asahi.com 2008年01月18日03時04分
「難関すり抜けたい」 ねずみ小僧の墓に合格祈願 東京
子年(ねどし)の受験シーズンを迎え、東京・両国の回向院(えこういん)にある江戸時代の盗賊「ねずみ小僧次郎吉」の墓に合格祈願の参拝客が相次いでいる。屋敷に忍び込み、狭い梁(はり)の間や厳しい警備をすり抜けたねずみ小僧のように、難関をするりと通れる――というのが受験生らの人気を集める理由だ。19、20の両日は、大学入試センター試験がある。
墓の前には「お前立ち」と呼ばれる石がある。昔から墓石を削り、かけらや粉を持ち帰ってお守りにする習わしがあるが、本墓を削られてはたまらない。そこで、代わりに置いたのだ。
小塚原の回向院
南千住駅前にある小塚原の回向院にも鼠小僧の墓があって、昔から墓を削ってゆく人が多くて、今では墓は金網で覆われています。小塚原の回向院は小塚原の刑場で処刑された盗賊や明治維新の志士の墓があります。桜田門外の変で処刑された水戸浪士や橋本左内、吉田松陰などの志士などに思いを寄せるのもいい歴史の勉強になるでしょう。一度参拝してはいかが。
「難関すり抜けたい」 ねずみ小僧の墓に合格祈願 東京
子年(ねどし)の受験シーズンを迎え、東京・両国の回向院(えこういん)にある江戸時代の盗賊「ねずみ小僧次郎吉」の墓に合格祈願の参拝客が相次いでいる。屋敷に忍び込み、狭い梁(はり)の間や厳しい警備をすり抜けたねずみ小僧のように、難関をするりと通れる――というのが受験生らの人気を集める理由だ。19、20の両日は、大学入試センター試験がある。
墓の前には「お前立ち」と呼ばれる石がある。昔から墓石を削り、かけらや粉を持ち帰ってお守りにする習わしがあるが、本墓を削られてはたまらない。そこで、代わりに置いたのだ。
小塚原の回向院
南千住駅前にある小塚原の回向院にも鼠小僧の墓があって、昔から墓を削ってゆく人が多くて、今では墓は金網で覆われています。小塚原の回向院は小塚原の刑場で処刑された盗賊や明治維新の志士の墓があります。桜田門外の変で処刑された水戸浪士や橋本左内、吉田松陰などの志士などに思いを寄せるのもいい歴史の勉強になるでしょう。一度参拝してはいかが。