ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

自作漢詩 「梅不開」

2008年01月08日 | 漢詩・自由詩

眼界紛紛雪片     眼界紛紛と 雪片飃り

書窓折柳響蕭     書窓柳折れ 響蕭蕭

暗香不放梅枝痩     暗香放たず 梅枝痩せ

南畔春寒麦葉     南畔春寒く 麦葉驕る

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(赤い字は韻:二蕭 七言絶句仄起式  平音は○、仄音は●、韻は◎)
(平仄規則は2・4不同、2・6対、1・3・5不論、4字目孤平不許、下三連不許、同字相侵)

京都の仏像 盧山寺 「阿弥陀如来三尊」

2008年01月08日 | 京都案内

廬 山 寺
比叡山天台18世座主元三大師良源によって天慶年中(938年)に船岡山の南に創建されました。還元(1243~1247)の頃僧覚瑜が再興、中国の廬山にならって蓮社を結び道俗貴賎が群集し、廬山天台講寺と号しました。
室町時代に応仁の乱で焼失した後、1573年に織田信長の焼き打ちをまぬがれ、現在の地に移りました。
紫式部
日本人で唯一人「世界の五大偉人」に選出され、フランスのユネスコ本部に登録された世界最古の偉人並文豪紫式部は、「平安京東郊の中河の地」すなわち現在の廬山寺の境内(全域)に住んでおりました。それは紫式部の曽祖父、権中納言藤原兼輔(堤中納言)が建てた邸宅(堤第)であり、この邸宅で育ち、結婚生活を送り、一人娘の賢子を産み、長元四年(西暦1031年)五十九歳ほどで死去したといわれております
釈迦三尊 京都府指定文化財
三尊形式はガンダーラやマトウーラに於いて見る事が出来る、脇侍に釈迦の成道以前の菩薩像と弥勒菩薩の組み合わせや、日本に於いては文殊菩薩と普賢菩薩が釈迦如来の脇侍であり通例化している。

京都の近代建築文化財 「京染会館」 京都市中京区四条通西洞院通西入ル

2008年01月08日 | 京都案内

建築年: 昭和12(1937)年  設 計: 山田工務店  構 造: 鉄筋コンクリート造り4階建
このビルの特徴は、丸みをおびたコーナー部と長い垂直窓。京友禅に代表される染め物関係者のために建設されたが、近年は一般のテナントビルになっているようだ。