ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

静岡県知事選 自民党系惜敗  次は都議選

2009年07月06日 | 時事問題
朝日新聞 2009年7月5日23時11分
静岡県知事に民主系の川勝氏 自公系の坂本氏破る
 静岡県知事選は5日に投開票され、民主などが推薦する前静岡文化芸術大学長の川勝平太氏(60)が、自民、公明が推薦する元参院議員の坂本由紀子氏(60)ら3氏を破り、初当選した。麻生政権の支持率が低迷する中、東京都議選とともに「総選挙の前哨戦」として注目されたが、「静岡から政権交代を」と訴えた民主が勝利した。投票率は61.06%(前回44.49%)だった。

朝日新聞 2009年7月6日5時1分
内閣支持率20%、不支持68% 朝日新聞世論調査
 朝日新聞社が4、5の両日実施した緊急の全国世論調査(電話)によると、麻生内閣の支持率は20%で、前回調査(6月13、14日)の19%から横ばいだった。麻生首相が自民党内の反発で党役員人事を見送り、閣僚2人を加えるのにとどめた対応に対しては、「評価しない」が68%で、「評価する」は16%止まりだった。

朝日新聞 2009年7月6日12時21分
静岡知事選敗北、重み増す都議選 与党に危機感
 静岡県知事選で民主党などが推薦する川勝平太氏(60)が当選し、与党推薦候補が敗れたことで、12日投開票の東京都議選後の衆院解散を模索する麻生首相にとって都議選の重みが一層増してきた。与党内では危機感が広がり、結果次第では、解散先送り論だけでなく、退陣論が一挙に噴き出す可能性もある。

政権交代の流れが堰を切って日本を覆う 自民党窮地に 次は都議選に注目!

 麻生首相は解散をして信を問う事が怖いらしく、政策の場当たり的な方針の失敗と選挙から逃げ回っているためか支持率は低下する一方で、各種新聞社の世論調査でも20%前後の支持率しかなく、次の首相への期待は民主党候補の方が多い。自民党政権の危機は決して偶発的でもなく、また個人の資質だけに帰せられるものでもない。これは政党としても生命力を失いつつある重病(瀕死)と捉えるべきであろうか。安部、福田、麻生は総裁選挙では党内の圧倒的多数を得て総裁に選ばれた。自民党はこれで行けると思ったのだが、それらのリーダがこの態たらくでは自民党には人材が払拭したか、よいリーダを選ぶ能力を失ったということである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿