誘い水であった。大盤振る舞いをしているうちに、日本は800兆円と言われる債務大国になった。自国経済の建て直しが緊急の責務である。「発言力」というあやふやな権利なんかどうでもいいではないか。外務省官僚の鼻を高くしてやるだけの事はもう結構だ。


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