goo

アクセル!!

 ふっふっふ。
こんなものを衝動買いしてしまいましたよ!

01_acceldriver

 ducati999モノポストのハンドル部分っ♪

・・・すいません、ちょっと言い過ぎました。
実は、ご存じ?仮面ライダーアクセルの変身ベルトです。

 最近の仮面ライダーは、
これのスロットルを捻ると変身、クラッチレバーで必殺技を出します。
凄いですねー。しかも、本人もバイクに変身して走ったりもします。

 Ducati999は、その仮面ライダーが変身前に乗っているバイクです。
もう一人の仮面ライダーは、CBR1000RR乗り。
これは平成ライダーの伝統ですよね。
 
 
 
 で、画像をよーく見ていただくと
かなり安っぽい事にお気づきになるのではないかと思います。
それもそのはず、

02_box

 コレ、食玩だったりするんです。
お値段は300円もしないぐらいです。

03_innner

 中身を開けると、お約束の食玩の”食”ことラムネが1個と
メインのおもちゃ部分が入っています。
簡単な組立で、5分もかからずに完成です。

 全長は意外に大きくて20cm弱といったところで
バネ仕掛けのスロットルと、クラッチレバーが可動します。
本物?の5000円ぐらいするやつと比べると粗末なものですが
高いヤツも、USBメモリ状のデバイスが電気仕掛けなだけで他はあんまり変わりません。
 
 
 
 そしてもう一つ衝動買い。

04_apatia

 ビックリマン。
これがその・・・復刻されるたびに買っちゃうんですよね~
以前、箱買いして同僚に「やめなさいよ」と怒られた事もありますが
小学校の頃は貧しい家庭だったので、あんまり買えませんでした。

 今回は諸般の事情で1個だけ買ったのですが、
子供の頃、たまに買えた時に決めた自分なりの法則として
”箱の右奥から3番目ぐらいのヤツを取る”というしょーもない拘りを発揮(笑

05_kkinta

 中身は、残念ながらヘッドではありませんでしたが
【 金太ロボ神 】という天使が出てきました。
朧気な記憶から、むかーしも同じ名前のを持っていた気がします。
でも、今回のヤツに含まれるかは解りませんが
ヘラクライストか桃太郎天使、クジラ大帝とか魔胎伝ノアが良かったなぁ。
 
 
 話が逸れましたが、食玩って意外と面白いんですよね。
衝動買いも程ほどにしておかないと…。

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野に咲く花のように

 本日は午前中に時間が取れたのでツーリングに出かけて参りました。
天気予報では真冬の気温との事でしたが、
気温がそれなりに落ち着いた頃を見計らって出発です。
 
 

01_linewater
 気温は低くても時は既に春。
今日は田圃に、用水路から水を引き込む日だったようです。
冬の間に乾いた土に、心なしか勢いよく染みこんでいくような気がします。
 
 私は元来、
肌寒い程度の気温に、暖かな日射しがある事を好むので
本日みたいな気候はとっても心地よいです。
  
 
  
 自宅から1時間弱で、最寄りの道の駅に到着です。

02_rape_brossoms
 ふふふ。
実は復活した愛車、MountainCATで来ていました。
運動不足緩和の為、基本的に最低時速20km/h以上を目安に
(いつもの事ですが)一番重いギアで走って来ました。
1時間も丘陵地帯を走ると、多少は息も上がりますね~

03_greentea
 相変わらずの建物の裏手に追いやられた二輪置き場で。
喉が乾いたので、濃いめのお茶を買いました。
ボトルケージって便利ですよね。
 
 
  
 10分程休憩した後、
バイクでも今まで進んだ事のない方向に向けて出発です。
 

04_yourouriver
 前日の雨からか、少し濁った川に架かる橋から。
遠くに東京湾岸の工業地帯の煙突が見えます。

05_inter
 更に数km。
高速道路のICに架かる歩道橋から。
周囲に通行者が誰も居ないときは、
自転車用スロープは例え急でも漕いで上る癖があります。
2つある長めの歩道橋をスイスイと通過しつつ更に進みます。
 
 
 
 インターを過ぎて暫く進むと、内房線が見えてきました。
踏切を通過しようとすると、妙な作りだったので停まってみます。

06_right
 右に電車が通りました。

07_left
 あれれ?左にも電車が通りましたね?

 そうなのです。
ここ、複線の中央にある島部分です。
差し渡しで5m程ある場所なので、左右を電車が通過しても危険はありません。

 遮断機が上がり、
原付のオジサンが勢いよく走ってきて何かを言うので
『なんだろう?』と耳を傾けると、

オジサン「おっどれぇたよー!」
私   「はい???」
オジサン「いやさ、電車に入る(飛び込む)のかと思ってさー(笑」
    「俺、電話(通報)しようと思ったよ!」

『いい人なんだなーこの人』と思いながら、

私   「いやいやいや、紛らわしくてごめんなさい、でもありがとうございます!」
    「ちょっと珍しい作りだったもんでつい(笑」
オジサン「わははははっ」

 と、オジサンは走り去ってゆきました。
ちょっぴり申し訳ないながらも愉快な出会いで楽しかったです(笑
 
 
 
 内房線沿いに進み、川に架かる橋を渡ります。

08_yourou_under
 最初に渡った橋の下流かな。この辺りは水量が少な目ですね。

09_gus_line
 桜の木が立ち並んでいますが、まだ蕾のようです。
川に架かるパイプはガス管かな?

10_littleshrine
 田圃の中を走る線路の横は、ひたすら続く畦道です。
通りがかりに小さな社があったので、参拝しつつひと休憩。

11_dandelion_2
 たんぽぽさん、ちょっとごめんなさいよ。
土の上、身近なようでいてなかなか走ることはありませんが
道端に咲いているたんぽぽを踏みつけないように気を付けながら走ります。
 
 そして自然と口をついて出てきた歌は、
裸の大将で有名な”野に咲く花のように”という曲でした。
芦屋贋之助さんの山下清、大好きでした。
この曲の歌詞も、日常に染み入るとっても素敵なものだと思います。
ツーリングにピッタリのもので、よくバイクに乗りながら出てきます^^
 

12_rape_blossoms_2
 この辺りも菜の花畑。
 
 と、なにを思ったかちょっとふざけてみたくなりました。
背中が汗ばんだライディングジャケットを自転車に引っ掛け・・・

13_onthepole
 横の用水路を隔てる柵の上に飛び乗ります。
最初は確実に衰えたバランス感覚を取り戻すのに苦心するも
1分もしないウチに安定しました。
ちょっと高い所でひとしきり涼み、満足すると地面に飛び降ります。
『 草の絨毯って柔らかいんだな 』そんな事を思い出しました。
 

14_stop
 更に進み、川に道を遮られました。
腐っても東京湾沿い、あんまり綺麗な川じゃないのも仕方がないのか。

15_duck
 川沿いに迂回すると、
そんな川でもちゃんと、かるがもさんは頑張っていました。
『 がんばれよー 』なんて余計なお世話を考えつつ進むと、
左手に立派な鳥居が見えてきました。
 
 
 

16_shrine_large
 立て札に”下馬”の指示がありますので自転車は降りて押します。

17_chouzu
 お手水で清めようと思い・・・
なにやら凄く生臭い水に、水中には山姥の髪の毛ようなコケが揺らめいています。
ちょっと口に含むのは無理がありそうな水だったので、手だけ清めました。
 

18_shurine_main
 石灯籠の横に自転車を置き、狛犬の間を通り過ぎて拝殿へ。
本坪鈴(ガラガラ)を鳴らそうか悩むものの、
騒がしいのはちょっと苦手なので、いつもの礼節に則り礼拝です。

 こちらの御祭神は、”志那都比古尊”ですが
境内の由緒書を見ると、日本武尊が東征の砌に東京湾で嵐に遭い、
それを沈める為に祈った相手が、この神様だったようです。
風の神様でもあり、長命や無病息災の神様だとの事。
 私は完全なる無神論、無宗教者ですが、
日本古来の伝承に拠る、こういった土着の信仰は素敵な事だと感じます。

 家人の無病息災を祈り、
境内の天神様で自分の学に願い神社を後にしました。
 
 
 
 進むこと数km、
自宅から600mほどの所にあるいつものスーパーに立ち寄り
昼飯の材料を購入しました。
600m先のスーパーに行くのに、20km以上走ってしまいましたよ(笑
 
 自宅に戻ると早速調理です。

19_plate
 今日はプレートランチ風にしてみました。
一応カロリーを気にした、脂身の少ないポークのソテーと
ソースの残りでほうれん草のソテーとサラダです。

 プレートランチで思い出したのですが、
以前の職場の同僚と、昼休みに松屋に行ったことがありまして。
そこで、ハンバーグプレート的なモノを頼んだ所、
同僚が、「僕、プレートランチって嫌なんですよ」
何故かと聞いてみると「だって、刑務所のメシみたいじゃないですか・・・」

 確かに、1枚皿に全部盛ってある飯は下品ですよね。
松屋さんもそうなんでしょうが、めんどくさいから(コストダウン)という
理由以外にプレートに全部を盛る理由は無い気もします。
勿論、今日の私もめんどくさかったので。(笑

 でも、オリジナルソースも含めてバッチリでした。
 
 
 
 それにしても、たった20kmそこそこの走行ですが
自転車で走ると色々と普段見えないものが見えてきて楽しかったです。
”乗用車→バイク”の時も同様の感慨があるのですが、
やっぱり旅情を感じるには、旅人にもそれなりの負担は必要ですよね。
ラクして充分な感動を味わえるわけがありませんもの。
そういう意味で老後は、徒歩で旅とかしてみたいなぁ。
 
 
 今日はいい一日でした♪
 

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べ・・・別に

 べ・・・別に、気にしたとかじゃないんだからねっ。
 
 
 先ずは、全国数百人のblog読者様に謝っておきます
多分、大して期待はしていなかったのでしょうが、
今日の日記をお読みいただくと少なからず幻滅することになると思います(笑 

 既に私をご存じの知り合いの読者様は、
以前の姿より少々肥えた、とお思い下さいませ。
 
  
 えー。
本当は、あんまり男のblogでこんな女々しい事を書くのも
どうなのかなぁと思うんですよね。

 そもそも、野郎の美容日記なんて、見てると殴りたくなる性質なので。
眉毛剃ってたり、美容液やら男性用化粧品なんて使っているヤツとは
まず根本的に友達になれない気がします(笑 
  
 ハッキリ言って、多少のコンプレックスはありましたが
今まで『 痩せよう 』とか本気で思ったことはありません。
ところが、私の場合【 自分的に許容しがたいライン 】はありました。
それは、【 体が、思い通りに動きにくくなったら 】です。

 昨今に至り、
俄にそういう感覚が自覚され始めましたので多少削ろうかと思うんです。
 
 
 
 隠しても仕方ないので、
私の現状をつぶさに申し上げますと。

背格好    :縄文人
下半身    :現役時代の若乃花
上半身    :故)橋本真也

作動許容範囲 :サモハン・キンポー(ちょっと理想
 
 まぁ、そんな感じです(笑
身長もお世辞にも高いわけではありません、というか低いので
益々もって ”塊感” があるんですよね。
脚にはほぼ贅肉がなく、腹だけ出ているわけでもない体型ですが重い感じ。

 で。
昨秋からの鈍りも加味すると、現在の体重は標準体重+40kgぐらいあります。
客観的に見ると”とてもそんな風には見えない”とよく言われますが、
40kgもウェイトをつけていれば、動き難くなって当然ですよね。

 元来、肉体の基本を形成する時期に
【 自転車で山を駆け巡る少年時代→空手→柔道→弓道(どれも中途半端ですが)】
という経歴があったのもあり、先述の縄文人みたいな体型をしています。
 
 見栄えはさておき、この筋肉の鎧と脂肪のお陰で
80km/hで、過失が相手側に9割あったミニバンに突っ込んで
30m以上滑走しながら中央分離帯に削られ、バイクが廃車になっても
本人は打撲程度で、ほぼ全く無傷だったりするので嫌いな肉体ではありませんが
やっぱり見栄えがなぁ・・・というジレンマはあります。
 
 
 
 そんなわけで、ダイエットではなく
多少自分の肉体をメンテナンスしなくてはならないと思い至り
早速多少の調整をやってみようと思います。
何かそれなりに成果がありましたらば、当blogでも報告させて頂きますね。

 ガリガリになるつもりは毛頭ありませんが、
折角良いバイクに乗っているのですから、バイクに申し訳ない気もします。
とりあえずは、CBRの想定体重ぐらいが目安かなぁ。

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東京モーターサイクルショーのお話 -2-

 そういえば、
前回のblogで紹介しそびれた事がいくつか思い出されましたので、
改めまして、2010東京モーターサイクルショーのお話です。
 
 
 
 会場内で、キャンペーン用女性の写真を1枚も撮らなかった、
というのは前回でも申し上げましたが、
唯一、”人らしい”?ものを撮っていましたので大公開!

01_custom_2

 この人?カメラを向けたらばちゃんとこちらに向いてくれて、
最近、私のカメラはフラッシュのチャージが遅くなりつつあるのにも
かかわらず、撮影するまで直立不動で待ってくれました(笑
最初こそ『なんじゃこりゃー?白バイ隊員かな?』と思いましたが、
見れば見るほど味の出る感じの、いいキャラクターさんですよね^^

 カスタムジャパンというブースの、
”次男”さんというキャラですが、長男は見掛けなかったような。
でも、今回一番記憶に残っているのがこの子です。
 
 
 

02_rsv4

 これは前回、”私が今新車で買うならコレ”とレーサーと並べて掲載した
【 Aprilia RSV4 】 お値段 2,380,000円。
ドカなんかに比べると、中身の割にとってもお安いんじゃないかと思います。

 一番の魅力は、なんといっても65°V4エンジン。
もはや古い認識なのかもしれませんが、
HONDAレーサー=V4のイメージなので、V4のHONDAを熱望していました。
ところが結果はまぁアレですし…心底ガッカリ。
それと時を同じくして、Apriliaが凄いのを出してきたのですっかりお気に入りに。

 V4、996ccでありながら、12,500rpmで180馬力を発揮するアツいヤツ。
オーリンズの前後サスペンション、ブレンボマスター&モノブロックキャリパー、
スイングアームピボット可変、キャスター角可変という
”理想のバイク”の構成が具現化されたようなバイクです。

 しかも、乾燥重量で179kg。私のCBR1000RRが172kg。
HONDAさん・・・なんでこういうの出してくれないの・・・(´・ω・`)
 
 
 

03_1198s

 【 DUCATI 1198S 】 お値段 2,740,000円。

 実は、1198Sの周りには何故か全然人が寄りつかず。
『 1198Rに行くのか? 』と思うも、なんと人だかりは【 848 】に(笑
848は精悍な白で、一般目線でいうと1198より格好良く見えたのかもしれませんね。
 基本装備はRSV4とそんなに変わりませんが、
こちらはそこまでレーサーっぽい構成ではありません。
エンジンはVツインで、トラスフレームの”如何にもドカ”という構成。
  
  
  

05_vfr1200f

 【 HONDA VFR1200F 】 お値段 1,575,000円。

 写真はフルオプション車ですが、
黄色い矢印のナックルガードが 29,400円
水色の矢印の追加スクリーンが 29,400円
と、何でそんなに高いのかよく解らない部品が後付でついています。
純正パニアが後ろの方にありますが、専用品だけあってフィット感は抜群でした。
まぁ、お値段は 145,950円もするのですが…。
御覧の通り、カウル下の方がボテっとしたバイクです。
  
 
 

04_rc211v

 【 HONDA RC212V 】 お値段 何億円することやら…。
恐らく、Fブレーキローター1枚でウチのCBRが何台も買えるバイクです^^;
とりあえず跨った証拠写真ということで(笑
やっぱり本物のGPマシンは、身震いするぐらいに格好良かったです。
 
 
 

06_s1000rr

 【 BMW S1000RR 】 お値段 1,690,000円。
BMWが、日本産SS対抗として出してきた、
まるで日本産直4SSそのまんまのバイクです。跨り心地まで全く違和感なし(笑

 でも、驚くのはそのお値段。
今までのBMWは、”遅い癖に高い、オッサンバイク”のイメージしか無かったのですが
まさか169万円で出してくるとは思いませんでした。
公道を走る分には、国産SSにも全く遜色ない商品ですしこれは驚きです。
バイクの左右で、デザインが非対称なのも面白いですね。
 
 
 
 ざっと紹介漏れはこんな感じかしら。
モーターサイクルショー、なかなかに面白い場所でしたよ。
最終日の今日は、残念ながらお台場付近は雨で大変なようですが、
館内だけでも、かなり楽しめる内容ではないでしょうか。

 来年も時間があって、見に行けるといいなぁ。

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七年越しのショウ。

 今日は、ひとつの念願が叶った!というオハナシ。

 実は私、過去7年程の間は仕事の関係で
日・祭日・年末年始・お盆・GW・SWは全てが仕事でした。
土曜日の休みだけは極希にあるものの、希望して取れるものではなく。
当然有給なんて使えないで消される会社だったので、
土日ばかりのイベントを羨ましく思ったものです。
 
 
 
 そんな今回。遂に行くことが出来ました
【 東京モーターサイクルショー2010 】!

 それでは出発。
この手のイベントにRothmansCBRで行くと色々面倒なので(笑
電車で行くことにしました。総武線快速で新橋まで、そこからゆりかもめです。

 ゆりかもめはこんな感じの変わった電車。(動画)



 多くの春休みの親子連れが、嬉しそうに乗っていました。
国際展示場正門駅を降り、数百m程渡り廊下を進むと不思議な建物が見えます。

01_bigsite

 ここに来たのは3回目ぐらいかしら。
毎度このカタチに圧倒されますね~

02_pop

 看板。
この辺りまで来ると、電車で来た癖にライダー装備な人がちらほらと。
斯く言う私も、ヘルメットを持ってライジャケにシューズという出で立ち。
理由は後述しますが、『 こんな事もあろうかと… 』ってヤツですね。 
 
 
 入り口で当日券を購入し、建物内部をフラフラと見て回ります。
というか、ここの中死ぬほど暑いです・・・。
半裸に近いおねーちゃん用の空調なのかもしれませんが、
冬にも対応するライディングジャケットを羽織ったままでは20分ほどで汗だくに。
メットも持っているので、脱ぐわけにもゆかず暑くて死にそうでした。
夏場にこんな場所に来たら死ぬんじゃないでしょうか・・・。

 館内を端から、
KTM、Ducati、ハーレー、Kawasaki、SUZUKI、HONDA等々と見て回ります。
なかにはインディアンなんていう変わり種も。
1台500万円からの高級バイクのようで、流石にどうかとは思いますが。

03_maker_list

 モーターサイクルショーは、展示されている多くのバイクに跨れるのも魅力。
私自身が写っている写真こそUpload出来ませんが(笑 
XB12R、ZX-10R、GSX-R1000(L0)、グラディウス、VFR1200Fと来て
BMW S1000RR、CBR1000RR(SC59)と跨らせて頂きました。

 そして、一番テンションが上がった、というか沸騰したのは

04_rc212v

 RC212Vですってよ奥さん。
それも、億は下らない本物のMotoGPマシンに跨れちゃうのです!!!
ゼッケンNo.2ということで、ペドロサ車のようです。

 跨ってみると、恐ろしいまでのしっくり感。
ポジションに関しても非常にラクで、少なくとも私のCBR1000RRより操り易いポジション。
思い出すと、一番気に入っていたNSR250Rの自分用に合わせた状態に近いもので、
ペドロサ選手は小柄で私とそこまで身長が変わらないのも理由かもしれません。

 車体サイズは、400ccのレプリカに近いサイズでCBR600RRよりも1.5周りぐらい小さく
CBR1000RRよりは2周りぐらい小さい感じでした。NSRよりはちょっと大柄。
このバイクが、
車重150kg以下で最低210PS以上出ているのですから楽しくないわけありません。
やっぱり、MotoGPマシンは別格なんですね~。いい体験をさせて頂きました!
 
 

05_yzrm1

 多数のカメラ小僧(オッサン率高し)が、
後ろのステージのおねーちゃんに、ファインダー越しの熱視線を注ぐ中。
私はというと、完全にアウトオブ眼中(死語 でYZR-M1に夢中♪
 今回のショーで撮った100枚を超える写真を見返すと、
おねーちゃんは一人も写っていませんでした(笑

06_m1mecha

 どうみてもこの画像の方が圧倒的にエロいでしょう!
つーか、モーターショーに何見に行ってるんですかアナタ達。
 
 

07_rsv4

 ”もし、私が今新車でバイクを買うなら”の筆頭、RSV4もありました。
このバイク、掛け値なしにカッコイイですよね♪HONDAさんもこれぐらい・・・。
 
 
 
08_blembo

 blemboのブースには、えらくカッコイイ感じのバイクが。
よく見ると、これはSUZUKIのGSX-R1000ですね。
カラーリングでここまで印象が変わるのも凄いです。
国産SS全てにある” 安っぽさ ”が払拭されていますね。
 
 
 写真は示せませんが、
BMWのS1000RRはYAMAHAのR1に近いコンパクトで負担の少ないポジションでした。
RC211Vと、SC59型CBR1000RRは、カタチは似ているものの全くの別物。
1000ccで横に長い直4を囲うフレームは大きすぎです。
 ZX-10Rと、GSX-R1000(L0)は比較的近い印象でした。
R1000は今期のL0型より、旧来の設計から大幅な転換を図っていますが
SSとしての方向性は漸く健全化した気がしますね。今までのは隼的でしたので。
 
 
 それと、かなり驚いたのがVFR1200F。
CBRより100kg近く重く、車幅も現行のCBRより10cm近く広いファットで大柄な
スポーツを排除した純然たるツアラーバイクですが、
その見た目とは裏腹に【 恐ろしい程足つきがよい 】のです。

 サスペンションがかなりソフトに設定されて沈み込む事もありますが、
上から見ると、まさに砂時計の様なデザインになっており
股間部分のフレームが極端に狭く、絞り込まれているので足が降ろしやすいのと
そもそもシートの高さが非常に低い(790mm)ので、
”CBR1000RRでは片足爪先がギリギリな私の身長でも、
 VFR1200Fだと、片足がべったり踵まで。反対側の足も土踏まず手前まで着きます”
 これはまさに特筆モノ。
今まで大型バイクを”大きいから”と自信がなく乗れなかったオジサンや
小柄なツーリングライダーさんにはまさに朗報なのではないかと思います。
この足つき具合では、少なくとも足が届かなくて立ちゴケすることはないでしょう。

 確かに、今の私には魅力の無いバイクですが、
20年ぐらい歳をとると、きっと欲しくなるいいバイクなんじゃないかというのが感想。
  

09_vfr800p_2

 そうそう、警視庁コーナーもありました。
ブースも小さく、VFR800PとCB1300Pが展示されているだけでしたが
認知度の低いメーカーのブースに比べるとかなりの混雑具合で大人気。
お子様連れが多いのも、なんだか微笑ましい雰囲気でした。
白バイって子供目線で見ると、本当に格好いいですものね~♪
 こっちのVFRもスポーツツアラーですが明らかに新型とは違います。
新型のVFR1200Fには純粋な子供が憧れる要素があるのでしょうか。
売るための方便だけではなく、その辺りも大事なポイントだと思うんですよ。

 初めて知ったのですが、
フロントフェンダーの”交機”の文字ってライダー向きの方向なんですね。
GPマシンなんかのスポンサーロゴは、お客様向きなのでちょっと不思議でした。
 
 
 
 そんな館内も、異常な暑さと戦いながら一通り見えた所で
ちょっとだけ気になってはいたけれど、
”開場前から並ばないと乗れない”との呼び声高い試乗会を覗いてみる事に。

 案内ボードを見ると…
案の定、BMW S1000RRや、DUCATIのスポーツモデル、
bimotaのDB7Sは開場してすぐの段階で締め切り済だったようです。
不人気車は、スクーターやスリーター、ちょっと不憫なモトグッツィなどでした。
『あんまり乗りたいのないなぁ…』などと一度はスルーするも、
折角なので、残り物では一番良さそうだったMVアグスタのブルターレにすることに。

 受付にゆき、免許を提示した後に

「MVのブルターレを御願いします」と伝えると
「一応乗れるんですが、低速走行の枠だけしかないんです・・・」

試乗会はたたでさえ低速なのに、さらに低速の枠では良さが解りそうにないので
リストにあった中で、次に面白そうだった

【 KTM 990 SUPERMOTO T 】にすることにしました。

500円の保険料を支払い、チケットを入手してから屋外の列に並びます。

10_testride

 こんな感じの試乗会場で待つこと20分ちょっと。
ようやく試乗するバイクの所まで案内されました。

11_ktmsm990

 【KTM 990 SUPERMOTO T】です。
後ろの大量の白バイは、女性白バイ隊員によるデモ用のものです。

 SUPERMOTOはデュアルパーパスというジャンルです。
ヨーロッパの高低差のある山間を、ごく長距離に移動するタイプのバイク。
シート高は855mmもあり、国産のSSよりも随分とシート高は高め。
因みにCBR1000RRのシート高は820mmです。

12_lc8

 エンジンは、KTMお得意のLC8タイプ。
75°のVツインです。最高出力は116PS。

 そうこうしているウチに、私の乗車順が回ってきました。
この時、普段SSに乗るときの癖でバイクに跨ってからスタンドを払おうとしたのですが
残念ながらスタンドに殆ど足が届きません(笑
右足で車体を支えながら、左で払うわけですが・・・流石855mmですね^^;
なんとか払い、イグニッションをONにしてエンジンをかけると
Vツインというよりはパラレルツインの様な音が聞こえてきました。

 私は、インストラクターさんの直後で先頭走行なので
真っ先に進んで、コース入り口で待つインストラクターさんの後ろにつけました。
パタパタっと吹け上がるエンジンは、車体の重さを感じさせないフィーリングです。
そもそも、SUPERMOTOは乾燥で200kg無いので軽い部類のバイクです。

 暫く待って、後ろのライダーさんが揃うとコースインです。
事前に係員さんから「ここはグリップが悪いので気を付けてくださいね」との説明があり
見るからにそんな感じの路面だったので、多少留意しながら走ります。
 
 
 まず最初に感じたのが、
”シフトペダルが遠い”事。CBRと比べて15mm程度前にあるようで変速し難いです。

 続いて感じたのが、吹け上がりの感覚。
試乗のような、~60km/h程度の低回転域では、バタバタと不安定です。
低速のトルクが無いわけではありませんが、下で綺麗に回るエンジンではないですね。
1速、2速、3速と変えてコーナーワークを行ったりしましたが
このエンジン、90km/h程度でコーナーを回ると気持ちよさそうです。
直線は、ヨーロッパのデュアルパーパスらしく140km/hは出したい感じですね。

 更に、足の長いバイクならではの
フロントストロークの落ち着きの無さが気になりました。
これも、速度を上げて行けば解決しますが・・・
少なくとも、日本の街中のペースでは本来の領域は使えないようです。

 ブレーキに関しては、システムの素性の良さから確かによく効きますが、
長い足が沈んでから初めてタイヤがしっかりと噛むわけですから、
低速走行でストロークが少ない場合、オフ車足特有の
”ある程度サスがストロークしてから急に効力が立ち上がる”感覚がありました。
このバイクにブレンボラジアルマウントは不釣り合いな気もします。

 普段から、このバイクより50PSは多くて
30kgは軽いバイクをブン回して走っているので、多少の違和感はありました。
 正直な感想として、
低い速度域に於いては、そんなCBR1000RRよりも更にスピードを出さないと
面白く乗れないバイクなんだなぁというのが感想です。

 反面、柔らかいサスペンションや、
左右に大きく張り出して膝までライダーを保護するアッパーカウル、
重すぎず、軽すぎもしない車体に、直立から軽く伏せる程度のポジション、
それにナックルガードまでついているバイクなので
高速道路を使って、長距離ツーリングのような用途には最適なのではないでしょうか。
 

13_me

 走っているところ。
インストラクターさんのペースに合わせて、付かず離れずで楽しんで居たのですが
後ろの…多分Ducati696+だと思うのですが(GLADIUS400かもしれません)、
試乗されていた女性ライダーさんが、バイク自体に不慣れだったのか、
私の走っている場所から見て、対角奥のスラロームで詰まっていますね。
 他の試乗ライダーさんが4台ぐらい、息苦しそうにドカの後ろで隊列を成しています。
まぁ、試乗会なんで遅かろうが速かろうが別に気にすることはないんですが(笑
あまりにも離れるので、『何かあったのかな…』と気にしながら走っていました。
 試乗を終えて、インストラクターさんに従ってコース脇に戻ると
これまた後ろが全然来ないのでとても不安になりました^^;

 或いは私の、ブレーキランプは長い時間点いているが
全く旋回速度の落ちないコーナリングが後ろから見ていて怖かった…のか(笑

 でも、試乗そのものはやってみて大正解。 
『こんな事もあろうかと』ヘルメットとグローブを持ってきて良かったです。

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※追記 
 本日の走行枠で、私が乗ったのと同車種で
先導車に突っ込んだ短慮な人が居たようです。
  
 借り物のバイクを試乗させて頂いている身で、
バイクの性能や特性、状態も把握出来ない癖に調子に乗り、
自分のスキル不足を弁えずに無茶をして操作ミスをするのは、
ただの阿呆であって、格好悪いだけなので気を付けましょうね・・・。
 
 ” ヘタクソ程飛ばしたがる ”というのはある意味、真だと思うんですよ。
救急車が出るような騒ぎだったとの事ですが、
後の順番の人にも、運営側にも多大な迷惑を掛けたようですね。

 同じバイクに試乗させて頂いた者としては大変残念です。
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 楽しい試乗も終え、いよいよモーターサイクルショーも満足し
お腹はすくわ、喉が乾くわで見て回る元気もそろそろ衰えてきたので、
会場を後にすることにしました。

 ビッグサイト渡り廊下の脇にあるカフェで一休憩。

14_pizza

 抹茶ラテ380円、ピザ580円。
正直、ピザは『これで580円…』というようなサイズでしたが(笑
お腹がすいていたのもあり、大変美味しく頂きました。

 ビッグサイトを出、夕方の混雑よりも早く帰宅です。
会場周辺の、心ない歩道への違法駐輪に心を痛めながら・・・
ビッグサイトはちょっと遠いけれど、しっかりと駐輪場が沢山あるのに。

 ゆりかもめに乗り込んだ後、無事に帰宅致しました。
 
 
 
 それにしても、
長年憧れた【 東京モーターサイクルショー 】実に楽しかったですヽ(´ー`)ノ
会期は【3月28日(日曜)】までですので、
まだおいでになっていない関東近郊のライダーさん、是非行ってみてください♪

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