いやはやなんともはや。
『気がつけばもうこんなに時間が経っているのか』
最近そんな感覚ばかりな気が致します。
なーんにもしていないようでいて何かしているような。
このままトシを重ねて気がついたら・・・いや考えないようにしよう。
というわけでヽ(´▽`)ノ。
実は先日東京モーターショー2017に行った夜、私のCBRは早速こんな状態になっておりました。


モーターショー直前に、OHが済んでいた前後サスペンションを組み付け、
取り外しが大変面倒くさいカウルをしっかり取り付けて快調に飛ばしていったのですが、
モータショーでどこかの部品メーカーのブースの展示を見て、
そろそろやらないとなあと思い立ったのでもうひと整備をすることに致しました。
ともあれまずは必要なパーツ類を手配。
まあ忙しくてそこから3週間放置することになるのですが・・・。

購入したのはこちら。安心のHONDA純正部品+αです。
そして先の週末。
土曜は通院がありましたので神妙に治療を受けて参りましたが、
雨ということもあってテンションが上がらず、結局作業は晴れた日曜に行いました。
今回のターゲットは大体この辺りです。


なんだかんだと新車購入から11年放置していた冷却系ホースの一斉交換を致します。
ここまでの期間中に一度だけ、
ラジエータキャップ周辺の液漏れしていた箇所のホースを限定的には交換したのですが、
その他は基本的に増し締めだけで誤魔化して使っておりました。
放置していた理由は派手に漏れたりしていたわけではないことと、
なによりも面倒くさかったから。危険がなければそんなものです( ̄ー ̄)。
それではまずは古いLLCから抜いてしまいましょう。

あっ・・・。油断して足元にカメラを転がしておいたら派手にクーラントをかぶりました。
画像のレンズも飛沫が映り込んでいますが、
ラジエータキャップを外すと増す排出の勢いをすっかり忘れておりました。
基本的にクーラント(ラジエータ液)は人体には毒物なので生身で触れる場所に付着してよいわけがありませんが、
カメラ本体はNikonの普及価格帯機ながら(D7000です)一応ボディは防塵防滴なので壊れなくてよかったです。
しっかりと古いクーラントが抜けたらば交換&清掃作業開始。

リザーバータンクもブラシでしっかり中まで洗浄。
DSC11のゴム貼りのステップボードは、ちょっとした小物を置くのに便利ですね~。
まずはアクセスし易い、
エンジン右側のラジエータキャップ付近+リザーバータンク付近のホースを交換。

ううむ。なかなかくたびれております。
交換前後のホースを比較するとこんなにも形が違ったり。

上が古いもの、下が交換するパーツ。
増し締めの影響もありホースバンドの痕がはっきり食い込んでいたり、
クーラントの熱の影響を受け続けたホースはすっかり膨張しています。
また、一部のホース内部には亀裂も。

樹脂とかゴムの部品は劣化して当たり前ですが、
本来は漏れが無くてもこうなる前に交換したいものですね。
一通り交換したらば次へ。今度はエンジン左側周辺です。

ここも漏れたり膨張したりと結構やられてますね~。
すっかり固着した古いホースを剥がすところからなので大変ですが、
気長にミシミシやってすっぽんとホースを抜いて交換してゆきます。
アルミだったり樹脂だったりするY字ジョイントの汚れ(固着物)もしっかり落としながら作業進行。

意外なのは、かなり長期間使用したにも係わらず、
ホース内部の汚れや析出物などは皆無でとても綺麗だったことでした。
LLC交換をある程度不定期にやっていただけですが、
やっぱり日頃からそれなりに乗っていることがオートバイの状態維持には一番ですね。
ここの交換対象は、
ウォーターポンプ・オイルクーラー・シリンダーのウォータージャケット・ラジエータあたり。
こちらも一通り交換してスッキリ。

黒くて目立たない只のホースですが、
交換後は見た目からしてシャキッとしていい気分です。
エンジン左右の作業が終わったらば今度はエンジンの背面へ進みます。
タンクを持ち上げ、エアクリーナー類とセカンダリインジェクタなどをよけて漸くアクセス。

久しぶりにご対面したスロットルボディですが、
以前の整備でバタフライバルブに塗ったモリブデンコートもしっかり残っていました。
スプレー状のコート剤を皿に出して筆で塗っただけなので不安でしたが、
やっていることは専用品と大差ないので当然といえば当然かも。
そんな寄り道をしつつもエンジン背面に到達。
ここの対象は、サーモスタット周辺・スターターバルブ関連のホース類です。

なにせ狭いもので難儀いたしますが、ここも一通り交換。
径の細いホース類はその分力も要らないのでそこまででもありませんが、
サーモスタットケース下部の太いホースだけはとても大変でした。
それでも根気よく一通り交換。
以上で冷却水の系統は全て交換されたことになるので、
エアクリーナーやらタンクやらを戻す前に、
エンジン周辺のホースバンドの締め具合などをしっかり確認して交換完了です!
お次はエンジンをかけて・・・の前に冷却水の再注入。

ドレンボルトのワッシャは新品に交換。M6です。
純正部品の注文時に買い忘れたので、汎用の銅製ドレンワッシャを使用しています。
外径がかなり小さくなったのが少し気になりますがまあ機能的に問題ないでしょう。
ドレンボルトを取り付けたらば今度こそ冷却水注入。
なんとなく気に入っているクレの青いLLCを今回も利用。
前回注入からそれなりに長期間経過しても冷却系統に汚れが少ない現在の状況を見るに、
けっこういい製品なのではないかと思われます。
【 KURE スーパーロングライフクーラント NEW(青) 】※メーカー製品ページ
※注:以下amazonリンク
ラジエーターのネック部分からLLCを目一杯注入し、
リザーバータンクもアッパーラインまで補充したあとはエンジンを始動してエア抜き。
泡が出なくなったらばフィラーキャップを取り付け。
あとはテスト走行に行かなくてはなりませんので外装なども続いて装着してしまいます。
ここまでサラっと書いておりますが、
のんびり休憩を挟んだり、買い物に行ったりしながら作業をしていたらば10時間ぐらい経っています。
この辺の切迫感の無さがプロとアマチュアの差でしょうか。
余談ですが、私が作業している横では実はNSR氏も我が家に遊びに来て別作業中だったり。

作業はJhaチャンが錆びてきたので錆の除去と再塗装。

氏は私と違ってマメな人なので、
期間が経過してかなり錆びていた膨張室&エンドパイプの錆を、
サンドペーパーでほぼピカピカまで磨いたあとに耐熱塗料を丁寧に塗っておいででした。
氏の力作をご覧あれ。


今回は車体に装着したままの刷毛塗りでしたが、
下地がしっかり磨けているのでとても綺麗に仕上がっておりよい感じです。
1時間程度の指触乾燥まで時間をとったらば塗料を焼き付けなくてはなりませんので、
こちらも塗装が終わったらば、実際に走ることで熱入れを行います。
そんなこんなで辺りはすっかり暗くなるまで作業。
それでも双方の作業は無事終わりましたのでテスト走行にひとっ走り。

私は或る程度回転を上げて走行し、冷却系等の水漏れ等の有無を確認。
NSR氏は同様にある程度回転を上げてチャンバーに熱を入れて耐熱塗料の焼付け。
片道数十km程度の距離ですが、いつもの湖まで快調に飛ばして問題がないことを確認です。
それにしても寒い!
この日はこの冬最強の寒波襲来とかで最高気温は10℃程度。
寒冷な地方の方に申し上げたらば笑われてしまいますが、
すっかり日が落ちた夜に走るには、革ジャン一枚ではかなりの寒さに感じました。
湖畔では自販機の温かいジュースを飲むも焼け石に水な感じでしたが、
ここまで快調に走ってくれた整備後のオートバイに気を良くして帰路へ。
時間は21時過ぎ。
そういえばまだ夕飯を摂っておりませんでしたので、
冷え切った体を温めがてら街道沿いのラーメン屋さんに飛び込みました。

そういえば最近 くるまやラーメン ってあまり見なくなりましたね~。
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アツアツの味噌ラーメンのお陰で冷えた体も心もぽかぽか気分。
深夜目前にこってりしたラーメンを啜る罪悪感に若干苛まれながらも、
無事に暖を摂った我々は翌日月曜の仕事に向けて、ラーメン屋の前で解散となりました。
その後無事に自宅に帰り、
終始快調だったCBRをバイク置き場に仕舞い今回の整備は無事完了です。
ここ数年 『 やらなきゃ。でも面倒だなあ』 で先延ばしになっていた冷却系等のホース交換ですが、
手間こそそれなりに大変なものの、パーツの値段は決して高いものではありませんので、
作業をしてよかったと思っております。なにより気分がよいですねヽ(´▽`)ノ♪
ゴムホースも縮む寒波の折、皆様も消耗品の交換はお済みですか( ̄ー ̄)?