主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
カルボキシル
先日ペペロンチーノを作って、
『 パスタって手軽な割に美味しいのよねぇ 』と再認識。
本日は、カルボナーラを作ってみました。
スーパーで安売りしていた
ギリシャ産のスパゲッティーニを少しだけ硬めに茹で、
冷蔵庫にあった桜のスモークウィンナーの小口切りと、種を除いた鷹の爪を少々。
普段、カルボナーラに鷹の爪はあまり入れない気がしますが、
これまた冷蔵庫にあったパルミジャーノ・レッジャーノが
癖のあるものだったので、味のアクセントに入れました。
別に作って置いたオリーブオイルのソースと合わせ
全卵と合わせたチーズを入れて、戸棚にあったヒマラヤ産のピンクソルトを…
と、ここで事件が発生。岩塩が行方不明に。
・・・もたもたしている暇はないので、
赤穂の天塩で代用する羽目になりました(笑
どちらもミネラルたっぷりですし、問題はないかとふたつまみ。
ソースが丁度良い硬さになるまで弱めの中火で加熱して完成です♪
青っぽい葉モノがなかったので、
鷹の爪を飾りにちょこんと1本乗せたところ、
後で囓ったらなかなかに印象深い辛さに(笑
実はカルボナーラって生まれて初めて作ったのですが
ペペロンチーノに負けず劣らずの手軽さでありながら、
十分すぎるほど美味でこれまたお気に入りになりそうです。
そういえば、神戸在住のバイク仲間で
'07 YZF-R1乗りの友人もカルボナーラが得意料理だって言ってたなぁ。
手軽さからも、バイク乗りとパスタの相性はいいのかもしれませんね^^
わっかるかなぁ わかんねぇだろうなぁ~
そういえば。
先日掲載したアクアライン動画なのですが、
コメントし易いように併せて投稿したニコニコ動画側で
様々なご意見を頂いております。
今回の動画に関しても
楽しんで頂いている旨のありがたいコメントから、
”遅くてタイヤに悪い””メーターが安っぽい”まで頂いております(笑
ニコニコ動画自体は、
悪名高い掲示板の2ちゃんねるとほぼ同じユーザー層の場所なので
無責任に言いたいことを言い逃げする為にある場所です。
それゆえに、様々な意見が聞けるのでそれはそれで面白いのですが。
そんなコメントの中、速度に関しては社会通念上問題のない範囲で
どなたが見ても不快にならない動画を目指しての結果ですので特段は無く。
もう一方のメーターがダサい、安っぽいというコメントに関しては、
理由を知らないがゆえの意見に感じました。
それなりに反論というか理由の紹介がてら、本日の日記とさせて頂こうと思います。
それでは、まず実車のメーターから。
本日の画像は自分の写真と、手持ちの書籍からのスキャンとなります。
これが、SC57型CBR1000RRの標準メーターです。
シンプルで大きなタコメータを中央に、読みやすいフォントで数字が刻まれています。
確かに、メーターの枠も含めて華美な印象は全くありませんね。
メーター単体の状態にした画像がこれしかありませんでした。
以前、メーターパネルを白ベースのELタイプに交換するのと、
ブルーのバックライトを自作したときに分解した画像です。
画像上の2つが、メーターケースです。
御覧頂く通り、組み立てても非常に薄く、持ってみるととても軽量なユニットです。
配線は、右上のメータケース裏にコネクタを1つ繋げるだけというシンプルなもの。
整備性もよく、至極合理的なデザインに当時は感心したものです。
では、何故SC57型CBR1000RRがこのタイプのメーターなのかという真髄。
まずはこれをご覧下さい。
ちょっと解りにくいでしょうか。
レプソルカラーのRC211Vのメーター周りです。
続いてこちらも。
更にこんな感じ。
最後はコレ。
これが一番解りやすいでしょうか。
見事なまでにオムスビ型をしているのと、なんの味気もないメーターです。
それに非常に視認性の高い目盛りとフォント、各種インジケータも見えます。
結局のところ、
【 安っぽい 】んじゃなくて、【 RC211Vっぽい 】だけなのですよね。
まぁ、悲しいことに普通の方々はMotoGPなんて興味もありませんし
そもそもCBR1000RR(SC57)とCBR600RR(PC37)が、
何故あのデザインだったのかを知らないだけなんだと思います。
現在はHONDAさんも、80年代~90年代ならいざ知らず
今の時代のユーザーに対しレーサーイメージを引き合いに出すことに、
もはや意味がない事に気づいたらしく、SC59やPC40(共に現行のCBR)では
MotoGPやレーサーのスタイルとは基本的に決別した商品開発を行ったようです。
それ故に、私のようなNSRに育てられたようなバイクライフを持つ人間には
新型に”HONDAの本気”を全く感じられない失望の一因となっているのですけれど・・・。
HONDAさんには、世界一強いバイクメーカーとしての誇りを取り戻して欲しいものです。
でも、装飾品が欲しければMVアグスタを買うでしょうし
磨きたければハーレーでも買います。
そもそもSSに装飾品としての所有欲なんて求めていないんですよね。
これは、現行CBR1000RR(SC59)のメーターです。
銀色の飾り縁がつき、内部も段差のついた時計のようなデザインになりました。
デザインを優先した結果、
FIランプやREVインジケータ、デジタルメータ類が中央付近に押し込まれています。
確かに”質感”は高いのですが、
数字の判読の為に大きさを変えられたフォントが刻まれるタコメータは
本来走行中に数字を読むものではありませんし、
枠が指針ギリギリに作られているので、針の位置が直感的には捉え辛いですね。
そしてこれが、最初にお見せした私のバイクと同じ(SC57)のメーター。
攻め込んで居るときは、確かにメーターは見ませんが
瞬間の判断が要求される公道であればこそ、見易いメーターこそ高性能だと思います。
語弊を恐れずに言えば、バイクを操る上で一番必要のないスピード表示や、
距離計などが下端に追いやられているのも、あくまで機能優先の結果ですよね。
とりあえず、私のバイクのメーター周りも貼っておきます。
ナビや電圧計も含め、目の焦点を合わせる時間にロスが出ない配置である事と
走行時に必要のない機能は、視線より下方に集約する事をコンセプトとしています。
以上が、
【 メーターが安っぽい 】とのコメントに対する私の見解です。
ニコニコ動画に投稿した記事には、
私のバイク自体や、blogに関する情報は一切触れていないので
コメントをくれたユーザーさんがこちらを御覧になる機会は少ないでしょうが
私自身は、SC57のこのシンプルなメーターデザインがRC211V的な意味で結構好きです。
さて、最後に。
実はRC211Vに一番近い市販バイクは、
自分のメーターとの対比で話していた都合上申し上げていませんでしたが、
CBR600RR(PC37)だったりします(笑
ね。
以前乗っていた私のCBRの写真ですが、このメーターがカッコイイんですよね~。