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好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

柴田よしき「青光の街」~連続殺人現場に残されたブルーライトの謎!そこには他人からは見えない青い光が隠れていた?!

2019-01-28 02:36:37 | 
柴田よしき「青光の街」読み終わりました。



最後の最後まで気の抜けない作品でした~。



いろんな角度からの事件が絡んでくるので


自分の中で整理していかないと


途中でこんがらがってしまう。


その複雑なところがこの作品の面白さでもあるのですが^^




3件の殺人事件の現場に残されていた



ブルーライト



昔クリスマスツリーに飾った


電球にブルーの傘のついたもの☆




25センチほどの長さに切られていた




警察は連続殺人事件と見て捜査を進める。






違う手口で殺された



性別も年齢も違う被害者たち



無差別か?とも思われたが・・



犯人の計画性も見えてきた。。



被害者と犯人につながるものは何なのか?





「ブルーライト殺人事件」と称されたこの事件



手詰まりになる警察は



わらにもすがる思いで


「ブルーライト」で検索をかける。



そこに浮かび上がる



ブルーライト探偵社




そして・・


そこのお飾り署長「草壁ユナ」



作家兼所長の肩書を持つユナ



ユナの大学時代の友人「中村秋子」から




ユナ、助けて



と件名のみで本文の無いものが私信メールで届く




秋子に連絡を取ろうとするが携帯はつながらない。




自宅に電話すると・・



秋子はユナとイタリア旅行に行ったことになっていた



秋子の旦那は秋子の不倫を疑う。。




しかし



中村家に届く・・



秋子の誘拐を裏付けるDVD




秋子はなぜ誘拐されたのか?




「ブルーライトを呼べ」


「警察には言うな」



犯人からの指示




ユナを翻弄させる。。





そして



ブルーライト探偵社に依頼される



人気コメンテーター「北川」の身辺調査



それは婚約者からの依頼だった。



嫌がらせメールに悩んでいるという。





これらの同時期に起きたことが・・




からんで・・



青い光を放っていく



人間の奥底にある・・



表面からは見えないもの。。




他人からみたら・・



全く理解できないこと。。





それぞれの




理由




そして



ユナの夫たちへの・・


ユナの心の奥底に燻っていたもの





連続殺人は交換殺人?!



秋子の誘拐は狂言?!




複雑に絡み合う事件。。




犯人は一体




こんなに複雑で



読者をゆさぶり・・



最後は



えーっ?



そういうこと??



想像できない結末に驚き




柴田さんってスゴイ!!



頭の中にどんな宇宙を抱えてるんだろう?!




そう思ってしまいます^^





先が知りたくてどんどん読めちゃいますよ~。





クリスマスツリーに飾られたライト


あれって・・


表面に出ている直接光る電球と



裏の方に隠れて



光ってる光って・・



ぜんぜん違うんだよね~。



もしかして


柴田さんはそういうことが言いたかったのかな?



なんて


思ってしまう私は


深読みし過ぎかな?笑




「ブルーライト」にかけられた謎



探偵社の「ブルーライト」は



あのバスにかけられてたとは!!



最近読んだ本にも



出てきたバスの名前に



勝手に縁を感じてしまいました。




当分私・・



「ブルーライト」



に目が奪われそうです




あなたの心の奥底にも・・



ブルーライトの光・・



あるかも?












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