読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

松岡圭祐「千里眼とニュアージュ」を読んで☆

2012-11-28 03:23:37 | 
最近、

このブログに書く回数が減ってしまって・・


続けようかどうしようか迷ってます。



だけど、


元々自己満足のためにやってるようなものだし・・


見てる人もそれほどいないし・・



まぁ、


こんなんでもいいのかな?






とりあえず、



本の感想です☆




松岡圭祐の「千里眼とニュアージュ」上・下読み終わりました♪




この「千里眼」シリーズ、



順番に読んでないんで、



内容が把握しきれてない部分がありました。



だけど、


今回のこれを読んで、



主人公の「岬美由紀」の事がだんだんわかってきました☆




まぁ、


深い事情が把握できてなくても、


内容的には読んでて困る事はそんないないんですけど(^_^)





元自衛官で臨床心理士の岬美由紀がイラクから大役を果たし、



帰国した映像がテレビで流れる。



それを見ていた「一ノ瀬恵梨香」。



この、



岬美由紀と一ノ瀬恵梨香には深い関係があったんです!





萩原市という名のつく大きな市。




ここには、



世間一般に「ニート」と呼ばれる人々が、



働かずして住居を与えられ、



毎月10万をもらい。



市の中の店や施設はタダで利用できる仕組みになっている。




この市を作ったのは、



ジンバテックの社長陣場。




福祉と名うってニートを救済していた。



しかし!


後にこの福祉計画には陣場の壮大な欲が絡んでいた事が明らかになる!!





その、



萩原市に住み「心理相談員」となっていたのが一ノ瀬恵梨香






萩原市では、



毎夜なぜか悪夢や金縛りに苦しめられる人々が!




その中の一人の女性が恵梨香をたずねていく。




しかし、



その女性が必要としていたのは、




恵梨香ではなく、



テレビで話題になっていた岬美由紀を紹介してもらうためだった。




それを知った恵梨香。




岬美由紀には自分の名前を明かさず、



その女性を美由紀のもとに向かわせる。





実は、


恵梨香と美由紀はあることでつながりがあった。




美由紀の両親が乗っていた車が恵梨香の家に突っ込み火事が発生!




美由紀の両親と恵梨香の両親は亡くなってしまう





恵梨香は両親と一緒に家にいたものの生き残る。




美由紀は、



20歳の恵梨香に今まで住んでいた家を与える。




美由紀にとっての恵梨香への償いだった。





しかし、



美由紀はその後華々しい活躍で、



千里眼と呼ばれもてはやされていた!




そんな美由紀を恵梨香は快く思っていなかった。





恵梨香は、



もう自分は美由紀にとって・・



忘れ去られた存在!



そう思っていた。





美由紀に憧れ・・



でも、


美由紀をねたみ・・


憎く思う心。





しかし!



それは裏を返せば、





美由紀は恵梨香にとって生きていくうえでのかけがえのない存在☆




だった。




恵梨香自信気づかずにそうなっていたのだろう。




そんな美由紀に必要とされず忘れ去られた存在。。




そんな自分をこの世から消してしまいたいとさえ思っていた恵梨香。






美由紀は恵梨香に再会し、



自分は恵梨香に嫌われていると思ってしまう。





恵梨香は美由紀にとってもかけがえのない存在であるにもかかわらず・・



恵梨香にはそれが伝わらない。。



そして、

恵梨香の自殺願望を悲しく思い。。



助けたいと思う。






こんな思いの行き違ってしまった2人。




しかし、


ある事件で美由紀が命がけで恵梨香や萩原市の人々を守ろうとするのを目の当たりにする恵梨香!!




それで、





恵梨香は変わる






死を選ぼうとしてしまった自分を恥ずかしく思う。






美由紀と恵梨香。。




お互いの立場や周りの状況は違っても、




お互いが、




かけがえのない存在である事をお互いが確認する






自分達の欲のためにたくさんの人を平気で犠牲にしようとする。。



そんな輩たちを美由紀は許さない!!



美由紀の体を張って立ち向かう姿に、



私も感動した☆





地位と名声を兼ね備えた美由紀。




だけど、




美由紀には美由紀で耐えなければならない辛い事がたくさんあった。



それを歯を食いしばりナミダを飲み込んで耐える姿、



読者の私も美由紀に惚れてしまうほどだ






「千里眼」岬美由紀。



これからも気になる存在になりそう♪




他の千里眼シリーズも詠んでいこうと思います






















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする