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風に向かう刻
まち侘びたあのカスタムをついに! ~ サイドスタンド編 ~ <CBR600RRカスタム22>
( ゚д゚)ハッ!気が付いたらもう春ですか・・・!?
ということでまたもやご無沙汰しております。
また、隠遁中にここに足を運んでくださった皆様には申し訳ありません。いつもご来訪ありがとうございます。
元日に記事をUpしてからもう3か月ですか。実に早いもので。
いつか書いたかもしれませんが、イマドキのSNSを使わない私の場合はblogはある種の生存確認のような性格もあり、
友人・知人の皆様も御覧頂いていたようですのでその点でもご心配をおかけしております。
嘗て知り合いの知り合いレベルのZX-14R乗りの方で信じられないような不幸な事故に遭われた方が、
元日の記事のまま更新が途絶えたことがありましたが、あれからもう10年にもなるのか。本当に時が経つのは早いですね。
そんなわけで私は元気にしております^^;
この期間中なにがあったかと申しますと、ツーリングにはまるで行けていないものの公私の ”公” の方が大荒れでして。
職こそ変わっていませんが事業所の移転に伴い現在進行形で地獄絵図の様相です(笑)
なにせ私のチームの6割が移転に伴い退職を余儀なくされたものでして。本社や上司はそんなこと配慮してくれませんからねえ(black)。
唯一よかった?ことといえば、比較的辺鄙な場所に移転した関係で自家用車通勤が認められたこと。
しかも私の場合だけ特例で 「○○さんはバイク通勤認めないと来てくれないと思う。じゃあ規定作るか。仕方ないからついでに駐輪場も」 なんて、
俄には信じられないような展開で特別な配慮を頂いたとかなんとか(笑) 但し、長年の仲間を失った穴はまた別ですからトレードオフにはなりませんね。
そもそも心身が荒れているときはオートバイは速すぎて危険なので、通勤はほぼ四輪を使用している始末です。
ということで最新のオートバイ話などをひとつ。
この2024年初~3月までになにがあったかというと、CBR600RR界隈でいえばなにをおいても2024年型の発売がされたこと。
製品自体の販売仕向け地の関係もあり私の乗る2BL型で最後という噂が大半だったものの、最新の環境規制に対応して8BL型へとマイナーチェンジし販売となりました。
ただ、細かいことを挙げれば多数あるものの ”色”と”環境規制の為の排気系”と”姿勢検知センサーがアップグレード” された程度で、
酸っぱい葡萄的な意味でもなんでもなく、そこまでショックとなる程のアップデートではなかったのが2BL乗りのメンタルとしては幸いでした(笑)
新型には黒も追加されましたがそもそも好きな色ではありませんし、デザイン変更の方も私の2BLのほうが大人っぽくて好みですので余計にセーフです。
なにより良かったと感じるのは、タイミングの問題で買いたくても買えなかった皆様にチャンスができたことですね。
現在発売から1か月少々の3月末ですが、続々と買った・契約したなどのネットの喜びの声を目にします。このモデルのCBR600RRは本当にいい出来ですからね♪
そんな能書きを書いていて思い出したのですが、そういえば一つだけどーしても羨ましくてたまらない改良ポイントがありました!!
今日はそんなお話からひとつ。
まずはいつものフライングスタイルから。下回りの作業なのでCBRをお空に持ち上げておきます。
今回のターゲットはこちら。
そう。サイドスタンドです。
実に地味な変化ではあるのですが 2BL型→8BL型で最大の改良点はこここそだと私は感じました。
画像は2BL(マイナーチェンジ前)のものですが、スタンドをかけ外しする際の短いバーが横ににょきっと出ています。
これ、猛烈に使いづらく感じておりまして先日の立ちごけも正直なところこれも要因のひとつでした。
(※スタンド先端に下駄を履かせていますが、これは舗装したてのアスファルトやキャンプ場などでの埋まりゴケ防止の為で今回は関係ありません)
というのも、このCBR600RRでは乗車状態で見下ろしたときにこのバーを含むスタンドが目視し辛く、
感覚で出し入れをするようになるのですが、周辺のステップなどの配置が悪く脚が方々にぶつかることでとても大変でした。
スタンド格納時はステップバーの真下-少し後ろにあるにょきっと出たスタンドの取っ掛かりを頼りに、
つま先か踵でステップバーをよけながら画像の状態までスタンドを出すわけですがこれが実に大変で不確実。
そりゃあ身長180cm超えのモデルスタイルの方や、そもそもサイドスタンドを使わないサーキット専門ユーザーには困らないのでしょうが、
私のような縄文人には死活問題でした。というか、CBR1000RRでは長年問題なかったのでこのCBR600RR(2BL)だけがおかしかったのでしょうね。
そんなわけで最近は乗ったままかけ外しをすることを諦め、教習所スタイルでスタンドを払ってから乗る/降りてからかける としていたのですが、
それはそれでリアシートに荷物がある時には脚が引っかかって危ないのですよね。それゆえにここの改善は必ずしなくてはならないと常々思っておりました。
当初は溶接で取っ掛かりのバーを延長するとか、汎用品のエクステンションをつけると考えたもののなかなか決め手に欠けていました。
そんな折。
昨夏の2023年8月?頃の鈴鹿8耐でCBR600RRの改良販売が発表された際に実に興味深く観察していたのですが、
なんとサイドスタンドの様子がずいぶんと変わっているじゃないですか!
そこから2024年モデルの発売をそれこそ一日千秋の思いで待っていたわけですが、
お世話になっているHONDA DREAMさんには 「スタンド気になってます。パーツ販売されたら注文させてください」とお願いしていたものの、
先述の仕事方面の大荒れでそれどころではなく。結局HONDAさんが公式でパーツリストを公開するまで待ってネット経由で部品を購入することにしました。
今はいい時代です。ものの2日で目当ての新型パーツが到着。
Webikeさんのある神奈川方面には足を向けて寝られませんね。早速開封して観察してゆきましょう。
見るからに足をひっかけてスタンドを出し易そうな三角のパーツが出ていますね。
新旧比較。上が新型8BL用。下が旧型2BL用のものです。
明らかに長くなっていますね。実測では30mm程度伸びているようです。
これならば大いに期待してよさそうです。もちろん長さなどその他の箇所は変わっていません。
パーツリスト上はブラケットも含めて周辺のパーツは2BLも8BLも同様のようです。
それではささっと取付をば。
サイドスタンドセンサーも同軸で留まっている箇所なので取付の順序とトルクなどには注意しつつ作業。
新旧の違いを確認するために左右に画像を並べてみました。
こう比べて見るとずいぶんと違いますね~。
後ろから見てもとても良い感じ。
長くなったことで強度が心配ですが、そこは三角形となり2か所で留まっているので問題ありません。
スタンド格納状態ではこんな感じ。
例の埋まりゴケ防止目的の下駄の存在感はさておき、三角形に出たとっかかり部分が非常にいい感じです。
実際に使ってみると即座に解りますが、
今まではつま先で取っ掛かりを必死に探して少しスタンドを出してから踵で押し込んだり、
なかなか引っかからない踵で何度も空振りしたりとしていたものが、
30mmも延長された新型8BLのスタンドでは踵でスイッと出せばそれで終わりです。
その差はとても大きく、効果だけでいえば今までやってきたもので最高のカスタムとすら思えるほどでした(笑)
スタンドに関しては乗降時に常に使うデバイスであり日々のストレスは馬鹿にできませんで、
ちょっとしたことでも使い難いと乗り出すのすら面倒になりますし、そこが改善したことで今後のオートバイでのお出かけも更に楽しみになりました。
通勤で使う場合も会社に着いて不格好に 「よっこいしょ」 と教習所乗りor降りをしなくてよくなり大満足です( ̄ー ̄)♪
最後にひとつ。免責というわけではないもののお話。
本作業についてはコスト的には安く私自身も大した手間でもないと感じたものの、
庭先での整備としては少し大変な類になるかと思います。
自立しない車体をメンテスタンドなどで安定して支えておかなくてはなりませんし、
スタンド周辺はエキパイとのクリアランスも狭くそこらの工具では入らず、サイドスタンドスイッチへの配慮も必要です。
その点で、もし数千円でやってもらえるならばお店でお願いすることをおススメする内容だったことを付記させていただきます。
ともあれもうすっかり春も近いので皆様もよくメンテして、気持ちのよいツーリングにお出かけくださいませm(__)m
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