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オートバイはもう夏です。

 いやはや。
またもや間が空いておりますが皆様お元気でいらっしゃいますでしょうかー。
新年度に新生活、GWもいよいよ終わり5月病も真っ只中という方もおいでかもしれませんが、
私も例に漏れずそれなりに職場のあれやこれが変わる時期でもあり。どちらさまもお疲れ様です。



 写真の花は庭に生えていた可憐な一輪。名は知らぬ・・・。

 
 ということで久方ぶりの日記です。
そーいえば、先日の記事で書いた 私の通勤自転車(CANOVER ATLAS)の故障、
”ブレーキをかけたらばホイールハブのブレーキディスクの基部が割れた” 件についてのその後。

 GW中に「ホイールだけ買えませんか」公式サポートに問い合わせを差し上げたのですが、
結局3週間お返事は頂けず。もしやと思い何度も確認しましたが迷惑メールフォルダにも無いんです。なんでだろうなあ。メアド間違えたかなあ。
大阪の Otomo Co., Ltd. という会社さんが輸入販売されているようですが、この辺のサポートは中華あるあるかなあ。。。

 とはいえ漫然と待っていても危険&状況の好転はしませんし。そもそも日頃の足なので極めて不便です。
そのため同時並行でバックアップ策として自分で修理することに致しました。
但し、元のホイールハブ割れは強度不足ゆえ破損したわけですからそのまま復元しても意味がない。
あとの選択肢は 【完成品ホイールを買う】or【現状のパーツを流用しつつ動くようにする】の2つのみ。

 私?まあ性格的には後者です(笑) ASSY交換よりは楽しいですし。
買ったパーツは SHIMANOのハブ、センターロックのディスク、ロックナット専用工具、
スポーク複数種、あとはスポーク張りの工具といったところ。

 パーツが揃ったのは先週でしたか。手際よくJIS 6本クロス?で組みまして今は大変快適に走っております。
むしろ量産状態で買った最初のときより調子が良いくらいであり、諸々学べていい機会になりました。





全てのテクノロジー、とくにアナログなものに触れるたびに毎度感激しますが、最初に考えた人々はすごいなあ。


 そんなこの週末。
世間様は・・・のくだりでもうひとつ。今年も自動車税の季節ですね。
GW明けのお役所の稼働から「期限は5月末まで!」と比較的タイトではありますが、
私も近場にひとっ走りがてら支払ってきました。別にWeb支払いでもよいのですがこの辺は気分の問題です。

 支払うものも支払い、一息つきつつのチキンとカフェラテ。
ジャケットでベンチに座っていると陽射しで汗が吹き出すぐらいの陽気ですが実に気持ちがいいです。

 金曜から生憎の雨天でしたので空には雲が多めですが路面は概ねドライ。
房総半島の内陸のなだらかな丘陵地帯を駆け抜け、体がもう忘れかけたオートバイの操縦感覚を思い出します。

 いいですね~この感じ。

 今年導入した DAYTONA の MOTO GPS LASER も極めて良好。これ、買ってよかったです♪
レーダー探知機としてのみならず、要所要所の公共施設や危険ポイントなどをインカムで音声案内してくれるのがじつにいいです。
夏にはライダー待望のディスプレイオーディオ・・・ならぬ、
Android Auto/Apple Car Play 対応のバックカメラ付き防水モニタも出るといいますしアレも気になるなあ。
(※注:モトスマートモニター との製品名で開発中とのこと)

 『オートバイで走るときにはナビなどろくに見ぬ!』なんてタイプではありますが、
情報社会にどっぷり浸かった現代人としてはあればあったで困らないのもレーダー探知機と一緒。
そもそもが現在使用している南海部品のナビは地図更新ができない仕様とうことで、
常に最新の情報が得られるスマホ連動のナビにも多少の魅力を感じます。(PNDにはPNDの良さもあるのもまた事実ですが。)


 そんなことを考えながらスイスイ走り回り。

 途中、どこぞの花壇の横でひとやすみ。
オートバイだとこういうところにも気軽に停まれてよいです。
既に春の花の時期は過ぎ、夏に向けて草木は青々とした葉を天に持ち上げている頃ですが、
この調子だと油断しているとあっという間に真夏ですね~。


 今日はそんな楽しいお出かけ&自転車のお話でした。
最後に余談。私、今カメラというものを NikonのFX/DXの一眼レフ、DXのミラーレス(Z fc)を持っているのですが、
この手のタンクバッグ(シートバッグ)にはサイズ容積的にミラーレスぐらいしか楽には入りませんのでツーリングはZ fcが多いです。
ただ、晴れた屋外でのミラーレスのファインダーはやっぱり見づらいですね・・・。一眼レフのほうがずっと見易いです。

 これが安いZ50ベースのZ fcだからいけないのか、
5月末発売のボディ単体で60万円を超えるZ8(ミラーレスFX機)やその上のZ9などの高級機ならば問題ないのか、
そもそもOLEDファインダーの限界なのかは不明ですが、
カメラに限らず、人間が使う以上は構造的にアナログな部分のほうがいい場合も依然としてあるのだとも思えます。
とまあ。このへんは懐古的な感慨ですね(笑)

 ともあれご覧の皆様もよい夏をお迎えくださいませ♪ 


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そんなところで割れるなんてある?? - CANOVER MTBルック車修理編 -

 さてさて。皆様よいゴールデンウィークをお過ごしでしょうか♪
私も過去のサービス業時代は”最大1連休”だった頃がありましたが、
現在はお蔭様でカレンダー通り。今年はありがたいことに5連休でございます。


 ということで。折角なのでここ最近の自転車事情&トラブルなどをちょいとお話。
まずは私の現在の自転車について。以前は小学校時代に買ってもらい大切にしていたPanasonicのMountainCATがあったのですが、
近所の〇〇輪業さんにパーツ相談に行ったところ「そんなパーツなんてもう出ないよ!」と冷たくあしらわれ(笑)
なんとか工夫して乗っていましたが維持に限界を感じ、ある時今どきの(安い)MTBルック車に乗換えておりました。

 車種はCANOVERという中華?MTBルック車。

■製品サイトリンク:CANOVER ATLAS(※現行のもの、私が買ったモデルとはマイナーチェンジされているようです)

価格については30年も前に買った”当時のMountainCAT価格”の僅か1/4ですからパーツの品質もそれなりですが、
決してモノが悪いということではないのでこれはこれで普通に使っていました。

 現在の用途は主に駅までの通勤用。
然るに駅の駐輪場などでの扱われ方は酷いもので、僅か数年でボロボロになって味が出ていたのですが、
そろそろ軽メンテでどうにかなる感じではありませんでしたので手を入れることにしました。

≪メンテ前の状態≫


 
 駐輪しているのが自宅カーポートの下で半分野晒しということもあり樹脂パーツと塗装から傷んでいますが、
コンポーネント回りは安いグレードとはいえ一応さすがのシマノ製ではあるのでそこに問題はありません。

 どちらかというと気になったのはここのブレーキ回り。




 
 『なんかカッコいいし』ぐらいの気持ちで前後ディスクのMTBルック車を選んだのですが、
ここまで数年の使用の中で注油やタイヤ交換、パッド交換などの通常整備はしていたものの、
やはり値段なりに装着されているパーツのショボさがなんとなく気になっておりました。
そんな折、今回3回目?のブレーキパッド交換の際にキャリパーポッド部のネジを回してクリーニングしようと思ったところ、
ネジが朽ちておりそのまま回すことが不可能となりましたのでやむを得ずキャリパー交換をすることにしました。

 このノーマルのブレーキはワイヤー引きの機械式キャリパー。
ディスクブレーキなりにパッドを選べばちゃんと効きますが、フィーリングは割合ソリッドな感じです。
その構造上”必要十分”ながら面白味はない。ということで次に乗り換えるならば油圧か?と思ったのですが、
車体自体が買った当時は5万円弱、現在の売価設定は僅か3万円の自転車にそこまでコストをかける理由もなく落とし所を探っていました。


 そこで閃いたのが大手ECサイトで売っていたこれまた中華ブランドのアヤシイやつ(笑)
前後キャリパー一式でなんと5500円!更にディスク2枚と消耗品を合わせて買っても激安の1万円以下で調達完了。



 ということでまずは吊り上げ。CBR600RR用に作ったクレーンでしたが本当に何をするにも便利です♪
こうなればあとはササッと今までのキャリパーをサポートごと取り外し、
ついでにホイールハブに取り付けられているブレーキディスクも外してしまいます。

 ディスクについてはステンレス?の筈ですが内側がかなり錆びていますね。
オートバイじゃあるまいしフローティングピンが入ったインナーローターというわけではなくただの一枚板なのですが、
右の新品と比べるとかなり表面の腐食が目立ちます。

 取り外したらばあとは各部を清掃して取り付けるだけ。
寸法については事前に合わせてあるので今回はボルトオンです。



 こちらが新しいキャリパーです。無駄に派手でいい感じ( ̄ー ̄)。
同型の製品でアルマイトの赤/青/黒/ゴールドも選択肢があったのですが、
通常の場合安物のアルマイトは弱くすぐに褪色しますのでメッキっぽいこちらに。
正直、耐久性はまるで期待していませんがなんか面白いのでこれを選びました。



 このキャリパー、実は ”セミ油圧” なんです。しかもモールドがなんちゃってじゃなければ2podに見えます。
構造的にはキャリパー本体内部に作動油が封入されており、直付けのレバーをワイヤーで引くことで内部でピストンが動くというもの。
説明によるとオイルの交換は要らない(出来ない)ようですが、安いものなんで漏れたら買い換えかなと思っています。

 また、油圧ブレーキあるあるの”取り付け前にレバーを握ることによるピストン抜け”対策に、
ちゃんとパッドの間にスペーサが入っている親切設計。こういうのはありがたいですね。


 一連の作業はキャリパーの取り付けとワイヤーの引き調整、
6ボルト取り付けのディスクをネジロック塗布して取り付けるだけですので1時間もかかりません。
即座に完成してテストもOK、翌日には通勤に乗り出しました。

 このセミ油圧キャリパーのフィーリングですが、
今までの機械式キャリパーのソリッドな感じから、奥の方で僅かに油圧の遊びみたいなものが感じられるようになり、
新品のパッドとディスクの当たりがついたところで充分に満足いく効きとなりました。
(ディスクブレーキですので、初期の当たりがでるまではまるで効きません。半機械式でもありますので余計にです。)


 そんなわけで大変気分よく乗っていたのですが・・・
このGW2日目の5/4現在。また私の通勤チャリはクレーンで吊られております(笑)

 果たしてなにが起きたのかと申しますと。
ある出勤の朝、車に跳ねられそうになりやむなく急ブレーキ。
前述の通り交換後のキャリパーはしっかりと効くブレーキですので、
フロントはスリップダウンしないように調節しつつリアをスライドしながら停止。
何とか事故は避けられたのはよかったのですが、ブレーキングの終盤にリアの制動力がスカッと抜けたのです。

 ただ、その時は朝の通勤時間につきそのまま駅の駐輪場まで辿り着き、
帰りに改めてリアブレーキを確認すると確かにまるで効いていないことが判りました。
とはいえ駅の駐輪場でいつまでもガサガサやっていたら捕まりそうですし(笑)ひとまず帰宅して状況確認。

・・・その時信じられないことがっ!!

 『え????そこ割れる?????』
画像の状態は、比較の為に破損個所の対になる箇所を見えるように並べたものですが、
ホイールハブ(アクスルシャフト=軸が入るところ)の右端が円周方向に帯状に白くなっているのが見えますでしょうか。
また、上に乗せているブレーキロータの中心の6本のボルトの内側が、”同様に白い”ことが見て取れます。

 どういうことなのかと申しますと、
”ブレーキをかけたらハブのアルミ部材が内側から円周方向に裂けて割れた”のです(笑)
従っていくらブレーキディスクを掴もうが制動力は車輪に伝わらず。あえなくノーブレーキ状態になりました。


 急ブレーキが悪かったのか、微妙に効きが増したキャリパーの効力が強すぎたのか、
はたまたハブの製造時の鋳込み?が悪かったのか。正直ブレーキがこうなるのはとても怖いです。
今までかれこれ数十年自転車には乗っていますが、こんなことがあったのは初めてのことでした^^;


 そんな経緯がありまして、このGWにはなんとか修理をと思ったのですが、当然CANOVERさんのサポートはGW休業中。
一応「リアホイールだけ買えますか?」とサポートフォームから問い合わせましたが、さすがにお返事はまだ頂けていません。

 ということで『どうしたもんかなあ』と思い、
今まで大して気にもしてこなかった自転車のホイールの構造や規格などをちょちょいと勉強。
現在のMTB用26インチ1.95のホイールの車両でどうにかしようと思った場合、
【ホイール一式を換える】【HUBを換える】【リムを換える】などの選択肢がありますが、
3~5万円の自転車に適当な価格のディスクブレーキ対応のMTB用完成ホイールは簡単には見つからず。

 次いで自然とハブを換えるか、リムを換えるかということになるわけですが、
もしかしたら現物を買えるという点で期待して、近くの店舗型のサイクルベースあさひさんのような自転車屋に伺ってみるも、
そもそもそんなパーツは在庫していないとのこと。どこのお店も同じような感じでした。

 そこで仕方がないのでまたECサイトで通販に落ち着いたのですが、
流石にamazonにはprimeでGW中に配達されるものの中に適合品はなく、楽天などのSHOPさんもGW休業でどうにもなりませんね~。



 そんなこんなで現在はリアホイールを外したこんな状況で放置。
先述の通りいろいろ検討しましたが、
最終的にシマノの8速対応のリアフォーク間が135mmの32穴の”センターロックの”ディスクハブを買ってみることにしました。
ホイールは32穴ですが、ブレーキディスクについては6ボルトタイプのため状況が変わりオフセットがズレたりしたらという点だけ不安です。
ただ、6ボルトタイプのハブでは例によって適当な値段のものがなく、構造的にも中華品ではまた同じ破損になりそうでしたので避けました。

 肝心のハブ自体はGW明けの週に配達見込みですが、
センターロックのディスクとスポーク、ニップル、各種工具などは一通り調達済。
振れ取りについては所詮は素人仕事なので過度に精度を求めませんが、ホイールのみで車体につけて回して調整する予定でいます。


 もともと自転車に乗るのは嫌いではありませんが、
別に自転車マニアということではないので門外漢ではあるのですが、
流石にオートバイほど高度な機械ではないのでなんとかなるかな・・・という甘い認識で頑張ってみようと思います(笑)
まあホイールの手組ぐらいできるようになっておいても損はありませんしね。新しい遊びで久々にちょっと愉しいです( ̄ー ̄)

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