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養老渓谷といつもの道と。

 そろそろ晩秋でございます。

 オートバイに乗っていると季節の変化がより濃密に感じられますが、
どの季節もそれぞれによい所があるものの、
秋の終わりは中でも一際趣深いものに思えます。
舞い散る紅葉の音然り、乾き始めた空気の肌触り然り、色を失い始めた風景然り。
 
 当初は自宅で色々と用事を・・・などと考えていたものの、
『ま、夜でもいいよねっ』と気持ちを切り替えると、
肌寒くなってきたシャワーを浴びて爽やかな心地で出発です。
 
 
 目的のないツーリングの時は決まって、
もはやホームコースとさえ化した感もある”房総半島内陸V字ルート”。
道程200kmほどの、海あり山ありの程良い一般道走行です。
 
 
 自宅から暫く走り、東京湾から内陸に入ります。
途中なんとなく気になった川辺でCBRを停めました。

01_water_lift

 秋空、とでも形容しましょうか。
 

02_sparkling_2

 目に飛び込んできたのはキラキラの川面。
お陽様の優しい光が目をうちますが、夏のそれとはやはり違いますね。
 
 ジャケットとフリースとシャツの3枚重ねでも特段暑くはなく、
走ると程良く涼しく、停まるとほんのり暖かい、
丁度良い気候の中でオートバイの横に立って川面を眺める。
『こういう幸せというのもあるんだなあ。』
 
 
 
 更に内陸に入り【うぐいすライン】から
【高滝湖】を抜けて【清澄養老ライン】に入ります。

 この先は”東京に程近い渓谷”として人気の【養老渓谷】です。
平時はひっそりとした渓谷もこの季節はとても賑わうものですが、
まだ紅葉には少々早いらしく、客足は4割程度といったところでしょうか。
 
 養老渓谷の中心部では多くのライダーさんを見掛けました。
自ずと私の車線の前方にもライダーさんが登場しますが、
『気を使わせまい』と車間を必要以上に充分とって追走するも、
リッターSSが後ろから来るとどこか息苦しいのか(苦笑
何度か道を譲って頂いてしまいました。

 私は他車が居ない時こそマイペースに飛ばしたりもしますが、
オートバイは勿論、四輪と走る時も余程悪質(危険)な相手でなければ
無闇に追い抜いたり、接近したりという事をしないようにしています。
 
 譲ってくださった、モタード2台のカップルライダーさん、
そしてアメリカンのおじさまありがとうございました。
でも、おじさまの方は、
ブラインドカーブの途中で譲られたのでちょっと怖かったです(笑
 
 
 ここは路面の状態と、道の構造はあまり良好ではありませんが
何度も何度も繰り返すタイトコーナーの連続を繋ぎ、
『そろそろガソリンが減ってきたかな』などと考えながら、
上がり続ける走行へのテンションと相談しながら山間ルートを駆け抜けます。
 
 オートバイ、とくにスポーツタイプのものについては
《ガソリンが減る=ガソリン重量が下がる》につれ運動性が上がる為、
まるで羽が生えたかのように軽く、楽しくなってくるものです。
その瞬間というと『このままずっと走って居たいな』なんて思うほど。
  
 結局休憩らしい休憩も取らず、気持ちに正直にずっと走っていたところ
100kmを超えたあたりで燃料警告灯が点灯した事に気づきました。
流石にガソリンが無いと走りませんので、ここからはスタンドを探しながら。

03_charge

 房総半島の太平洋側には意外とガソリンスタンドが少ないもので、
結局給油できたのは【鴨川】あたりの市街地でした。
ハイオクで14.4L入りましたので、残りはあと3.6L程でしょうか。
まだ60kmは行けた計算になりますが、燃料が少ないと不安ですからこれで一安心。
 
 
 
 ガソリンが満タンに入ると一転、気持ちが少し遊び心に切り替わります。
『ちょっとだけ行った事のない道に入ってみるかな~♪』なんて、
鴨川市街地の渋滞、即ち【鴨川シーワールド】の渋滞も避けつつ内陸へ。
 

04_hodai

 初めて来ました【保台ダム】。
民家も人気もない山間に突如として登場した長閑なダムでした。

05_dam

 横から見てもダム。
千葉県には山らしい山がないので、
ダムを使わないと色々と不足してしまうようでそこら中にダムがあります。
 必ずしも美しい景色なわけではありませんが、
ダムや湖、そして海などの水が豊富に存在する光景というのはいいものです。
 
 
 ちょっぴりの寄り道から、またいつものコースに向かいます。
そして再び【清澄寺】南側から清澄養老ラインに入り養老渓谷方面へ。
満タンのガソリンで重くなった車体を感じながら、
千葉県随一のワインディングを安定したペースで進みました。
 

06_yourou

 行きは調子よく通り過ぎてしまった【養老渓谷】に、
実際の紅葉の状態を確認しがてら立ち寄ってみました。

 写真の場所は厳密には養老渓谷中心部(観光で訪れる場所)より離れますが、
【養老川】が作り出した渓谷の一部となります。
 

07_yourou_ravine

 どうやら紅葉までは1~2週間はかかりそうです。
写真を撮っている橋は、意外にも水面まで30m近くありそうです。おおこわっ。
 

08_redleaves

 一部、気の早いやつらも居るようですけれど。
 
 
 もし「千葉ツーリングがてら養老渓谷でも」と、
お考えの首都圏ライダーさんがおいででしたらもう少しお待ち頂くのもありかも。
でもあまり狙いすぎると、今度は四輪渋滞との闘いになるのが難しい所です(苦笑
 
 
 
 なんとなく出掛けた”ホームコース+α”の旅。

09_odo

 今日は【 210.9km 】だったようです。
程良くのんびり、いいツーリングでした♪

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ヤングマシンと、ヤングじゃないマシン達と。

 いやー。ナウなヤングにバカうけですねっ♪

 というわけで、各月25日のヤングマシン誌の発売日を迎えました。
先月号は”NSRが載っていた”というだけで衝動買いをし、
『また今月も買わなくちゃなー』などとは思っていたのですが、
発売日は出張帰りでついつい真っ直ぐ帰宅してしまいました。
 
 自宅に戻ると、友人から「やんましなう。」だのなんだのと(笑
何回かメールが来ておりまして。
しまいにゃ「ネックウォーマーついてたよ!」とも。
「ヽ(`Д´)ノ首なんてないからいらん!」逆ギレしてみたり。

※注:amazonリンク

young Machine (ヤングマシン) 2011年 12月号 [雑誌]
young Machine (ヤングマシン) 2011年 12月号 [雑誌]

 なので?本日買って参りました。
どうやら付属のDVDにはまたもやNSRの動画が収められているようです。
しかもパッケージの写真もNSR250R(MC21)。
やっぱり2stレーサーレプリカのコーナリングはその危うさもまた美しいです。
追走するGSX-Rの比じゃありませんよね~!♪
 
 
 
 
 それはそうと。
その友人といえば、週末の日曜日にまたもや突然現れました。
前日の”当て逃げされた”日記の直後、心配のメールはくれていたのですが・・・
日曜の昼頃、PCの前でいろいろと作業をしていると
「シャラララララララ。」 『む、NSRだな?』と即座に階段を降りるとそこに友人が。

 友人は「最近驚かないよねー(笑」とは言うのですが、
そりゃあんた、世の中どこを探してもNSRの乾式クラッチ音はまずありませんから^^;
ずっとNSR乗りだったこともありますが、γともドカとも違う種類の音です。
 
 
 バイク乗りが2人揃えば、予定もそっちのけでそりゃあ走るでしょうヽ(´ー`)ノ!
というわけで早速走りに行って参りました。

01_nsr_rzr_2

 街道の途中で一休憩。
売れ残りの”クイッククエンチ”を買って噛みながら進みます。
インカム越しに「メットでガムって食べにくいよね」なんて笑いながら。 
 
  

02_takataki

 【高滝湖】
 

03_lost

 《陳列のない押せる釦があれば押す》それが私流。
・・・案の定、お金だけ吸い込まれてなにも出てきませんでした。悔いはないっ!
 
 

04_blackthunder

 友人がコンビニで買ってくれた【ブラックサンダー】をお茶請けにまったりと。
 
 

05_twiright

 夕暮れはすぐそこに。
 
 
 
 少し走って。

06_takataki_st

 【小湊鐵道 高滝駅】
 薄暗く少し寒々しい秋の宵に、ローカル線の無人駅はなんともいい感じ。
 

07_board

 ここだけは、まだ昭和です。
 
 
 
 既に周囲は真っ暗。
2stレーサーレプリカ2台の薄暗いライトでは若干心許ないものの、
程良いペースで街道裏の峠道をひた進みました。
 

08_kazusanakano

 なんとなく到着したのは小湊鐵道の終着駅【 上総中野 】。
これがまた”終着駅”という形容がこれほどはまる駅もなかなかありません。
でも実は【いすみ鐵道】の始発駅と接続されていたりします。
 

09_dia_2

 
 あまりに少ない運行本数にも終着駅を感じます。
 
 

10_vendor

 ここも無人駅ゆえに、いすみ鉄道側のホームまで行ってみました。
せわしなく明滅する古びた灯りの下、電車を模した自販機を見つけたり。
『今度来たらここでジュース買おうっと。』
 
 
 お互い翌日からは勿論仕事。
なんとなく走りすぎた感もあったものの、週末の良い気分転換になりました。

 友人が帰ると、
友人が連れてきたいらない客である”風邪”に罹りそうになりつつも、
宮崎アニメ顔負けのバカ食いを披露して超回復して今に至ります。
【つらいとき、苦しいときこそ喰う】戦う男の哲学ってやつですね?
 
 
 先般、数年前に一世を風靡した”脳トレ”の川島教授が、
YAMAHAと合同で研究成果をされました。
【週に1~2度趣味でギアつきのバイクに乗る人間は、
  心の病気や脳の処理能力に乗らない人よりアドバンテージがある】というもの。
オートバイを安直に正当化するつもりも、そんなものに依存する気もありませんが
確かにあるようですよ。実体験から保証します(笑

 週も半ばの水曜日、あと半分も頑張ろうっと。

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わー東京だ~

 本日はスーツ姿で東京周辺をふーらふら。

 別段営業職ではなく、しかも普段は私服通勤だったりするのですが・・・
本社への出社ということでなにやらいつもと違う気分での仕事でした。
 
 
 自宅最寄りの駅から、なんとなくグリーン車なんかに乗ったりしまして。

01_green

 『すごいなーヽ(´ー`)ノグリーン車だー』
・・・我ながらいいオトナがなんとも貧相な話だとは思いますが、
こういう感覚は嫌いじゃありません(笑
 

02_rush

 通勤時間帯の【総武線快速】はそれこそ恐ろしく混むのですが、
グリーン車通勤(一日限り)の私には他山の火事ってなもので♪
たまにはこういう事もあってもいいですよね~。

 併走する総武線各駅停車は乗車率300%といったところかしら。
東京のサラリーマン連中のタフさには頭の下がる思いです。
 
 

03_bakurochou

 移動中に乗り換えの為に降りた駅で。
毎度思いますが【馬喰町(ばくろちょう)】ってインパクトある名前です。

  
 平時、ライダー的には”東京”は最も避けたい不快エリアではありますが、
地下鉄などを利用して移動する東京は、どこをとってもやはり日本の首都。
都心エリアならばどこへ行くにも電車で不自由することなどありませんし、
それこそ蟻の巣のように地下に縦横無尽に掘られた路線には驚嘆してしまいます。

 毎度の事ながら『はー、これが東京だよなあ』なんて感心しながら、
《都営新宿線-丸の内線-千代田線-大江戸線-三田線-有楽町線》
なんて具合に東京風ビジネスマンを気取ってみたり( ´ー`)。
 

04_deep

 このやたらと深いエスカレータ(4~5階分はあります)も印象的ですよね。
周囲に女性が居ると大変な事になりますので(苦笑
見渡す限り男性サラリーマンの時にパシャリとやってみました。
 
 
 肝心の仕事の方は今後若干動きがありそうな感もありますが、
出来る事なんていくらでもありますからただ前に進むのみ。
無能が「チャンスが無い」などとほざいてもただの負け犬の遠吠えですから、
泣くのが嫌ならさあ歩け~♪(水戸黄門)ということで(笑

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R.I.P. sic

Requiescat in Pace sic...

 MotoGPライダーのマルコ・シモンチェリが亡くなった。

 先の日曜、マレーシアGP決勝でのアクシデントだそうだ。
まだ24歳。これからを嘱望された才能あるライダーだったと思う。
誰だからいい、なんてことは決してないが、
世の為、人々の為に亡くなっていい人間ではなかった。
 
 彼はイタリア人。
島国日本に居ると全く考えられない事だが、
ヨーロッパではモータースポーツの人気は一際高く、
スペインやイタリアなどでは、サッカーなどよりも社会的地位も人気も高いのだという。
意外なようでもあるが、成る程どちらも熱い国だと納得も出来ようもの。
  
 
 モータースポーツのマイナス面だけを面白おかしく取りあげ、
自国の人間が世界一になってもそこはどうでもいいといった寂しい日本だが、
(GP250最後のチャンプになった青山選手の時の報道には心底がっかりした)
そんな国にあっても今回の事故は扱いが比較的大きかったように思う。
そういえば、シモンチェリ選手は250ccクラスでは青山選手のライバルだった男だ。
 

  いい時代なのか、悪い時代なのか・・・
ネットを少し検索すると事故の動画などいくらでも出てくる。
オートバイに興味もない連中が様々な憶測をし、非難するのは勝手だが、
ライダー目線で見るとやはり避けられず、そして起こりうる事故である事が解った。

 蛇足だが、私とて一昨日に車体の制御に失敗し転倒していたらば、
後ろから来ていた黒のミニバンに同じように轢かれていたのだろう。
ウィンカーを含めフロントセクションには全くのノーダメージであったし、
完全に真横からのヒットだったのだからあわやという所だった。 
 
 
 当然、私ごときには縁もゆかりもない雲の上のライダーであり、
ライディングスタイルも特別好きなタイプではなかったのだが、
事故を目の当たりにし、死という事実を突きつけられるととても悲しいものだ。

 中継映像に映った、泣きじゃくる女性の姿が目に焼き付いて離れない。
フィアンセなのか伴侶なのか、ファンなのかは判らないが彼女の悲しみいかばかりか。 
 
 
 イタリアンの彼には”Requiescat in Pace"こそ相応しい言葉なのだろうが、
敢えて、マルコ・シモンチェリ氏のご冥福と、
残されたご家族には心の底よりお悔やみ申し上げたいと思う。

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なんである アイデアル。

 タイトルに意味はありません。
 
 昨日は酷い目に遭いました。
事故の直後というのは怪我などの影響が出難いため、
翌日以降に状態を慎重に観察しなくてはなりません。
 そしてそれはオートバイについても同じなわけで。
雨が時折落ちてくる不安定な空模様の下、
さぼりがちな洗車がてら、車体の各所をチェック致しました。
「メキメキっ」と衝突しているのは事実ですし(苦笑

  
 それにしても思うのは、世の中の一部の悪い人間の所為で
真っ当に生きている人間までが不当な損害を被るという不条理。
ともすると昨夜のようなババアが多い所為で、
全く罪のない素敵なご婦人ドライバー方まで、
『危ない運転をするのではないか?』とまずは疑わなくてはなりませんし、
昨今話題の自転車規制についてもそうです。
ピストバイクなどのアホの危険行為の所為で、
殺人四輪や、路上駐車などという最低な犯罪車両が跳梁跋扈する路上を、
ヘロヘロと避けて走る事が”形骸化した法によって”強制されつつあります。

 政治と経済の構造上、多額の金が動く四輪産業を規制するのは困難でしょうが
まずは四輪の規制と多くのドライバーの意識改革こそが最重要課題の筈。
路上のほぼ全てを占め、殺傷力も一際高い車両が一番甘い認識で走行している事実を
先に改革してからでなければ悲しい事故は減りませんよね。
例えば『追い越し禁止の道路で、自転車の後ろを延々と徐行して走るのが嫌だ』
というような無思慮なドライバーはいくらでもいます。
 
 何事も一時が万事という認識は浅はかではありますが、
対応可能な範囲には限りがありますので、優先順位が肝要ですよね。
 
 
 
 そんなワケで。冒頭に戻ります。
と、その前に昨夜のお話がまだでしたのでそちらから。

 衝突後、走行時のフィーリングを確認しながら予定通り湖方面へ。
”あんな事”があった後なので、クールダウンをしながらです。
 

01_yellowhat

 途中『おっとそういえば』と思い出して、
田舎の街近くにあるカー用品チェーン店のイエローハットに立ち寄りました。
お目当てはこの商品。

02_holder

 なにやら懐かしい感もある、コインホルダーです。
ETCの普及の影響からか、最近めっきり見かけなくなりました。
ホームセンターや郊外のカー用品店も何軒か回ってみたのですが見つからず、
調べてみると、この商品も扱っている店舗は少なくなり(amazonなども同様)
『もしかしたら、場末のカー用品店ならば古いものも残っているのでは?』
と立ち寄ってみたところ、これが大正解でした。
 
 
 なんで今更かと申しますと、

03_break

 長年、ツーリングなどに連れ添ったコインホルダーが壊れたからなのです。
先日のキャンプツーリングの終盤、
500円玉がごっそり無くなっていたので驚き確認すると、
”コインを引っ掛ける爪”が破損していました。
既に10年以上使っていますし、むしろ良く持った方かと思います。
上野のCORINで買ったタンクバッグに付属の思い出の品です。
 

04_compare

 新しい方にコインを移してみると・・・ちょっと入る量が少ないようです。
とはいえ、事前にコインホルダーの購入候補を調べたのですが、
今現在はこの商品しか選択肢がないようで、こればっかりは仕方ありません。
 
 因みに、500円・100円・10円が各9枚ほど入ります。
ホルダー自体のお値段は、このお店では609円でした。 
 
 コインホルダーの購入後、目的地の湖畔の自販機で一休憩。

05_max

 『そろそろ冷たいコーヒーもなくなっちゃう時期だなぁ』
 
 
 
 転じて翌朝。
太陽光の下で、CBRの軽整備を兼ねた状態確認と洗車をば。
 

06_damage

 うーむ、昨夜は気づきませんでしたが、
エアアウトレットのエッジ分にも擦過痕がありました。
周囲を観察すると、防音カバーもガリガリに。全体の幅は40cm程度かしら。
 
 
 まー「外装は消耗品」というのがレーサーの常ですし、
装置を磨いて愛でる趣味も特段ありませんので致し方なしです(笑
 
 続いて肝心の車体周り。
側方からの衝突ですから、各部の歪みが気になるところです。
直進安定性やブレーキング時の作動は昨夜確かめて来ましたが、
あとは目視や、静止状態での車体各部の緩みなどをチェックです。
大まかに、タイヤ・フォーク・ブレーキ周りなどを確認、問題ないようでした。
 
 途中、ディスクの振れなどを見るついでに、
実は以前から欲しかった工具を先日購入してあったので消耗もチェック。

07_micrometere

 【マイクロメータ】
今まではノギスなどで強引に代用していましたが、
こちらは1/100mmまで計れる精密な厚さゲージです(でも安物)
 

08_fr_l_2
【左ディスク】

09_fr_r
【右ディスク】
 フロント左右のディスクの、数カ所をチェック。
◆左:4.85mm 右:4.82mm

10_min

 私のCBR1000RR(SC57後期)は使用限度が3.5mmなのでまだまだ大丈夫でした。
余談ですが、同じSC57型CBRでも後期型になるとブレーキ周りが改修されています。
 
  

11_rear

 リアも同様に。
◆4.86mm
 
 こちらの使用限度は4mmなので問題ないようです。
 
 
 特筆すべきは、極端にフロント偏重の走り方であるにも係わらず、
30,000kmフロントディスクの摩耗が異様に少ない事ですが、
これは恐らく【ZCOO Type-C】との相性がかなり大きいと想像されます。
 フィーリングも好みですし、ディスクへの攻撃性も低く、
それで居て保ちも極端に良いとなれば次のパッドも同じもので決まりです。
(初期からガツンと効くがイニシャルブレーキ的操作で自在に扱えます)
これは、勧めてくれたドラスタ2りんかんの7耐レーサー店員さんに感謝ですね♪
 
 
 
 ひとしきり現状を確認を終え、あとは面倒な洗車を残すだけ。
 

12_mad
 実はこんなにドロドロだったわけですが。
 

13_washed
 大体こんなものかしら。
現在、仕上げのワックスはKUREのLOOXを使っておりますが
やっぱりカウル付きバイクの場合にはプレクサスが好みですね。
近々ドンキで買ってこなくては。ドンキはやけに安いのです(笑
 
 
 これで後顧の憂いもなくなりましたし、
これからもまた楽しく走ろうと思いますヽ(´ー`)ノ

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