堂場瞬一「警視庁犯罪被害者支援課8 チェンジ」読み終わりました。
前作からだいぶ空いて読むことになった今回の8作目
今回の読みどころはやはり
支援課の村野と
追跡捜査係の沖田
捜査一課の大友
この3人が協力して
尾行をするところ
と私的には思っている
こんなのなかなか見れないもんね!
大友の変装も
想像すると楽しい
そして
沖田と大友が
村野の今後を心配しているところが
なんかほっこりする
口は悪くて短気な沖田だけど
村野のことをとても思っている
支援課にこのままいたら
つぶれてしまうんじゃないかと
村野自身も
限界を感じていた。
そんな村野に
最後はあんな結末が待っているとは
元恋人の「愛」と昼食に向かっていた村野
そこで通り魔事件発生の一報を受ける。
近くにいた村野は現場に向かう!
そこで目にしたのは
被害者から乱暴に話を聞こうとしている沖田だった
沖田が追っていたその被害者「栗岡」
栗岡は加害者でもあった
被害者の栗岡を守ろうとする村野
加害者の栗岡を追求しようとする沖田
2人はぶつかる
でも
これをきっかけに
2人は協力することになる
大友も交えて
特捜の動きがなぜかおかしい?
そこにあったのは
ある真実を隠すため?
村野が対峙するある人物に
「今のあなたに誇りはありますか?
話してください。誇りのために」
と話す村野
事故に遭い支援課に移った村野の思い。。
心を開く鍵になったのか
タイトル通り
チェンジしていく村野
愛との関係も
そんな今回のシリーズ8は
今後の村野に期待したくなる結末になっています。
ずっと抱えていた
膝の痛みとともに消えない後悔。。
でも
それがあったからこそ
犯罪被害者に寄り添える村野だなんだろうなぁ
そんな村野だから
みんなから心配され
支えられているんだろうな
そんなことを思いました