GPSロガー

　GPSロガー。

【PNDを利用したGPSロガーのお話です】

　それはGPSの座標情報を利用してログを取る機械です。
座標情報が単位時間あたりに細かく記録されてゆくので
GoogleEarthを初めとした地図ソフトに入力することで
自らの移動の軌跡を、図面上に描くことが出来るものです。
データの性格上、その時々の速度や高度などを求めるのも容易です。
　
　イマドキのツーリングライダーの皆様は
思い出づくりに、備忘録にと御活用中の方も多いのではないでしょうか。
　　
　　
　　
　そんなGPSロガーなのですが、
最近になりまして、欲しいなぁと思っていたところ
そういえば持っていたことを思い出しました（笑

　当時１度だけ使った時のログをもとに
その時取得した複数のファイルを結合してGoogleEarthに入力してみました。

　赤いラインが軌跡情報です。

　この時のツーリングの様子は、
【　突発ツーリング♪in房総　】blog過去ログ(2007/05/02)です。
当時住んでいた町田から、横横を通って東京湾フェリーを利用。
房総半島に上陸して鋸山に登った後、鹿野山までのルートでした。
画像を御覧頂くと、しっかりとその軌跡が表現されています。

　こんな感じで残ったログは、
そのポイント毎の時間情報も記録されるので、
デジカメ画像の時刻情報と照らし合わせれば何時、どこでの写真かもすぐ解ります。
因みに、このログで大体９時間分、データ量は400KB足らずです。
テキストベースの座標情報なので非常にコンパクトなんですよね。　
　
　この時使用していたデバイスはこちら。

　Mitac MioP350
実は、走行中に落としたり壊したりして２回買い直しまして、
これで３台目だったりします。
画像の状態では、GPSから入力されたデータをもとに
画面上にアナログメーターとコンパスが表示されるソフトを利用しています。

　基本的にWindowsMobile機であり、
iPhoneほど商売っ気がなかったのでソフト数程少ないものの、
ソフト次第で様々な機能が実現出来ます。
動画や音声の再生は勿論、WordやExcel、各種ゲームなどもお手の物ですね。
そんな理由もあって、この機種がPDAとして好きだったので３台目なのです（笑

　お気に入りのMioP350も、NV-U2というSONYのナビを買ってからは
同時に利用するわけにもゆかず、使用頻度が下がっていたのですが、
今回GPSロガーが欲しくなったので引っ張り出してみました。
実は、現在のバージョンのNV-U2ではGPSのログも取れたりするようですが、
私の初期型NV-U2では出来ず、ログ取得機能を付与しようとすると
16,000円するソフトウェア更新ディスクを買わなければなりません。
以前の職場に来ていたSONYの営業さんがくれると言っていたのですが、
その時、『仕事とプライベートは別だ』ぐらいの感覚で断ってしまいました（笑　
　
　久方ぶりに、試しに屋内でGPS衛星を捕捉してみると、
基本的に空に対して遮蔽物のある場所では利用が出来ないのがGPSですが、

　窓際に外部アンテナを置くだけでここまで衛星の捕捉ができます。
感度に関しては、圧倒的にSONYのそれよりも高いので
このレベルならば、バイクのシート下に放り込んでも問題なさそうです。
　
今はメーター周りにナビを置いてありますが、

　以前は、こんな感じで使っておりました。
ちょっと邪魔でしたが、PDAならではの多機能で便利でした。
　　
　　
　まだ、バイクからの電源は取り回しておりませんが
今度のCBRでのロングツーリングでは持っていってみようかと思います。
　
　余談ですが、
PDAタイプのものは高機能ゆえにそれなりに高価になりますが
単能のPND（ポータブルナビ）や、GPS専用ログなども存在し
後者に関しては10,000円程度でも購入できてしまうようです。
まだ使っていなく、ご興味をお持ちの方は試されるのも楽しいかもしれませんね♪