読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー~中~」~自分の道は自分で決めて進しかない~

2013-09-23 02:47:51 | 



宮部みゆき「ブレイブ・ストーリー~中~」読み終わりました☆



上は図書館で借りたんだけど、


「中」がおいてなくて・・


買って読みました




すっかりハマってしまった





今回の内容も考えさせられることばかり




主人公「ワタル」がまんま自分のようになって、



本気で悩んだよ~





こんなとき「私ならどうするだろう」ってね





上でのワタルは、



本当に小学生らしい小学生。




けど、



中でのワタルはずっと大人になってる




経験が人間を成長させるんだなってホントに思った





ざっと今までの内容を。





母とワタルをおいて、


父は女の人のところへ行ってしまう。


相手の女の人のお腹には父の子供が。



母はそのことで精神を病み・・


自殺まで図ろうとする。



今まで平凡な生活を送っていたワタルの家庭は、


今や崩壊。。



父が出て行ってしまった今、


自分が母を助けなければ!



その強い思いが、


今までワタルを馬鹿にしていたミツルを動かす。



ミツルはワタルを自分と同じ旅人に。




自分の気持ちが作り出す「幻界(ヴィジョン)」の中で戦い、



女神に会うことで願いが叶う




ワタルは父を取り戻し、



母を元の元気な母にしたいと願う。




しかし!



女神に会う為には、




いくつもの困難が待ち受けている



それをひとつひとつ乗り越え、



ワタルは大人になってく。






宝玉を手に入れると、


そのとき短時間現世(うつしよ)~現在の世界~に戻れる。




ワタルは病院の母の元へいく。



「僕は元気。必ず戻る。」



そう母と約束するワタル。



母も成長したワタルを感じ二人は抱き合う。




現世から幻界に戻るワタル。




母を助けるという気持ちが更に強くなる。




幻界でのワタルの力になってくれる仲間達。



爬虫類のような体をした水人の「キ・キーマ」



猫の姿をしたネ族の「ミーナ」



に助けられながら旅をしていく。




その土地の風習。



人種差別。



色んなものを見たり聞いたりしながら旅は続く。





ワタルはあるとき、




どうしたらいいかわからなくなる




自分を犠牲にして人を助けるべきか?



自分の思いを遂げるために人を犠牲にしていいのか?





知り合った博士にワタルはどうしたらいいかを問う。




そのとき博士に言われる。




自分自身を見つめた上で自分で答えを出す





自分の道は自分が決めて進しかない





その道を決めて進むことが大事なのだと。





どんなに悩み苦しくても自分のことは自分で決める





自分の心をそのまま映し出す幻界。



その世界を変えてくのもまた自分。






ワタルの旅はまだまだ続く





なんだかとても考えさせられた。




自分の人生なんだから、


自分で決めて進むしかないんだなぁって




私もがんばろーって思った





そんなことを教えてくれる「ブレイブ・ストーリー」






「下」を読むのが楽しみ

















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