碧野圭「書店ガール4」読み終わりました☆
このシリーズの「4」楽しみにしていたので
出版されると聞いて予約購入しました^^
今回は
新興堂書店の店長の西岡理子
新興堂書店本部のMD(マーチャン・ダイジング)になった小幡亜紀
この2人の出番は少なかった。
若手の
駅ビルにある新刊書店で働く「宮崎彩加」
と
新興堂書店でアルバイトとして働く大学3年の「高梨愛奈」
この2人が
書店員の
責任☆適正☆
自分に取って
本当に大切なものとは
そんなことを悩みながら
自分の進むべき道を見出していく
新刊書店で契約社員として働く彩加は
大学2人の時からこの店で働いて5年。
急に「正社員」に昇格の話が!
そして
それとともに
茨城の取手店に移動
店長を任されることに
急な話に戸惑う彩加
知らない土地で
一からの出発
そのころ
実家のある静岡の沼津で
一人で書店をやっている叔母が
「ブックカフェ」をやりたいと彩加に相談してくる。
そこで出会う
叔母の店の隣で
トルコパンの店を営む「大田」
サラリーマンをやっていた大田は
トルコパンに魅せられ
トルコで2年間修業をして
この地でパン屋を一から始めたのだという。
大田に叔母が勧められた「ブックカフェ」の話に
最初は大田を警戒していた彩加
しかし
大田と話していくうちに
ここでパン屋を始めるまでの経緯をきき・・
大田という人間を知ることで
自分もそれに感化されていく
一方
大学3年の愛菜は
周りの友達が「就活」に奔走している中・・
自分はそれについていけずにいた。
考えなくてはいけない!
そう思いながらも
自分は
どんな仕事についたらいいのだろう
バイトで書店員として働き
書店の仕事が好きだという自分。
しかし
だからといって
コレを仕事にしてもいいのだろうか
自分を周りに合わせ・・
自分の考えをなかなか友達にも言えない愛菜
4歳年上の彩加は
唯一
年上の信頼できる友達
彩加の「正社員」の昇格
取手への店長としての転勤☆
喜ぶとともに・・
寂しさも。。
そして
彩加の自信にあふれた行動を
うらやましく思う
しかし・・
そのことを
彩加に愛菜がいうと・・
「自信なんて、最初は誰も持ってないよ。
だけど、一生懸命あがいていれば、
だんだん自分が見えてくる。
これならできる、ということが増えてくる。
それが積み重なって、
自信っていうものになっていくんだよ」
という彩加。
自信がある人は元々自信があるのだと思っていた愛菜。
そんな彩加の言葉に
励まされる。
お互いに違う道を進んでいく彩加と愛菜
だけど
2人の関係は
距離には負けないほど
強く結びつく
お互いに刺激を受け
お互いを信頼して・・
なんかそういう関係っていいなぁ
書店員として成長するとともに
人間として一回りも二回りも成長していく2人
彩加が尊敬する「西岡理子」
愛菜が尊敬する「小幡亜紀」
2人は
尊敬する2人以上に
大きく成長する可能性を秘めている
これからの2人の成長がますます楽しみ♪
まだまだ続くんだよね?
書店ガール☆
次回作もまたまた楽しみ