いやーっ、やらかしましたですハイ。
週末は土曜日の早朝。
台風の通過からの”木・金・土”辺りはまるで夏が過ぎたかのような、
奇跡的な絶好のツーリング日和ともいえる気候が訪れていました。
金曜日の段階で漠然と
『土曜日が涼しかったら是非走りたいなぁ』と思っていたのですが、
金曜夜の飲み会明けという事もあり、起きたのはいつもより遅めのAM7:00頃。
そのままうだうだとしていると、あれよあれよと9時を回ってしまいました。
『このままではズルズル行くなぁ』と思えたので、
それでもと朝シャワーを済ませ、体を乾かしてから
先週末のツーリング後のままになっていた装備類(洗い物以外)を整理し、
いよいよ出掛けようかという矢先。
荷造りの最終段階で、
ツーリング先でコケた時の為に持っていく携帯を仕事鞄から取り出すと・・・
仕事で軟禁生活に近いような多忙な日々を送る友人から、
AM8:00頃に着信があったことに気づきました。
なんじゃろと急ぎ折り返し、
「返信遅れてごめん、どうしたのかしらん?」と問うと、
友人:「もう帰ってきちゃったよ~」
『ハテ???』と悩んでいると、
なんと8時頃の着信は、
我が家の目の前までバイクで遊びに来てくれた時のものだったよう。
我ながら呆れるところですが、
私の人生に於いて携帯電話のプライオリティは一際低く、
そういう類のもので縁が保たれるものだとも全く考えておりませんで。
その所為か、どうにも携帯電話絡みのレスポンスが悪いのは反省点。
それでもと思い、東京在住の友人に向けて
「よかったら湾岸通ってお台場あたりまで出ようか?」と応じると、
友人:「だったらもう一度千葉に行ったほうがいい」って(笑
色々と申し訳ない(金銭・時間・多忙な友人の肉体的負担)点もあり、
最初はなんとか別の方向でと色々考えたものの、
【 涼しくて絶好のツーリング日和 】ということで、
休日でも走りやすい房総半島内陸部に走りにゆくことに決まりました。
となれば。
都心からのワープ道路こと【東京湾アクアライン】で友人は一時間少々で到着。
到着の時点で既に12:00前だったので、
Bluetoothヘッドセットのペアリングだけ行ってすぐに出発です。
バイク置き場からCBR1000RRを引っ張りだしている段階から、
すでにペアリング済のヘッドセットは大活躍。
些細な会話をしながら、フルフェイスメット姿のまま容易に準備完了です。
そんな便利ツールのお陰で、
”走り出してから目的地などの話が出来る”という夢のような行動が可能に。
自宅を出て相談をしながら走行をしつつ、
まずは最早ホームコースとも言えるルートを経由して一路【養老渓谷】方面へ。
これからの走行に備え、途中でガソリンを満タンにしておきました。
養老渓谷裏の林道で、一度目の小休止。
小雨が降り始めたこともあったので、一度意識をリセットするのも目的でした。
写真を見ると、友人のNSRと私のCBRの距離が随分離れておりますが、
最初は私のCBRのすぐ後ろに友人のNSRが停まっていました。
それがなんでこんなに離れているかというと。
足下の路面がこんな感じだったからなのです。
私は割と大雑把なのでそのまま、友人は比較的慎重派なので移動です(笑
このあとその大雑把さが悲劇を生むことになるのですが・・・。
NSRのタイヤが交換時期を迎えつつあることもあって、
Bluetoothインカムの向こうで若干の悲鳴を上げながら走る友人を後目に、
私はこういう路面に少しは耐性があるので鼻歌交じりで進みます。
SSですし山道ぐらいネ♪
林道を抜け、養老渓谷中心部や粟又の滝などという有名な観光地を通過、
先日訪れた紫陽花の麻綿原をやりすごします。
それにしても”タイトな峠をバンクし続けながら会話する事”の愉しさや。
先行したライダーが、路面の状況や対向車の接近などを
リアルタイムに伝えられる事もこの上なく便利ですね~。
少し走って、先日ソロで立ち寄った【 1000年の大椎 】に寄り道。
悠久の、という程長い時間ではないもののそこは1000年。
永い時間を渡って生きてきた命というのはなんとも荘厳なものです。
・・・・・・「どしゃっ」。
あ、スタンドが埋まってCBRが倒れた( ゜д゜)!
足下が草地なのは認識していたのですが、
踏んでみて硬めな気がしたのでそのまま停車したのが仇になりました。
友人が即座に駆け寄って起こそうとしてくれたので、
流石に悠長に写真を撮る気にはなりませんでしたけれど(笑
転倒での傷は”ダイジローメット”が間に挟まってくれたので、
最小限で済みましたが、リッターバイクとしては驚異的に軽いSSも
同じ足場でなんの事もなく静止していたNSRと比べるとやっぱり重いですね。
(CBRはNSRより40kg程重いです:CBRの乾燥重量は175kgぐらい。)
埋まりゴケとは直接因果はありませんが、先の小雨でドロドロです。
写真にも写っておりますが、今日はカメラをタンデムステップに留めてあります。
尚、こちらのupは未定です(走行中の友人がバッチリ映りまくっておりますので)
千年の樹を堪能したあとは、
少し晴れ間が見え始めた空を追って【天津小湊】方面へ峠を駆け下ります。
峠を降りると、かなり都合のいい場所にあるセブンイレブンで二度目の休憩。
このコンビニは駐車場も広いので高確立でツーリングライダーが休んでいます(笑
夏本番、海の家の見える場所でベンチに座ってホットスナックを頬張りました。
ベンチ脇に目を転じると【元禄地震の津波到達地点】の看板が。
防波堤の上ですから、海面から3m程度はある場所です。津波は恐ろしいですね。
太平洋に面した海水浴場の閑散具合に若干心を痛めながら、
小休止も済んだので再び走り出しました。
目論見通りに気温は程良く、
メッシュジャケットを羽織ってはおりますが、ここまで殆ど発汗もなく良い感じ♪
例によって走り出してからメット同士で通話をしつつ、
そろそろ昼食を摂ろうかという話になり、鴨川の道の駅に向かうことに。
平時の週末は大渋滞を形成している【鴨川シーワールド】ですが、
震災の影響からか、不思議なぐらいにシーワールド周辺道路は空いていました。
比較的スムーズに進み、会話の楽しさも手伝ってかあっというまに
【 道の駅 鴨川オーシャンパーク 】に到着致しました。
冷房の切られた少々蒸し暑い食堂で【海鮮丼】を注文しました。
うーん、そういえばここで海鮮丼はミスチョイスだったっけ(笑
以前仲間の誰かが頼んで失敗したのをすっかり忘れておりました。
ここでの正解は【地魚漬け丼】なんですよね。
案の定値段の割に(1,200円)やっぱり微妙でした^^;
食堂が蒸し暑かったのと、なんとなくお口直しをしたかったのとで
お会計がてらソフトクリームを購入して道の駅の建物を出ました。
ツーリングといえばソフトクリームは欠かせませんよねっ♪
って、溶けてる溶けてる! 涼しいとはいえ夏の潮風、容赦ありません。
ボタボタと溶けたソフトクリームを垂らしながらも美味しく頂きました。
腰掛けた防波堤からは、小さな漁港と夏の海がよく見えます。
あまりの気持ちよさに、すっかり根っこが生えそうになるも
本日の目的地はもうちょっと先にありましたので元気に出発です。
とはいえこの日の屋外は特に暑さもないので、
バイクに乗る時に特段辛くないのがとてもいい感じです(笑
鴨川から外房黒潮ラインを進み、
いよいよ本日のメイン【 安房グリーンライン 】に到達です。
私は何度目かという道ではありますが、NSRの友人は以前から来たがっていた道。
慣れるまでは入り口こそ判りにくいものの、
何度目かであれば難なくグリーンラインに入り、スイスイと進みました。
ここで・・・なんと申しましょうか、
この日は《筆舌に尽くしがたい程の気持ちの良さ》でした。
景色こそさほど良くないものの、山間を抜ける整備されたばかりの道路。
凹凸の少ない千葉県ならではの大きなRのコーナーが連続します。
そんな道を、肌寒くない程度の涼しい空気の中
夕方が近づいて西日の射し始めた空を見ながら走り抜けるわけです。
タンデムステップに固定したカメラにはその様がありありと映っておりました。
Bluetoothインカム経由で、
友人の心から楽しそうな声色と、自身もまた同様に気分の良い声が交わされます。
走り初めてすぐに、
「スピードは速くなくていいよね、折角気持ちいい道なんだし~」と会話し、
双方異論なしということで、メーターで法定速度+α程度で進みました。
これもまた、空間を楽しむ重要な要素になったのだと思います。
この速度域では、どんな状況でもまだ3~4段階ほどは余裕があります。
ともすればSSとレーサーレプリカの組み合わせでのその余裕は
『ダセー』などと揶揄されがちですが。
そんな余計なお世話を頂戴する必要もなく、
この時はなんとも幸運な事に、四輪とも一切絡まずに済みました。
安房グリーンラインを抜けるとそのすぐ先は、
房総半島最南端の【野島埼】に至ります。
【野島埼灯台】の目前で、自販機でジュースを買いがてらクールダウン。
特に飛ばしたわけでもなく既に充分にクールではありましたが、
実に爽快な走行のあとで気分が弾んだままの休憩としました。
晴れ上がった空と、夕日に照らされた水面。
海から吹いてくる風も湿度が低く、言うことがありません♪
海を見ていた【 かっとびくん 】由来は漁協の方に聞いてください(笑
オートバイから40mほど離れ、お茶を飲みながら暫し談笑。
時折2台のロスマンズを、まじまじと覗き込んでゆくお父様方がいたりして、
なんとなく近寄りづらい状態になったりもしつつ暫く時間を使いました。
ここでもなんとなく長居をしたくなってしまう気持ちよさでしたが、
それでもと、完全に陽が落ちる前にそろそろ帰る事にします。
行きとは違い、房総半島内陸でも西側のルートを選択し
徐々に暗くなる街道を繋ぐように、裏道を利用しながら一気に北上。
途中、出発してから6時間半を数えたころに
いよいよBluetoothインカムのバッテリが切れ、通信が途絶えたりもしましたが
大体のリズムは互いに掴めていますので難なくランデブー。
とはいえ、やっぱり会話が途絶えると寂しいし不便ですね。
無くて当たり前のものを手に入れた途端、
それが無いと不満を感じるなどとは、人間なんてつくづく勝手なものです(苦笑
本日最後の休憩地点【 高滝湖ボート乗り場 】にて。
周囲はすっかり暗く、相手の表情も掴み辛いほどだったりしますが、
取り入れる光の量を容易に制御出来るデジタル一眼は本当にラクでいいですね♪
お約束の【MAXコーヒー】をしばきつつベンチで一休み。
本日の幸運な天気と、実に気持ちよかったツーリングを話ながら
近況なども伝え合いつつ・・・・
友人:「うわわあぁぁぁっ!!!!!」
いきなりベンチから飛び上がり、横に逃げました。
私もついついつられて反対側に飛び退いた次第だったりしますが(笑
何があったのかと問うと、
セミちゃんですね。
足下にあったこの穴から這い出てきたセミが、
ベンチやズボンを伝って、友人の脚の上に這っていたようです。
確かに暗闇で昆虫がモゾモゾ体の上を歩いていたら恐いですよね(苦笑
因みに1枚目の写真は、
友人がセミちゃんを払いのけたお詫び?にと、目的らしい樹に移動させた所。
意外に気の利くヤツです(笑
ともあれ、長年地中で頑張ってきたセミちゃんが、
元気に羽化してくれる事を願ってやみません。
ちょっとしたアクシデントもありましたが、
いよいよ最後のツーリング休憩も終え、今度こそ本当の家路へ。
私の自宅に到着し夕食をファミレスで済ませたあと、
友人は溜まった家事の待つ自宅へ向け、深夜の高速へと消えてゆきました。
本日の走行距離【 222.5km 】
いやぁー友人と会話しながら走るオートバイって
本当にいいもんですねヽ(´ー`)ノ(パクリ
一度帰ったのに、わざわざ2度も遊びにきてくれた友人には感謝です。
まだまだ楽しく走るぞーっとヽ(´▽`)ノ