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リコールという名のツーリング ~ 燃料ポンプ交換とオイル交換と。 ~ <CBR600RRカスタム20>

 いやー。またまたすっかり。期間が空いてしまいました。
この夏は暑さで死にかけておりますが、とりあえず先週は関東よりさらに暑かった恐山に居たことはさておき。

 この話はまた気が向いたらさせて頂きます。なにせCBRで行ったわけではないので・・・。
現地で黄/黒のCBR929RRは見たんですけどねえ。いつか時間ができたら=仕事辞めたらば行ってみたいです。
あ、何を思ったか暑さのあまり順路を逆走して 天国⇒地獄 ルートを辿る羽目になったことも追々。
 
 
 というわけで?久々にバイク関連の動きがありましたので筆を取り?キーボードをたたいております。
と申しますのも、届出日:令和5年8月3日付けでHONDAから私のCBR600RRにもリコールが出まして、
巷では 「渋滞や峠で急にエンジンが止まる」 との噂は私も耳にしていたものの、
なにせ 乗ってない(笑) &気楽に出掛けられる関東平野は標高が低いということで不具合はありませんでした。

 但し、本来の私の使い方(使いたい)は今までのCBR1000RRでそうであったように長短問わずのツーリングであり、
状況が許せば高地の快走路にでもすぐに出掛けたい気持ちでは常々おりました。
伴い、この不具合懸念を放置するのはあまりよろしいものではないということで、
この週末に2年目の12か月点検と合わせて対象の燃料ポンプユニットを交換して頂く為にDreamに伺って参りました。

 あ。そうそう。巷のうわさといえばCBR600RRも結局2024年型が出ることになったそうで。
『うちのが最終型か?』などと寂しく思っていましたが、取り敢えず環境規制適合+マイナーチェンジが出ることは喜ばしいことです。
カラーと足回りと排気系が変わり、EURO5かな?に対応するとのことですが、仕向けの関係で出力はどうなるか判らないとのこと。
個人的には2024年型のサイドスタンドが欲しいなあ。8耐で展示の車両には出しやすそうなスタンドがついていました。


 そんなこんなでまずは8月末頃、Dream店に12ヶ月点検/リコール作業の予約しにひとっ走り。
べつに電話でもよかったのですが、なんとなく理由をつけて乗りたかったのです。
ところが猛暑は甘くなく、走り出してすぐに『久々に乗るとほんと楽しいけどシヌ。』と熱さにやられそうになりながらも到着。
無事に2週間後に予約を入れて帰路。

 なーんも考えずにガソリンを満タンに。
走る頻度が下がっている今、給油の主な目的はタンクの錆防止ですが、平時から出来れば満タンにしておきたい派ではあります。
しかしガソリン上がったなあ。この時は194円/Lでしたが翌日は197円/Lに更に上昇。都心の一等地のスタンドかっていうお高さですね。

 そしてお気づきでしょうか。これがのちのち大きな過ちであったことを・・・・


 それはさておき。
予約をした車両を預ける日までの週末にちょっとひと作業。オイル交換はいつも通り行っておきます。
私が愛用しているオイルは専らCBR1000RRの頃からG4(途中でS9の中身が変わったというので)ですが、
ディーラーで頼むと 3000円/L +工賃。CBR600RRの場合は3L程ですから10000円程度かかります。

 他方、自分でやった場合ではオイル代は7500円ぐらい。廃油吸収材を買って8000円ぐらいでしょうか。
正直 ”手間を考えたら頼んだほうが安い” というのが大人の論理ではあるのですが・・・
私の場合は自分でやるメリットもあり、使用済オイルに含まれている異物確認然り、その他ついで整備も然りです。

 そもそも、バイクをいじるの自体はとても楽しいものですのでそこが四輪とは全く違うところですね。
とはいえお店にはいい客ではないことになるので「すみません自分でやっちゃって」と毎回ゴメンナサイはしています。


 さて、それでは当blogをご覧のDIY派皆様には見慣れた光景かもしれませんが作業開始です。

 まずはリフトアップ。このクソ暑いのに地面に這いつくばって作業なんてしたくありません^^;
こうすれば水平も取りやすいですし、オイル確認窓もとっても見易いです。

 今回交換するものはこちら。HONDA ULTRA G4を3Lと純正オイルフィルタです。
フィルタはかつて社外も色々試してみましたが、結局純正が一番な気がしています。

 そうしたらばアンダーカウルを外し、オイルキャップとドレンボルトを外して手際よくオイルを輩出。

 流れ出るオイルは褐色にはなっていますがそれはそれは綺麗なもの。
それもそのはず。実は前回換えた1年前から僅か1000kmしか走っていないのです。わはははは。
季節毎にオイルを換えるほど走っていた頃が懐かしいですね。今回は期間経過での交換に過ぎません。
一応オイルを濾して観察してみましたが、異物はどこから入ったか不明な小虫と繊維片が3つ程度でした。

 しかし新車から2年で2577km。オイル交換は3回。フィルタ交換は今回で2回目。じつに勿体ない(笑)

 続いてオイルフィルタも交換。自宅でやると気が済むまで古いオイルを時間をかけて抜けるのもメリットです。
古いオイルが満足できるほど抜けたらば、ドレンワッシャもストックの新品と交換してドレンボルト、オイルフィルタを規定トルクで締め付け。
オイルをひとまず規定量注いだらば少しアイドリングしてから止めて放置し点検窓からオイル量の再確認。

 不足分を少々足したらば補充は完了。最後にへたくそなワイヤリングをしておしまい!(緩まなきゃいい理論)

 ついでに忘れずにオイル交換をした距離を書いた耐熱テプラも貼って己への注意喚起とします。
これだけ頻度が下がると絶対に忘れますからね・・・。


 ともあれこれでオイル&フィルタ交換は完了。
翌週は冒頭の恐山に出掛けておりまして、この週末の土曜にいよいよお世話になっているDream店へ。

 そして当日の朝、シャワーだけ浴びて『さて行くか』と思った矢先、先述の過ちに気づきます。
『・・・ガソリン満タンにしとるやんけ!?』と。ついつい似非関西弁になるぐらいやらかしましたね。
私自身、CBR1000RRのときに燃料ポンプは何度か外しておりますが(その前はキャブ&燃料コックの時代でした)、
今回はリコールでそこを換えるわけですからガソリンは少ないほうがいいに決まっています。

 予約を入れてきた当日も変わらぬ猛暑でしたから、すっかり暑さで判断力が落ち脳をやられていたようで。

 仕方ないから朝からガソリン抜きましたよ。14Lも。なにやってんだか。
とりあえず整備用にガソリン携行缶を持っておいてよかったです。


 余計なひと手間はありましたが無事に予約の時間にHONDA Dream店へ。
個人的に、本当に個人的な感覚ですが街の信頼できるバイク屋でお世話になった過去を持つ身からすると、
HONDAのこの ”Dream専売体制” はかなり気に食わない のですけれど、
それはそれとして、私がお世話になっているDream店さんは丁寧で親切ですので安心してお願いしています。

 整備士さんも実に丁寧で、少人数な店員さんも同様に親身になって話してくださるいいお店です。

 Dream店共通?の内装も綺麗ですね。画像右の通路奥のCBR1000RR-Rは即納と書いてありました。
カッコいいですよね~RR-R。手前にズラッと並んでいるCBR250RRも少々高価とはいえ質感がよくカッコいいです。
以前にも書きましたが私は現行の1000にそこまで訴えてくるものを感じなかったので敢えて600RRを買いましたが、
1000がセンターアップで旧CBR1000RRみたいなパッケージだったらヤバかったかもしれません(笑)


 お店の方の説明によると今回の作業は燃料ポンプ交換を含めて3時間程度。
流石に店内で惚けているわけにはゆきませんので代車を出していただき一旦帰宅して夕方改めて伺うことに。

 それがこの代車がまたひと波乱ありまして・・・。

 車種は画像のPCX150。(画像は返却前の給油の時のものです)
いうまでもなくちゃんとしたお店の代車ですから整備に何ら問題はないのですが、問題があったのはライダーのほうでして。

 なにせ社歴が10代末のGB250から始まってNSRを4世代、RZ-RとCUB70とDS1100に浮気しつつ、
2代目CBR600RRとCBR1000RR経由で今のCBR600RRですから 実質スクーターに乗ったことがないんです。

 今回代車のPCXを借りて『言っても原付2種でしょ?ふふん。』と店から颯爽と左折で出ようとした際、
通りの車を待つのに一旦停車したんです。 クラッチを全力で握って 。

 いや~ヤバかったですね。そう。ご存知そこはリアブレーキです。マジでコケるかと思いました^^;
咄嗟にバランスを取り事なきを得ましたが、短足でも足が着くPCXで本当に良かったです(笑)
このPCXですが、坂道でも不足なく加速もするし、スマートキーは便利だしで色々といいスクーターでした。

 唯一難儀したのは ”ミラーが信じられないぐらい後ろについててろくに見えない”ことでしたが、
誇張ではなくCBR600RRより遥かに見づらく、殿様スタイルで乗らないと見えないんです。
あとで整備士さんに伺ったところ「オプションスクリーンつけると干渉除けで若干下がるんでそのせいでは?」とのことでしたが、
私も私で日頃の癖で多少前傾してるとはいえ、世の中の皆さんがこれで大丈夫なのかと心配になるぐらいでした。

 それ以外はほんと楽で便利なスクーターでした。街中を走る分にはほぼ最強なのではと思うほどです。
しかも税込み41万円ぐらいですのでとってもお安い。
そのうち電車通勤から解放されたらば足にADV160あたりが欲しいなと思っている次第です。


 そんなこんなで貸して頂いた代車を楽しみつつ、
作業完了のお電話を頂いて店に伺いCBR600RRを無事受領。なにせ距離を走っておらず(笑)問題は皆無とのことでよかったです。

 それにしても帰りにCBRで走り出したときの安心感たるや相変わらず最高でした。
この世で一番安全なオートバイはSSなどのレーサー系だと信じて疑いませんが(機能的・物理的な意味で)、
常にそこにある自在感は気負わず乗れるという意味でも本当にラクでいいものです。


 ともあれこれで安心。朝に14L抜いたガソリンで常にリザーブ表示が出ている点だけは気になりますが、
なんとかガス欠にならず無事に帰宅し抜いておいたガソリンを戻して本日の予定は完了です。

 茶こしが少々目立っていますが、
前回の携行缶の使用なんてそれこそ数年前ですのでなにが入ってるかわかりません。
カラで錆びていないのだけは確認していましたものの念のためと濾してみた次第ですが、
案の定若干砂利が入っていたので用心してよかったです。テキトーな人間にはやはり予防策が大切ですね♪

 というわけで久方ぶりの日記でした。そろそろ秋。涼しくなったら走るぞーっとヽ(´▽`)ノ
更新頻度の低い当blogですが、みなさもまた足(指?)を運んでくださると幸いですm(__)m

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