asahi.com 2006年08月06日
遺伝子ビジネス、倫理問題を研究へ 北里大など
「体質診断や親子鑑定など、次第に増えてきた遺伝子関連ビジネスの現状を国内外で調べ、遺伝差別など倫理的、社会的な問題を洗い出す研究が始まる。高田史男・北里大助教授(臨床遺伝医学)を中心に、業界動向に詳しいバイオインダストリー協会の専門家や生命倫理の研究者らが参加する。2年で報告書をまとめ、政策も提言する。」
生命倫理問題
この研究会は恐らく厚生労働省の審議会か研究会であろうと思われる。生命倫理は1970年代にアメリカで生まれた。医者と患者の倫理であったが、いまや臓器ビジネスにまで展開している。遺伝子診断で体質診断、親子判定までもがビジネス化するそうだが、そこで得られた情報は恐らく医者の管理するところになるからそう心配することはない。個人が妊娠診断キットと同様に遺伝子診断キットを扱い、勝手に判断に苦しむことは滑稽だ。生命倫理学者は医薬品会社の弁護士とまで言われている。最近の生命倫理の問題は米本昌平著 「バイオポリティクス」や森岡正博著「生命観を問い直すーエコロジーから脳死まで」の2冊の本によくまとめられている。私のホームページの書評コーナーで概要を一読ください。
遺伝子ビジネス、倫理問題を研究へ 北里大など
「体質診断や親子鑑定など、次第に増えてきた遺伝子関連ビジネスの現状を国内外で調べ、遺伝差別など倫理的、社会的な問題を洗い出す研究が始まる。高田史男・北里大助教授(臨床遺伝医学)を中心に、業界動向に詳しいバイオインダストリー協会の専門家や生命倫理の研究者らが参加する。2年で報告書をまとめ、政策も提言する。」
生命倫理問題
この研究会は恐らく厚生労働省の審議会か研究会であろうと思われる。生命倫理は1970年代にアメリカで生まれた。医者と患者の倫理であったが、いまや臓器ビジネスにまで展開している。遺伝子診断で体質診断、親子判定までもがビジネス化するそうだが、そこで得られた情報は恐らく医者の管理するところになるからそう心配することはない。個人が妊娠診断キットと同様に遺伝子診断キットを扱い、勝手に判断に苦しむことは滑稽だ。生命倫理学者は医薬品会社の弁護士とまで言われている。最近の生命倫理の問題は米本昌平著 「バイオポリティクス」や森岡正博著「生命観を問い直すーエコロジーから脳死まで」の2冊の本によくまとめられている。私のホームページの書評コーナーで概要を一読ください。