主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
時が未来に進むと誰が決めたんだ
昭和のスター。ヒデキさんってかっこよかったですよね。
それだけにご病気後の時折テレビでお見かけする姿はとても心配になってしまいます。
前日に引き続き自宅横でCBRを触っていると、
突然入り口の方から声をかけられました。
年の頃は私の父より少し上ぐらい。丁度ヒデキぐらいのご年齢の身なりのいい紳士でした。
最初『こんな住宅街になんの用だろう?』と不思議そうに応じると、
新聞拡張員さんでした。まるで外見のイメージに合わないあたり色々ご事情があるんでしょうね。
ごく普通に応じ、必要がないので今は契約の意志がないことを伝えると、
「いやあ、余裕のある断り方ですね~!」と予想外の反応。
続いて「あなたはきっと、どこかの偉い人でしょう。ありがとうございました!」となにやら妙な展開に。
興味深いことに、契約を断ったのにも係わらず何故か喜んでいただけたようで。
頂いたご評価には「そんな滅相も無い」とお返し(偉くないのは事実ですから)しましたが、
なにも仕事で来た人間を邪険に扱って追い返したり、態々嫌な態度を取る必要はないのです。
もしこじれるならば、それはそれで論理的且つ誠実に対応してご納得頂ければよいこと。
そんなのんびりした昼下がり。本日は天候も含めて久々に穏やかな一日でした。
遡って朝。
ジャッキをかけて一晩そのままだったCBRの前でよっこいしょとお仕事開始。
本日のメニューは【 スイングアーム及びサスペンション周りの状態チェックと組み立て 】です。
前日外したところで時間切れしていたスイングアームを用意。
しっかし汚いですね~。
洗車が趣味ではないとはいえ、普段パーツで隠れている部分は酷いものです。
手っ取り早く固まったチェーンオイルを落としながら状態確認。
ベアリングについては油切れもなく、水分の浸入もほぼ無いようで状態は良好。
脱脂後に動かしてみましたが特段の抵抗やガタ、偏磨耗もなく問題はありませんでした。
続いて汚れ果てていたチェーンスライダー周りもチェック。
なんとなく注文してみた新品(メーカー在庫は20個もないそうです)と比較。
特別削れているなどということもなく、再利用でも問題ありませんが交換してしまいましょう。
新品を装着しようとすると・・・あれ?どうやっても取り付きません。
観察してみると原因はココ。
スイングアームにある位置決めのピンが、盛大に芋溶接されておりました。
丁度ピンとぴったり合うようにチェーンスライダーに穴が開けられているのですが、
1mmも入らないうちに縁とHIT!仕方が無いのでスライダーを芋溶接に合わせて削りました。
これで完璧です。
続いてチェーンケース2つとインナーフェンダーを組んで・・・と思ったのですが、
フロント側のチェーンケースが褪せていたので樹脂の保護剤を塗布。
保護剤が乾くまでの間に、車体側の清掃を続けます。
今までもスイングアーム越しや、スプロケットカバーの下に見えてはおりましたが
それはそれは大層な汚れ具合でございました。
そこらに転がっていた木材の端切れをヘラ代わりにガリガリやってお掃除。
どうでもいい場所はやりきっていない辺りが実に私らしいところで御座いますが、
必要な部分の汚れは剥がし、周辺を脱脂してひとまず完了です。
そうこうしているうちに、チェーンケース(前)の保護剤が乾きました。
まるで新品とまでは行きませんが、黒が締まって見た目はスッキリです。
スイングアームに各種樹脂パーツを取り付けたらば車体に戻してしまいましょう。
アジャストナットは外観上特に問題がないように見えますが、
内側にシャフトの錆の固着が見られましたので、目の細かいペーパーで綺麗にしておきます。
磨き終えたらフレームに取り付け。
この後シャフトと共締めしますのでフレーム際でねじ込みを止めておきます。
続いてシャフトの状態確認
車体左側からの水分の浸入が多かったようで、
そちら側が比較的錆び気味。ただそこまで深いわけではないのでこちらも磨いて再利用します。
(追記:カラーの外側が円滑である必要はあるものの、
シャフトの外周でスイングアームが動くわけではないのでそこまで重要ではないのですが、
カラーの傾きの原因になると好ましくありませんので、削り過ぎない程度に軽~くです。)
エキパイがひたすら邪魔ではありますが、
ふんぬと左手でスイングアームを持ち上げてシャフトをIN。
ここからはトルク管理によって走行の状態が変わってしまう部分ですが、
特に拘りはありませんので、規定トルクで組み上げてしまいましょう。
シャフトをアジャストナットごと締めたあとは、反対側のナットを113N・mという大トルクで締めます。
その状態でガタや渋さがないことを確認。
最後に例の自作工具でロックナットを64N・mで締めますが、
それなりに負荷のかかる箇所でも問題なく締め付けが行えました。
ただ、スイングアームを取り付けながらもどうにもエキパイの汚さが気になります。
違法に触媒を取りたくないのでスリップオンにしている経緯があるのですが、
遮熱板の裏に隠れている触媒入りの純正エキパイは見た目がよろしくないのですよね~。
まあそれはそれとして。今日は残りのリンク部の点検を続けましょう。
すぽんと抜いたカラーにダメージは皆無。
ニードルベアリングについても油切れ等はなく、
この後脱脂をした上で動きを見ましたが違和感はありませんでした。
3箇所あるベアリングのうち、
1箇所はダストシールで抜け止めされたカラーが邪魔して状態が確認できませんので、
ダストシールごとカラーを抜き取り、内部をチェックいたします。
保持器のないタイプのベアリングですので、
グリスが切れるとバラバラと落ちてしまいますが、グリスもしっかり残り状態は良好。
(画像は多少拭き取った後の状態です)
各所とも新たにグリスを充填して組んでゆきます。
続いてチェックはリアサスペンション。
以前オクムラさんでフル+MEチューンでOHして頂いてから、
既にOH時期を迎えて久しいのでそろそろOHに出したいのですが
先立つモノが無いこともあるものの、取り敢えず急を要する問題はないので様子見中です。
当然ですがオイル漏れなし、バンプラバーにもそこまでの劣化は見られませんでした。
唯一、オクムラさんで付けて頂いたらしいOリングにヒビがある程度。
あと気になるのはサス上部のピロボールの動きが渋いぐらいかしらん。
続いてリンクアーム周りのチェック。
例によってベアリングやカラーにダメージらしいダメージは認められず。
清掃とグリスアップを行ってから、リンク同士の接触面を確認。
ここは”リアタイヤに一番近い場所”ゆえに砂や小石などで過酷な環境。
接触面には様々な傷が見て取れますが、10年50,000kmの割には・・・といった印象です。
ここもある程度磨いてから組み付けます。
一通りチェックが済みましたので組み立てへ。
動きを確認しながら各所を規定トルクで締めて組み上げます。
この車体らしい部分は、サスペンション本体がフレームに一切触れないこと。
余談ですが、最前線ではユニットプロリンクは過去の遺物だとか。
車体剛性管理の自由度が上がるとか、
電子制御のない時代にトラクション的に有利だったとか言われますが、
使われる技術の変化は実に興味深いです。
スイングアームとリンク周りが組みあがってしまえばあとは一息に。
フロントスプロケット及びクラッチスレーブシリンダー、
シフトリンケージを組んでから、
タイヤを入れてチェーンの張りを調整しつつ、ホイールのシャフトを締めてほぼ完了!
各種ボルト・ナットの締め忘れがないことを全て確認し、
ロアカウルを戻したらば、
よいしょと跨って我が家の庭(約2m)を何度か試走して完成ヽ(´▽`)ノ~♪
おそらく次の週末まで走りにはゆけませんが、
元が元だけに劇的な変化こそないものの、気分的にはよい感じ( ̄ー ̄)。
なにかと気になっていながらやっていない事の一つが解決して満足です。
次に分解するときはベアリング交換をしたいところですね。
そのうち気が向いたらやっすい油圧プレスでも買おうかしらん。
しちしとうって本当にあったんですね。
史実の祭祀用?の刀剣のお話ではなく、
ハニワがぽろっと落とすという噂のアレのことでございます。
当時はハニワに勝つことすら難しかったような気がしますが
私のところでは終ぞ落とさなかったなあ。
そんなわけで。
忘れていたわけではないのですが、不具合もなくやるに至らなかった整備をひとつ。
コメントを頂いてからしばらくブログを放置してしまったお詫びも兼ねて
リクエストを頂いた整備のご紹介などをお届け致します。
お題は 【 スイングアーム及びリンク周りのメンテ 】でございます。
本日は時間の関係もあって分解までを簡単に紹介致します。
今までの私の整備としては、
タイヤを外すなど何らかのタイミングがあれば、
リンク周りのベアリングの状態確認とグリスアップを行う程度であり、
駆動系のそれと比べて、頻度はあまり高いものではありませんでした。
また、スイングアームピボット周りは購入からノーメンテ。
理由は道具関連の難が主であり、場所柄不具合を感じていなかったことも理由でした。
さてさて。作業を始めてみましょう♪
まずは最大の障害のコイツからなんとかしなくては。
スイングアームピボットシャフトのロックナットでございます。
『なにをロックナットぐらいで』とお思いのことと存じますが、
そうは問屋がおろさないのがSSなどの高性能オートバイというわけでして。
普通のオートバイならば、
少し品揃えのよい工具屋であれば適当なサイズが購入可能なロックナットレンチですが、
この車両のサイズものはどこにも売っておりません。
外径46mmのロックナットレンチなんてどうしろと!?
一応HONDAの特殊工具で扱いはあるので今回注文しようとしたのですが、
純正パーツ取り扱いのバイク用品サイトなどで見積もりを取ると
「ご注文いただけないパーツです」と鰾膠も無い回答。
受注生産ならいざ知らず、買えませんとなると困っちゃいますよね。
仕方がないのでインターネットを駆使して調べてみたのですが、
アメリカはアトランタ近郊で70ドルぐらいでハンドメイド品が売られていました。
ただなあ。送料が35ドル。納期は6週間とかで流石にこれは微妙な感じです。
そのまま『うーん。』と悩みつつ週内の仕事を終えまして土曜。
どの道作業はするつもりですので、ウマでフレームを支え車体を持ち上げます。
今回はスイングアームが居なくなりますので、当然メンテナンススタンドは使えません。
工具については手に入らないものは仕方なし。
『だったら自分で作るわっ!』ということで、
手持ちの部材で材質も強度も目的も一番合理的なモノを探すと、
サイズ的には36mmのソケットがよいようでした。
溶接できる環境があれば頑丈そうな適当なパイプを使うのですけれど。
ステアリングステムベアリングを叩き込むのに買ったソケットです。
さてコレを削って・・・とここで問題発生。
むかーし、横浜の青葉辺りのダイナミック!ダイクマ~♪で買ったグラインダーが、
いきなり軸のロック機構が破損して使えなくなりディスクが外せない状態に。
元が安物な上に長く使っていますので仕方ありませんが、
作業開始と共に工具をカインズあたりに買いに行く羽目になりました^^;
さてと。懲りずにまた安いグラインダーを購入して作業開始です。
まずは肉厚のある部分まで大体同じ高さに削り、
そのままロックナットのへこみに合わせて爪をつくってゆきます。
はい完成~。
なにせ車体から外せないナットを相手に現物あわせなので面倒でしたが、
ためしに嵌めてみると。
多少見栄えは悪いですがまあこんなものでござろう!
ここがなんとかなればあとは動くだけ。
まずはリアタイヤを抜きまして。
そのままリンクアーム類を外してからサスペンションをすっぽーんと下から抜きます。
このとき邪魔なリアキャリパーは、
ステップあたりにホースに負荷がかからないように適当に退避させておきます。
本当は触媒から後のエキパイも抜いた方が作業は楽なのですが、
正直面倒くさいですよね( ̄ー ̄)。
続いて反対側。
スイングアームを抜くにはチェーンを外さなくてはなりませんが、
CBRは櫓状のスイングアームの中にチェーンラインが通されている為、
チェーンだけ外すにはカットする必要があります。
当然ですが交換時期でもないのにそんなこと出来ませんので、
フロントのスプロケから外して、チェーンごと抜く準備を行います。
どこのお宅のオートバイも、走れば走るだけフロントスプロケ付近はべっとべとですよね。
他聞に漏れずうちも酷いものです。機能に影響がないのであまり気にしておりませんけれど。
これでスイングアーム以外のパーツが大体外れました。
続いてピボットシャフトを抜いていくわけですが、
まずは車体左の大きなナットとワッシャをを外して・・・と。
いよいよ例のアレを使ってみましょうか( ̄ー ̄)♪
ツメは敢えて長めにしております。
強度の不安は残りますが、今後の対応を考えると長めが吉かと。
あとで短くする分には簡単ですしね~。
性格上結構テキトーに作っておりますが、
ほぼ寸分のガタもなくばっちりフィット!難なくロックナットを外すことができました♪
外れたナットを乗せるとこんな感じ。下辺のうねうね感はご愛嬌でございます。
まー普通に使えるようでよかったよかった。
ちなみにHONDAの純正工具は、現在12,000円程度の設定のようですが、
そもそも買えないんじゃあなあ。
そうそう。今回は持っていなかった工具がもうひとつ。
スイングアームピボットシャフトを回すのに、
19mmの六角レンチが必要となります。
そこらのメガネレンチより極太な姿はまるで口紅みたい。
シャフトをアジャストナットと共に抜き取ればあと一息。
エキパイがある場合は若干の干渉がありますが、
捻ってチェーンごと抜けば完全にフリーになります。
普段ブラシもなにも入らない場所を観察。
新車以来、一度もマトモに磨いたことの無い場所ですから汚いものです。
これはやりがいがありそうですね~!
分解の最後に、スイングアームについている樹脂パーツを外してゆきます。
チェーンガードにインナーフェンダー、チェーンスライダーなど。
これまたチェーン交換のときぐらいしか清掃しないチェーンスライダー。
50,000kmを優に超えても消耗はそれほどでもないようです。
ここはNSRのほうが余程減った気がしますね。
ただ、今回は気分でこちらも交換致します。
スイングアームを外したときでもなければ交換しづらいですね。
晴れて身軽になったスイングアーム単体。
樹脂パーツの下も相応に汚れておりますので、
こちらも清掃のし甲斐がありそうです。
パーツがついているとどうしても届かない場所が、実はずっと気になっていました。
と。本日の分解はここまで。
午前中は通院があり、途中でグラインダーを買いなおしにいったり、
工具を作ったりと時間があまり取れませんでしたが、折り返し地点までは到達。
できれば明朝から残りの作業を行う予定です。
各部の消耗度合いはまだ未確認ですが、場合によってはパーツを追加発注で延びるやも。
最後に今回外したパーツたち。
作業の感想としては、難しさはないものの手間が多めです。
あとは特殊工具を含めた道具類については如何ともし難い感じ。
そう思うと、あんまり一般家庭で自分でやるのはオススメしないような気も致しますね~。
とはいえ、気になっている場所を自分で触れるのは気持ちよいものですよねヽ(´▽`)ノ。
【 3/13リクエストにより追記 】
純正特殊工具の形状イメージです。
(OSのペイントツールで描いたので雑でスミマセン)
HONDAパーツNo. 〔07YMA-MCF0100 WRENCH,L.N.5.8X46〕
便所はココロの鏡。
洗車度合いも心の鏡だったらどーしましょ。
というわけで結構久しぶりに洗車を致しました。
諸々あって結局お出かけは出来なかったのですが、
砂埃だらけの状態を目の当たりにしてしまうと流石に放っておけず。
軽く洗剤で流してケミカルで仕上げただけのお手軽スタイルです。
あとはメンテナンススタンドで持ち上げてチェーンスプロケ周りのチェックを一通り。
ベランダで塗ってからかれこれ8年ぐらい経ちますので塗装も大分疲れてきた感も。
最後にタイヤの空気圧と状態チェック。
S20 EVOですがあまり距離が伸びていないのでスリップサインまでは余裕あり。
四角く減るのはツーリングライダーの宿命なので致し方なしです。
前日に修理したセキュリティがらみの動作と、交換後のバッテリも快調そのもの。
エンジンもかけてスタンド上でタイヤも回してひと段落です。
ともあれ状態確認だけでも出来てよかったよかったというとで( ̄ー ̄)。
機械モノはなんでもそうですが、触って動かしていないとダメになりますので
さて。次の土曜は通院があり出られそうにありませんが
なんとか菜の花の季節が終わるまでには走りにゆきたいなあと思っております。
そろそろよい季節なのですよね~♪
衰えはまだ知らず。
おおっ。いつの間にこんなに時間が過ぎたのか・・・。
皆様大変ご無沙汰しております。
自身で前回の記事を読んだらばまさかの建国記念日。
加齢とともに時間が過ぎることが段々早くなっている気が致します。
相対的に、感じる時間は薄まるゆえ仕方のないことなのかもしれませんが、
あの頃の濃密だった時間というのは、過ぎてから気付くのもまた必定。
そんなわけで元気にやっておりますヽ(´▽`)ノ!?
特段なにがきっかけになったという訳でも無いのですが、
先週末に急に思い立ちまして、CBRのバッテリ交換をすることに致しました。
確か前回に交換したのは4年前。
少ししてからOptimate4(常時接続のバッテリ維持充電器)を買ってからこちら、
以前迄には信じられないほどに不調を感じることは皆無。
私の環境では端子間の電圧ぐらいしか計れず、CCAなどのテストは不可能。
さらにMFゆえに比重も計れない為、基本的に電圧でしか見ておりませんが正常の範囲。
最近のように乗る頻度が下がっても同様に劣化の兆候なしにて
正直交換する必要性は感じていなかったのですが、気になったときが替え時です。
というわけで注文!
みんな大好きamazonから購入。
どうやら即用式バッテリを液入れ・初期充電して発送する対応らしく、
奈良は天理辺りから発送されました。関西バッテリーさん?とでも提携しているのかしら。
あの辺りは古の天皇やらの古墳だらけで憧れの土地です。
そんな場所に思いを馳せながら待つと3日程で到着。
【 台湾ユアサ TTZ10S 】
今回は 台湾ユアサ に致しました。
今までなんとなくGSユアサに拘って使ってきましたがそれも結局はChina製ですし、
久々に純正サイズのバッテリを入れてみたくなったのが理由。
バイク屋のおやじさんの勧めもあって、
ここまで価格面で有利で性能的に許容範囲なYTX9-BSを使用していますが、
台湾ユアサ製品ならば値段は問題にならないぐらい低価格なのもあります。
購入候補の中にはリチウム系バッテリもあるにはあったのですが、
その驚異的な軽さと引き換えに、適切な利用には管理が非常に面倒くさく私には向かないようでした。
これは乗り物ですので、なんだかんだ言ってシンプルで融通が利くほうが便利です。
初期充電済みとのことですが、どれどれと計測。
電圧的に問題はありませんでした。
この時点では仕事だったので取り付けは我慢。
どうせ暇なので手持ちの充電器でも充電して週末を待つことに致します。
そしてやってきました土曜日。
全国的に雨で荒れた天候だということもあり、絶好の作業日和。
まずはCBRのところまでゆくと、車体にはすっかり砂埃が積もっておりました。
海沿いゆえに砂埃が日頃から凄いのですが、ここ最近は天気も荒れたものなあ。
軽く埃を払いシートを外して・・・と。
ここが埃っぽいのはいつものことです( ̄ー ̄)。
もう10年になりますからそれなりには汚れますよね。
まずは4年使ったバッテリの電圧チェック。
直前までoptimate4を繋げていたので当然ですが、
全く問題を感じない値で御座いました。まーそうよねえ。
周辺の配線を除けながら古いYTX9-BSバッテリを取り出していると、
これまた新車のときから付けているアラーム用のスピーカーがポロリ。
そういえばバイク屋のおやじさんが「コレ中古だけどよかったらつけとくよ」と、
タダだかやたらと安価だかでつけてくれたもので、その時点で少し年季モノでしたっけ。
ご覧の通りにケースの接着剤が完全に劣化してパカっとした上に、
ケースも経年劣化で割れ、外れた拍子に中のスピーカー配線も断線してしまいました。
流石に『もう10年以上だからなあ』と思い、
新しいセキュリティでも買おうかと考えてネット界隈で探してみたのですが、
ユニットのサイズや、機構のシンプルさからくる確実性などの関係で今より良い物が見当たらず。
リモコンスターターやアンサーバック機能に惹かれなくもないのですが、
オートバイの場合は結局要らない上、電源や作動不良関連の懸念の方が大きい気がするのでやめました。
結局こちらは半田でちょちょいと修正して復活でございます。
ちょっと壊れたぐらいで都度新しいものを買おうとするのは褒められたもんじゃありませんしね~。
バッテリの入れ替え自体は至極簡単な作業ですのでささっと完了。
YTX9-BS ⇒ TTZ10S(YTZ10S)に戻ったことで高さが10mm程度下がりましたので、
空いたスペースはまた何かに利用してみようと思います。
そうそう、即用式(液を使うときに入れるもの)バッテリは基本的に傾斜搭載NGとなりますので、
SC59型のCBR1000RRや、スクーターなどには使えませんのでご注意下さいね。
SC57はご覧の通りにシート下にほぼ直立に近い形で搭載されている為問題になりません。
最後にクランキングもいつも通り快調であること、
電装関連の動作もバッテリの値も正常であることを確認して完成です♪
元が正常だけに大きな差はありませんが、パーツを新しくするのは毎度気持ちのよいものです。
これでまた春が一歩近づいた気が致しますねヽ(´▽`)ノ♪
お洗濯日和。
週の谷間に休日ひとつ。
本日は建国記念日。神武天皇の即位日・・・でしたか。
数ある祝祭日の中でも特に印象の薄い感覚です。
もちろん軽視するつもりはありませんけれど、なにせ神話の時代の話ですゆえ。
反面、当時実際に何が起きていたのかという方にこそ興味が御座います。
休みとはいえなにせ翌日は当然仕事ですから、
浮かれて遊びに出る気にもならず。部屋の模様替えとネットワーク環境整理。
あとはせっかくのお天気なので洗濯などをして過ごすことに致しました。
そんな訳で冬ジャケットを洗ってみました。
画像から溢れ出る生活水準には目を瞑って頂ける事を願うとしまして、
冬場の好天は気分がスッキリしてよいですね♪
しっかしなんで白入りを選んだかなあ。
車に乗っていると信じられないことでしょうが、
路上の排ガスの所為で物凄い勢いで真っ黒に汚れることは日常茶飯事です。
たちの悪いことに簡単に落ちる類の汚れではなく難儀しますよね。
さりとてライジャケはそんなに安いモノでもないので、
汚れたらばホイホイと買い替えというわけに行かないのも困りもの。
洗濯石鹸とぬるま湯で浴槽に漬け置き洗いをしたのですが、
なかなか落ちないのは毎度のことでございます。
でも、多少でも綺麗になると気持ちいいんですヽ(´▽`)ノ♪
そういえばCBRの洗車もしていないなあ。そろそろやりたいところです。
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