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そろそろ夏も終わるはず。

 皆様お久しぶりにございます。
昨日まで30℃だと思ったらば今日は20℃。しかも台風がすぐそこまで来ているようです。

 そんな最中、世の中なぜか8月末に退職する向きが多い気がいたしますが、
わが社も何人かの退職者が出ておりまして、かつての私の仲間もまた去ります。

 本人はしばらく前から本社転向になっていたのですが、
形としては乞われて異動した彼女は結果として私にそのポストを追われた形でもあり、
ならばと本社で更なる活躍をして欲しかったのが本音ですが・・・。
 とはいえいがみ合うことはあっても仲間は仲間。仕事は仕事。
双方真摯な姿勢があればこその仕事上のいがみ合いでもあるわけで、
当然ながら私怨はありませんのでとても残念に思っておりました。


 辞めると本人から聞いたのが一月ほど前の本社出張の日。
東京のど真ん中へ暑い電車に揺られて向かった本社でのことでした。

 そこからの残り時間は少なかったものの、
『餞別もいいけれど、折角ならなにが出来るかなあ』と仕事をしながら思案し、
以前の呑み会で話題になったお出かけでもとお誘いしてみることに致しました。


 とはいえプライベートな付き合いがあるわけでは当然ありませんので、
まずは連絡先の交換から。当初は社用メール経由で連絡するも色々差し支えますので、
宗教上の理由(?)から、方々から誘われつつも忌避してきたLINEなんぞに登録する羽目になりつつ、
職場の仲良しも誘いつつ3週間後の退職前の週末には皆でお出かけすることになりました。

 集合場所は新宿駅西口に朝7時。
皆さんは都会住まいなのでよいのですが、私は千葉の田舎モンなのでほぼ始発移動です。
そこからは楽しいお出かけ。餞別ならぬ送別旅行になりとても楽しい一日なりました。


 今回行ったのはこんなところ。

 長野県はビーナスライン。

 時期柄ライダーも非常に多く、
道中何度も何度も 『CBRで来ればよかったなあ』 と思わなかったわけがないですが、
今回は同僚という名の戦友とのお出かけですからこれはこれで愉快な旅。

 毎度おなじみの多量のお土産を買い込みつつ、
帰りは中央道の行楽帰り渋滞に巻き込まれながら思いで深い素敵な一日でした。


 8月末日の今日、本人とは最後の挨拶も無事済みましたし、あとは今後の素敵な人生を願うばかりです。
聴くには一般的日本人の感覚ではまず望めないような、
かなり素敵な展望があるようですのでそういう意味では安心です。

 

 と、最後にオチ。

 今回、霧ケ峰の道の駅で愛用のD7000を派手にガッシャン!っと落としまして。
レンズガードが歪んで取れなくなって帰宅してから万力で外す羽目になるわ、
ついでに掃除したらばミスしてファインダースクリーンを傷つけるわで大騒ぎ。
まあ、もともとオートバイのバッグに放り込んでガタガタやっているので今更歪みもなにもありませんけれど。

 いっそのこと『D7200でも買ってやろうか』と思うも、5分でそんなお金がないことに気づき。
(当然新モデルのD7500を買うお金なんてあるわけもありません)
世知辛い現実に色々面倒くさくなったので、ファインダースクリーンをスプリットタイプに交換することにしました。

 我ながら意味不明なロジックですが、人間ヤケになるとまあこんなものです( ̄ー ̄)♪

 銀塩世代ではありませんが、昔の一眼レフにはよく使われていたようですね。
オートフォーカス時代にはそぐわない装備ですが、
私はツーリング先で色々なものを撮りますので、これはこれで便利な予感がしております。


 今やずいぶんと型落ちのD7000ですが、
そもそもが初級ユーザー向けカメラゆえに純正の交換用ファインダースクリーン自体が存在しておらず、
当時モノのサードパーティ製のパーツも現在はほぼ入手できない状態ですので、
今回は中華製の怪しいパーツ(Canon製のフォーカシングスクリーンのコピー品?)を使用しました。

 価格も強気で、純正スクリーンの倍少々と痛い出費ですが、
Nikonから標準品の補修パーツが買えるわけではありませんので仕方ありません。
結果としてはそれなりに満足。スクリーンの見栄えが変わることで少しだけ楽しくなった気がします。


 そんなこんなのここ2週間。そろそろ夏も終わりな気がしております( ̄ー ̄)。

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2017年もまたバイクの日。

 お盆明けの週末。
長期休暇を謳歌された皆様は、
帰省先での気遣いや行き帰りの渋滞でさぞお疲れの向きも多いことと存じますが、
いつの間にか2017年も8/19。いわゆる『バイクの日』がやって参りました。


 ここ暫くオートバイに乗っていなかった私も、折角なのでもちろんバイクの日。
首都圏は「大荒れの天気です」なんて言われており、
実際に多摩川の花火大会が雷雨で中止になったり、一部では雹が降ったりとものすごい荒れようでした。


 そんなわけで?今回はDSC11に乗って.お出かけです!

 集合場所のアクアラインは海ほたるの駐車場にて。
自宅を出るときはまさにゲリラ豪雨のような雨が降っていましたが、
注意深く空をみると、少し経てばなんとなく雨雲の動きが問題なさそうなので出発。
案の定海上部分を走るアクアブリッジを少し走った頃には路面はドライになっていました。

 一足早く着いた私は海ほたるでは仲間の到着を待ちます。
今回は1名が世田谷、もう1名が埼玉の浦和?からの参加の予定ですのでのんびり待機。

 それからほどなく世田谷の仲間は到着しましたが浦和からの仲間がこない。
仕方がないので二人で茶でもしばきながらまっていると・・・
40分ほど経過したところで「申し訳ないのですが雨が酷いので今回は不参加にさせてください」とのメールが。
ピッカピカ&フルカスタムのCB1100乗りですから気持ちはなんとなく解ります^^;
こういう時、うちは雨をものともしないボロいオートバイでよかったなあ。


 不意の予定変更で待ち時間が長くなりましたがのんびり出発。

 ふたたびアクアブリッジを戻り、金田インターから下道へ。

 先日車両を買い換えたばかりの仲間はETC関連が未調整にて現金払いです。
2輪の場合ETCありならば『640円』のところ、通常料金の『2,470円』を手払いしています。
しかしなんど見ても狂気の沙汰としか思えないバイク料金設定ですね。四輪ならまだしも・・・。

 今は千葉県(熱血ドラマで御馴染みの森田県知事)の政策で料金が下がっていますが、
これが四輪も含めてETC割引がなくなったらば、
間違いなく房総半島南半分の経済は死ぬでしょう。


 無事合流もできましたので、あとはのんびり千葉内陸の快適な道をひたすら走ります。
本日は天候の不安もありますので、空を見上げながら雨雲を避けつつ随時ルート変更。

 途中通りかかったローカル線の踏み切りでは、
たまたま遮断機が下りて警告音が鳴っていたので止まってひと休憩。

・・・ん?まさかのアレが走ってきました。

 小湊鉄道のSL(風)汽車+トロッコ列車です。中身はディーゼル。
でも狙ったわけでもないのに踏み切りで遭遇できるとは実にラッキーですね。

 そうそう。最近買った仲間のオートバイはこちら。

 Kawasakiの新しいほうのNinja400です。
旧モデルに比べて顔がずいぶんとカッコよく変わった印象ですが、
中身は前とあんまり変わらないのかな?でも引き締まっていい感じです。
特徴的なモノサスが面白いですね。

 購入の候補には、CB400SBとあとなんだったかな・・・どこかの400があったようですが、
色々悩んだり試乗したりした結果、Ninjaが一番面白かったんだそうです。


 不意に遭遇したSLに気分をよくしながら、再び山中をすいすい快走。
養老渓谷辺りから日蓮の誕生寺で有名な天津小湊方面に進みます。

 普段なら休憩が要らないような距離ですが、それでも1時間ほど走ったらば飲み物休憩。
この日は熱中症予報は 【 厳重警戒 】でしたし、不安定な天気で湿度も高いため水分補給は必要です。
 オートバイに乗っていると風で汗は乾くのですが、
大量の水分やミネラルを失っていることには変わりがありませんので要注意ですね。


 今回は集合が遅かったこともあってこの時点で既に昼過ぎ。
お昼ごはんを食べに、それなりに空いていてお気に入りの道の駅へ。

 うむ。夏空!
オートバイを降りると一気に汗が吹き出してくる暑さですがこれはこれで。

 ここは鴨川漁港間近の道の駅だけに魚介が推されているのですが、
面白いぐらいに商売っ気のない、ともするとやる気のない落ち着いた道の駅。
至近に鴨川シーワールドなどもありますので観光的に力が抜けているのかもですね。

 昼食のメニューは散々迷いましたが、
「1日限定20食!」に魅かれてついついこちらに。

 地魚海鮮丼。
どうみても地のものではないものが複数混ざっていますが・・・これはこれで美味でした。
熱中症対策にもなる味噌汁がセットになっているのも、この時期はありがたいです。

 美味しく平らげ、施設内でお土産物を買い込んだらばそろそろ帰りますか。
仲間も先日オートバイの車種を変えたばかりですし、
これから夕方の天気予報は荒れ模様が強く示唆されていますので早めが吉。

 可能な限り四輪もほぼ通らず、
信号も渋滞もほぼない内陸の道を繋いで快適ツーリング。

 途中にもう一度飲み物休憩を挟みつつ。

 真夏のコーラはこれまたタマリマセン。
一時的ではありますが喉の渇きとともに暑さもこれで吹っ飛びます。


 最期の休憩を終え、あとはアクアライン入り口まで仲間をお見送り。
南房総エリアからは高速道路でも帰れますが、
フットワークの軽いオートバイならば高速を利用する必要はありませんので道中ずっと下道。

 一時夕立がパラパラときていたものの、なんとかアクアラインまで雨雲を回避して到着。
もうひと休憩挟もうか悩みましたがここから天候は荒れる方向だったので流れ解散としました。

 【 本日の走行距離:223.8km 】

 雷鳴と雲に追いかけられながら帰宅し、1時間ほどしてから世田谷の仲間から到着報告。
結局首都高でかなりの豪雨にやられたらしくNewマシンもずぶ濡れだったようですが、
ともあれ無事に帰宅できたようで一安心でした。


 暑く荒れた 8/19のバイクの日。
天候によらずオートバイに乗れたことで残りの夏もまた元気に頑張れそうです。
皆様も愛車でクでとこかにお出かけになられましたか?


 翌週は同僚の退社関連でイベントのお出かけやその後仕事絡みで乗れそうにありませんが、
また9月中旬頃にはCBRにも乗っておきたいなあと思っております。

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スターターだって草臥れます。

 テレビからは帰省渋滞などのニュースも聞こえてきますが世の中は今頃お盆でしょうか。

 とはいえあくまで宗教上の儀式の一つであって、法的なものではないのでカレンダー自体は平日。
伴って我が社も当然仕事。意外とそういう方も多いのではないでしょうか。
働いている方はもちろん、帰省で要らぬ気遣いに疲れているパパさんママさんもお疲れ様でございます。


 そういえば先日。
所用あって一番日が高い頃に出かける際に、
なんとなくクルマよりもオートバイな気分だったのでドラッグスターをよいしょと自宅前の道路へ。

 1100のドラッグスターはCBR1000RRよりも100kgは重いので少し大変なのですが、
(400は見た目そっくりですがDSC11より70kgぐらい軽いです。因みに250ccはCBR250Rぐらいの軽さです)
日が高いこともあって少し汗をかきながらも、いよいよ跨ってセルを回そうとするとなにやら反応なし。

 ここ暫く乗っておりませんでしたので『バッテリ上がったかなあ』と思うも、
昨年の同時期に新品交換したばかりなのでそれも妙な感じ。
CBRなどと違って暗電流が発生するようなデバイスもつけておりませんし・・・。

 もう一度セルを押してみるもうんともすんとも言わず。『あーこれはリレーかなあ・・・』と思い、
車体に軽く刺激を与えながら駐車場に戻り何度か試しているとやっとエンジンがかかり、
急ぎの用事だったのでそのまま出発しお出かけ済ませてきた帰宅。

 当初はセルモーターも疑ったのですが、
所謂リレーの電磁弁が作動している音もありませんでしたので、
まずは安いスターターリレーから交換してみることに。セルASSYは数万円レベルですからね。


 そしてちょちょいといつもお世話になっているWebikeさんで注文。

 社外の互換品も選べるパーツではありますが、
大型バイクのエンジンを回す大電流のリレーですし、
耐久性の心配も面倒なので安心の純正に致しました。

 リレーはこんな部品。流れる電流が大きいのでしっかりした作りです。


 それではちょちょいと交換してみましょう。
まずはシートとタンク、メーター類の配線を外して配線を目で追っていくと・・・

 こんなところに居ました。

 余談ですが、下品なエレクトロタップは私の仕業じゃありません。
納車に合わせてバイク屋に取り付けをお願いした際に作業されたETCの電源配線。
正直気持ちの良いものではないので直そうと思っていますが、毎度面倒でスルーしています。
今回も既に暑いので次回やろうっと。

 ちょっと取りづらい場所にありますが手を突っ込んで摘出。

 もう交換するので分解はしませんが、端子も錆びたりしているようですね~。
交換暦も不明ですので純正の新品に換えてスッキリしましょう。

 この手のパーツ交換のときは愛用の接点用ケミカルをひと吹き。
たったひと手間ですがやるのとやらないのとでは大きく違います。

 新しいパーツが収まってスッキリ。
ボルト留めの端子をしっかりと締めてからスターターボタンを押してみると、
実にすんなりとエンジンがかかり一安心です。


 あとは気になっていた左のフットボード(事故で曲がったのを簡易修正のみだった)や、
左のクラッチレバーの角度を調整して作業完了です。


 さてさて、週末は同僚の納車ツーリングですのでこれで気分よくいけそうですね♪
晴れるといいなあ。仲間は現時点で1100ccと400ccのトコトコバイクなのでのんびりの予定です。

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またまたライダーズ ○○ を買いました。

 本日のタイトルはストレートに。
この度、暑さにやられたのかついつい衝動買いをしてしまいました。

■DOPPELGANGER
  ライダーズタンデムテント T3-485 ※公式リンク

ライダーズタンデムテント T3-485
DOPPELGANGER 4人用
注:amazonリンク

 リッターSSでも気にせずキャンプツーリングに行くスタイルの私は、
”ライダーズ”と銘打って製品が企画された、
この世界に3人ぐらい居そうなブランド名の製品を愛用しております。

 ここの商品の最大の魅力はその ”サイズと面白さ”
決して登山用などの手堅い作りではありませんが、
ライダー向けなんてニッチな市場によくもまあと感心する部分があり面白いのです。

 因みに今まで使っていたテントはこちら。

ライダーズワンタッチテント T2-275
DOPPELGANGER 2人用
注:amazonリンク

 この 【 ライダーズ 】 シリーズですが、
私は既に以下の2種類を購入していずれも気に入って愛用しております。(※公式へリンク)

■ライダーズワンタッチテント T2-275
■ライダーズコンフォートタープ TT5-282

 ここ最近では他にもラインナップが増やされており、

■ライダーズバイクインテント T2-466
■ライダーズワンポールテント T1-442

 都合で5種類のモデルが発売されているようです。


 どれも”ライダーズ”なのですが、
キャンプツーリングで求められる要素についてカンタンに特徴などを述べますと。

【 積載時の収納サイズ <長さ×直径> 】
コンフォートタープ(48cm×φ10cm)
ワンポールテント(50cm×φ14cm)
ワンタッチテント(56cm×φ17cm)
バイクインテント(58cm×φ20cm)
タンデムテント(65cm×φ20cm)

 とりあえず積めさえすれば重量についてはさほどネガになりませんが、
どれもサイズなりの重さで、一番重いタンデムテントでも5.4kgと問題ない程度に軽量です。
最近の極端にタンデムシートが絞られたデザインでなければ大抵の車種には積めそうです。


 展開時の面積についても折りたたんだ際のサイズに準じますが、室内のサイズに着目すると。

【 室内サイズ ※タープは屋根ですので除外 】
タンデムテント>>>ワンタッチテント≒バイクインテント>>ワンポールテントといった感じ。

 インディアンの集落みたいなイメージの構造のワンポールテントについては、
構造上中央の棒を避けなくてはなりませんので、半円(変形4角形)の足元が狭くなっているデザイン。
私が以前愛用していたDUNLOPの筒型の1人用ソロテントとあまり変わらない広さのようです。
一般的なベッドでいうとシングルサイズより狭いぐらい。荷物はほぼ前室に入れることになりそうです。
ワンポールタイプなので天井は一際高いのですが、円錐状なので上の空間はほぼ利用不能。

 ワンタッチテントとバイクインテントは大体似たような室内の広さで、
2名用とされていますが成人男性が1名で寝てちょうどいいぐらい。
メットとジャケットなどを仕舞うと手が広げられない程度です。
こちらもベッドだとセミダブルよりふた回りほど狭いぐらい。
(カタログ上は縦200cm×横120cmですが、壁が傾斜しているので数値よりは狭めです)

 そしてタンデムテントについては4人用ですが、
成人2名+荷物でも問題ないぐらいの広さでコットも入ります。
ベッドにたとえるとキングサイズに近い広さ。大の字で寝て寝返りも余裕で打てます。


 続いて、四輪と違い色々と疲れながら目的地に到着する関係でとても重要な設営の手軽さ。

【 設営の手軽さ 】
ワンタッチテント>>>バイクインテント>タンデムテント>ワンポールテント>コンフォートタープ

 こんな印象。ワンポールテントを除く3つは外骨格のワンタッチタイプなので、
どのタイプでものんびりで10分も掛からずに設営は可能かと思います。


 以上、各々の特徴はこんな感じ。
続いてなぜ ”ワンタッチテント+コンフォートタープ”を既に持っている私がタンデムテントを買ったのか。

 残念ながらタンデムでキャンプツーリングをしてくれるような親密な女性がいるわけではありませんが、
端的に言うと『暑い時期はタープを張るのすら面倒くさくなってきた』のと、
『ワンタッチテントは少し手狭だった』『マイナーチェンジ前で快適性に欠けた』ことがあります。

 前室も庇もないワンタッチテントではタープはあったほうが望ましいので是非もありませんが、
後者の手狭については、荷物を入れると寝返りが少し大変なぐらいだったこと、
天井の一番高いところで120cmだったこともあり着替えなどで屈む必要があったこと、
そもそも”前室”構造自体がないため、ゴミやブーツ、テントに入れない装備類の保管に難があったことが気になりました。

 また、先般私がライダーズワンタッチテントを使っているのに感化された仲間が、
マイナーチェンジ後の同モデルを買ったのをみて、その快適性の差に愕然としたことも切っ掛け。
 私が買った2016年の4月の直後に大きくマイナーチェンジし、換気性能と使い勝手が段違いに良くなったのですが、
これが今年(2017)の3月に発売になったライダーズタンデムテントでは同様の構造だったので、
『これなら快適そうだなあ』と思ったのが大きいです。


 単純に ”面白さ” で言えば、ライダーズバイクインテントなのですが、
基本的にはライダーズワンタッチテントに前室と広めの屋根をつけただけの構造であり、
肝心の ”バイクイン” がバイクと一緒に寝たいライダーとしては魅力的なものの、
大型バイクが気軽に入るかというとそうでもなく・・・。
 そもそもバイクを入れると前室のフタが閉められないという根本的にどうなのという問題がありました。
でも屋根の下に入れたバイクの横で酒を飲みながら呆けるとかには良さそうです。


 説明が長くなりましたがそんなワケで購入。
■DOPPELGANGER ライダーズタンデムテント T3-485

 因みに私が買ったお値段は税込みで28,800円ぐらい。
発売当時(2017年3月頃)のバイク用品系のサイトによると、
価格はオープンながら標準で48,000円設定とのことですが、実売は大体3万円ぐらいのようです。

 ただ・・・このドッペルギャンガー。
販路が弱いのか希少戦略なのか、販売店が限られているのが難点で買うまでまず実物が見られません。
 たまーにやるアウトドア系の屋外イベントか、
首都圏だと東京湾沿いの木更津にあるイオンモールに在庫がない展示スペースがあり、
(木更津はキャッツアイとか氣志團とかのあの辺りですね)あとは横浜のヨドのみ。
他には大阪と福岡と鹿児島?とかで、どうしろって言うんだというような状態です。


 私は幸いにして既に同社の製品を使っていたのでなんとなく雰囲気は判りますので、
そこまで気にせず購入しました。
例によって何故かamazonには直の在庫がなく配送も1週程度と遅めだったので、Webikeの即日配達です。

 

 朝注文して夕方には到着。いやあいい時代です。

 届いたらば早速開封。

 Webikeで頼んだからか、箱の中にBIG machineのフリーペーパー?が入っていました。
それはさておき本体観察。

 上述の通り 65cm×φ20cm とのことですが、ライダーズワンタッチテントより一回り大きいぐらい。
ひとまずこの状態で愛用のキャンプ用バッグに入るか試してみましょう。

 流石に上からではすんなり入りませんね。
私が利用しているバッグは、■TANAX キャンピングシートバッグ2 MFK-102 です。
容量は59L~75Lの可変タイプ。サイズは車載にギリギリの幅といったところです。

 バッグのカタログ上の内寸は50cm、蓋の間口が42cmぐらいですが、
少し斜めにすればライダーズワンタッチテントの56cmが上から難なく入るサイズなものの、
流石に65cmは無理なようです。

 そこで横。

 このバッグは両端が開く筒状のデザインですので、横から入れることは可能。
そして意外なことに、50cm内寸に65cmのタンデムテントがなんとか入りました。

 とはいえ少しタイトなぐらいですので、両端についている小物入れは少々圧迫される感じ。
バッグそのものは更に左右各10cmづつ拡張が可能ですので、いずれかを広げれば余裕です。
左右と違い前後は余裕があり、ロールテーブルやらヘリノックスの椅子ぐらいなら問題なく入ります。


 内容物を確認。

 本体・天頂用フライシート・ペグ袋・前室用ポール・説明書・キャリングバッグ。

 キャリングバッグは圧縮ベルトつきのもので、適当に詰めてベルトを引けば径が小さくなります。


 それでは自室で広げてみましょう。
生活感あふれる6畳間で失礼致します。

 昭和の頃にあった蝿帳にそっくりな構造もすっかり見慣れました。
別のたとえ方をすると傘の構造にも似ていますね。

 フレームをある程度広げてから、天頂部にあるヒモをよいしょと引っ張ると自立。

 畳まれたサイズからは想像もつきませんが、ただ開くだけで軽く4畳半分は占有する感じ。
とても前室まで広げることはできそうもありません。
前室と部屋で355cm×230mもありますので6畳程度ではメンテもままなりません。

 折角ですのでテントを広げて狭くなった部屋の壁沿いに室内へ入ってみます。

 ベンチレーションに配慮されたモデルですので、
背面には大型窓(ライダーズワンタッチテントでは現行モデルで採用)があり、
また、左右の短辺にもメッシュのエリアが広めに取られています。

 外側のフライシートにもそれぞれ対応した開閉可能な窓が設けられており、
背面にはロープを張ればダクト状に固定できる大型窓と、
側面には小ぶりながら三角形状の淵を支える機構つきのダクトが装備されています。
こちらも私の旧Ver.のライダーズワンタッチテントにはありませんでした。

 仮に2名以上で寝るとしたらばソロよりもなお換気は重要。
季節を問わずソロ利用でも空気が新鮮で熱気や湿気が換気できるに越したことはありません。


 テントを仮設営した目的は製品の状態チェックに他なりませんが、
縫製やバックル等も概ね問題ない感じで一安心。ここからは実際の利用に際した下準備。

 購入前にネットでタンデムテントの数少ないレビューを拝見した感じでは、
「縫い目に防水処理がされていない」とあったのと、
説明書のpdfで「構造上縫い目から雨水が浸入することがあるのでシームシーリングを」とあったので、
念のためメジャーな目止め剤である SeamGripを買っておいたのですが。

 テント全体の縫い目観察すると、杞憂だったようでどうやら出番がなさそう。

 今販売されているものは、大体シームテープで浸水防止処理はされているようです。

 数シーズンは問題ないでしょうが、
テープタイプのものはそのうち粘着が落ちて剥がれてきますので、
そのときになったらSeamGripを使ってみようと思います。
 内側のテープとは別に外から塗ることも確かに有効なのですが、
少々見栄えに難がありますので暫くはこのままでよいかなと。


 そしてもう一つ。いわゆる”自在金具”なるロープを張るアイテムを換装。

 ストームロープには標準で金具ならぬ樹脂のストッパーがついておりますが、
これがなかなかの曲者でして、以前仲間と共用の大型タープを使っていたところ、
強めの風が吹いた瞬間にロープが引っ張られストッパーが盛大にずれました。

 ところが戻そうとすると保持する力が極端に落ちていました。
何事かと観察すると、樹脂のストッパーがロープによって完全に削られてすべり放題。
樹脂のほうがロープには優しいのでしょうが、
こうなるともう使い物にならずやむなくロープを直接縛ることにし対応しました。

 そんな苦い思い出がありますので金属製の文字通り”自在金具”を購入。

 安いアルマイトですので早々に剥げるでしょうが、エッジのたち具合は良さそうです。
折角買うのに樹脂のものと同じタイプでは色気がありませんので、
S時の”3穴”タイプを購入いたしました。

 取り付けるとこんな感じ。
S字形状の利点は、木とか石などにぐるっと回して留める時に解かずに済むので大変ラクです。


 と、こんな感じでチェックと下準備は完了。
既に一度取り出したテントが、買ったときのように綺麗に畳める気がしなくなっておりますが、
そこもコンプレッションタイプのキャリングバッグですので安心ですね。

 ここまで来ればあとは使うだけ!
・・・なのですが、すぐには出番なさそうです。
暑いこともありますが、翌週は同僚諸氏とツーリング予定あり。
その翌週は退社する同僚の送別お出かけあり、9月は仕事関連の休日出勤ありでなかなか難しそう。
できればシルバーウィークかそこら(私はカレンダー通りですが)に行けたらいいなあ。

 これから迎える秋はキャンプツーリングシーズン。
ライダーの皆様も準備はお済みですか( ̄ー ̄)~♪

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戦慄のブルー

 今は優雅な日曜の昼下がり。

 年齢と共に健康診断で引っかかった数値異常について、
この土曜は病院でMRIなどの検査を受けて参りました。
MRI自体久しぶりにやりましたが、どうしても毎度寝てしまうのですよねアレ。

 まー他人の健康の話なんて面白くないですからそれはおいといて。
病院翌日の日曜はせっかくなのでのんびり療養期間。


 先ごろamazonからのオススメメールで、
なんとなくポチッと買っていたものが配達されたのでそれを開けて遊んでおりました。
しかし近頃めっきりプラモデルなんて作らなくなり久々です。ヒマもないですしね~。

 【 RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機 】 です。

 いつ頃だったかなあ。
多分10代の頃に友達と遊んだセガサターンのゲームに出ていたガンダムっぽいやつ。
正確には『ジオンの ~(中略)~ 頭だけジム。』だとかで。

 3DなんてPCではPowerVRが精々だった頃の家庭用ゲーム機で、
それはそれは粗い画像のゲームでしたが・・・まあ時代ですね。

 つくづく思うのは変化の多い時代に生まれて我々は幸せです。
我々の生きている20世紀~21世紀というのは、
人類有史以来、一番めまぐるしく世界が変わった時代ではないでしょうか。


 そんなわけで話が逸れましたがそのゲームに出ていたモビルスーツがコレ。
説明書によると、最近はゲームじゃなくてマンガもやっているらしいのですが知る訳もなく。

 プラモデルのアタマは ”ゲーム版” と ”マンガ版” がコンバーチブルになっていまして、
当然私は世代のイメージに沿う形で”ゲーム版”を選びました。
因みにカメラアイのところのカバーも、EXAMモードの赤と通常モードの緑が選べるとか。

 しっかしコレ。色が青くなければ陸戦Gのジム頭と区別がつきませんね~
なんてことも久しぶりに思いだしたり。
なんにも凝った細工もしませんでしたが、組むだけでも蒼い死神はかっこいいですね。


 オートバイに限らずやっぱりなんでもメカが好きですので、たとえ妄想の産物でもいいものです。
そういえば10年以上そこらに転がっているPGもそろそろ作らないとなあ。

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