ブログ 「ごまめの歯軋り」

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こりないやつら

2006年08月05日 | 時事問題
asahi.com 2006年08月04日23時13分
中国、直接的批判避ける 安倍靖国参拝
 「中国外務省は4日夜、日本メディアの問い合わせに答える形で「日本のリーダーがA級戦犯がまつられた靖国神社参拝を停止することを望む」とする談話を発表した。 談話は「日本側が中国側と共に努力し、中日関係を正常な軌道に早く戻すことを希望する」として、安倍氏への直接的な批判は避けた。国営新華社通信は、談話の内容を伝えただけで、論評は加えなかった。また、韓国外交通商省はメディアからの取材に「国際社会の憂慮にもかかわらず参拝したことに失望を禁じ得ず、遺憾だ」と不快感を示したが、政府としての公式コメントは出していない。韓国メディアも日韓関係への悪影響を憂慮しつつ、淡々と伝えた。」

戦争を知らない世代の首相候補
 まったく小泉の喧嘩外交と、安部の戦争を知らない世代の軽率な行動。これが支配層の懲りない態度だ。明日8月6日は広島原爆記念日だ。この日と8月15日の終戦記念日だけは少しは反省の日にしたい。遅れて帝国主義列強の一角にのし上がった日本は同じ遅れ組みのドイツと同盟を結んで欧米列強に戦いを挑んだ。しかし欧米に攻め込んだわけでなく、欧米にならってアジアの弱い国(中国、朝鮮、東南アジア)を植民地化しようとしただけのことだ。日本の軍靴に踏みにじられた国の過酷な運命を思えば、小泉のように「個人の勝手でしょ」と嘯くことは出来ないはずだ。政治家に政治を離れた行動は認められない。