ブログ 「ごまめの歯軋り」

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京都の仏像 大覚寺 「五大明王像・金剛夜叉明王」

2008年02月22日 | 京都案内
大覚寺 「五大明王像・金剛夜叉明王」 重要文化財

檜材の一本作り 像高さ69cm 平安末期1177年仏師明円作 重要文化財 三面六臂で正面の顔は五眼である 悪を除き息災を祈るとされる
大覚寺
延暦13年(794)、桓武天皇は新都平安京に遷都しました。その20年後に即位した嵯峨天皇は、都より離れた葛野の地をこよなく愛され、后との新居として嵯峨院を建立されました。これが現在の大覚寺の前身・嵯峨離宮です。
貞観18年(876)、嵯峨天皇の長女・正子内親王が嵯峨院を大覚寺と号し、初代門跡(住職)に淳和天皇皇子の恒寂入道親王を迎えられました。昭和13年(1938)には、大覚寺境内全域が大覚寺御所跡として国指定史跡に指定されています。嵯峨天皇が嵯峨離宮庭内で手折られた菊を瓶に生けられたことに始まる「いけばな嵯峨御流」は、伝統ある歴史と格式を持ちながら、現代感覚に即した発展を遂げた。


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