まだまだ梅雨が続いております。
天候と直接の因果関係はございませんが、
ここ4週間ほど遊び呆けておりましたので、この週末はおとなしくする日。
ついでに、以前から気になっていたCBR関連の諸々を進めておきます。
というわけで。
私のCBRはスーパーでネギも買えば、キャンプツーリングにも行く万能マシンですが、
ご存知の通りスーパースポーツは積載が最大の難点。
そこで、自作のサイドケース(安物流用)を用意し、
鍵付のアルミケース装着で平時は荷物に悩まされることなく快適に過ごしておりました。
確か作ったのが2013年末でしたので、もう3年近くになります。
因みに、車検もバッチリ通る寸法にしてありますので法的にもなんら抜かりなしです。
そんなケースも、元来が汎用の安物ですのでそう耐久性が高いわけもなく。
1年が過ぎた頃から錆びが気になり、2年ぐらいになるとアルミ部分が派手に腐食。
最近はこんな状態でした。
物入れですし多少の傷や汚れは気にしませんが、
流石にここまで来るとキツいものがございました。
安物安物と連呼しておりますが、実際に1つ2000円ぐらいですので本当に安物。
使用されているアルミ材は極めて薄く、お世辞にもケースとして立派とはいえないもの。
ですので気にせずまた2個購入。
どうせ加工して使うものですから気兼ねなくてよいというものです。
それでは早速取り付け・・・なんて味気ないことはナシ( ̄ー ̄)。
腐食し易いことは認識しているわけですし、そこへの対策はして当然。
また、見た目が変化ないのもつまらないのでひと手間加えてみることにしました。
まずはマスキング。
既に出来あがった立体物を意図してマスキングしてゆくのは結構大変ですが、
デザイン上のアクセントの為に、腐食の懸念が低い箇所は銀色を残しておきます。
続いては塗装。
今は時期が悪く梅雨真っ只中。あんまり塗装に向く気候ではありません。
が。気にしない♪♪
元々気が長いほうではありませんし、自宅ベランダに露天のブースを作り塗装開始です。
週内、仕事に行く前と帰宅後に塗っておりましたが、うち2日は雨。
ふつうはラッカーの缶スプレーを雨の中吹く愚は犯さないものです。
ただ、今回の塗料は 〔 つや消しの黒 〕 を選びましたので、ネガは出ないと判断しました。
300ml缶を2本、3日に分けて4回程度重ね塗りしてこの週末へ。
乾かしていたケースを取り出し状態確認。
元々速乾タイプの塗料を選んでおりますので、塗膜については抜かりなし。
ラッカーだけに溶剤が抜けるのに時間はかかりますが、普通に使える程度にはなっています。
マスキングの上から全てが真っ黒になっていますが、
やっぱり黒1色では味気ない感じですよね。
さて、ここからはお楽しみのマスキング剥がしタイム♪
今回は(ほぼ)乾燥後のマスキング剥がしですが、
境界面が割れたりすることはない塗り方なので気楽でよいです。
一部、リベットが際に打たれている場所に霧状の塗料が侵入していたりしますが、
ラッカーですのであとで溶剤で軽く擦れば取れます。
新旧比較してみましょう。
一部が黒くなるだけで結構引き締まりいい感じです。
続いて、車体側マウントレールに取り付けるための金具や、
ケース内部の加工を進めてゆきます。
実はここが一番手間だったりするのですが、
元々自分で考えたものなので悩む要素はなくサクサク作業が進みます。
全てが現物あわせですので、各部調整をしつつ取り付けです。
ふむふむ。
以前のもので気になっていた2度ぐらい外側に開いていたマウントも改善。
見た目も黒で引き締まり、前よりすっきりとした印象に変わりました。
内部の工作も以前同様に。
よくあるスーツケースから発想を拝借した十字の荷物バンドや、
ヒンジ保護の為の開度制限バンドも取り付けて完成です。
いやはや。
面倒くささが先に立って放置しておりましたが、これでスッキリヽ(´▽`)ノ。
日頃のツーリングでの利用以外にも、
この夏もCBRでキャンプツーリングに行く気満々でございますので、
新作ケース&サイドバッグにキャリアにと荷物はバッチリ積めそうです。
最後に気になる運動性への懸念ですが、
サイドケースだけの場合、峠で遊んでいる程度ぐらいなら全然気にならないレベルです♪
どちらかというと利便性のメリットのほうが大きく、
荷物の所為で出かけが億劫になることがないのが最大の効果です( ̄ー ̄)。