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アップサイドダウン

 「良い子のみなさ~ん♪
  ちゃんと買いましたか~~っ!?」
 
※注:amazonリンク 

RACERS volume8 (2011) (SAN-EI MOOK)

RACERS volume8 (2011) (SAN-EI MOOK)
価格:¥ 980(税込)
発売日:2011-02-24
 
 
 そんなわけで、とある特定の世代の皆様、
それも、若い頃WGPに憧れたナウなヤングだったライダー達のヒーローこと、
フレディ・スペンサー&NSR500がメインに取り挙げられた、
最新号のRACERS Vol.8が発売されました。
 
 
 斯く言うワタクシも、
表紙を見ただけで無条件に購入したのは言うまでも御座いませんが、
このRACERS、毎度期待を裏切らない実に的確な内容で大好きです!!
資料的な価値も高く、コレクションホールやそこいらの資料などでは
まず目に出来ない情報や画像も満載です。

 実はリアルタイム世代からは15年程度ズレますけれども、
やっぱり'80~90年代初頭のGPライダーはヒーローですよね~♪
”バイクに乗ること”自体を心から愛する人間の一人として、
究極のオートバイであった、2st500ccクラスのマシンに憧れた者として、
更には大変幸運な事に、フレディ・スペンサーの教えを受けたライダーとして、
この本もとても大切な宝物になりそうな予感がします。
 
  
 ・・・次に本屋さんで見掛けたら【保存用】にもう1冊買おうっとヽ(´ー`)ノ

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恐ろしい土地だ

 仕事帰り、駅からのいつもの道。

 私は進行方向左側の、
”自転車も通行出来ます”という歩道を自転車で走行していました。

 道なりに進み、横断歩道のある十字路に差し掛かった為
目的方向である左側の安全を確認して歩道を左折しようとしました。
 無論、緊急停止や退避行動がとれる速度を保ったままで、
そのまま車体を左に傾けて曲がろうとした所・・・

 雨の夜だというのに、
交差点を右方向から減速もしないで走って来たワゴン車が、
私の姿を認めるや「ピピーッ!」とクラクション。
 
 
 ・・・どんだけアホなんでしょうね。
仮に私が左折ではなく、信号無視で飛び出そうとしたとしても
このドライバーがとるべき最優先の運転上の責務は一つ。

【 ブレーキを踏む 】

 これしかありえませんよね。
その上で操舵して回避するのが最低限の四輪運転者の義務です。
 
 
 だのに、さも「邪魔だこの野郎」とばかりにクラクションを鳴らし、
対向車線に大幅にはみ出しながら減速もせずに通過してゆきました。
そもそも警笛はそういった用途の為に存在するものではありません。

 心底ダサい事に、左折して進んだ次の交差点でその車に追いつき
私が自転車用の横断歩道を通過する時にはその車の前を横切る事に。
『アタマおかしいんじゃないですか?』と人差し指で、
自分のこめかみ付近をトントンとジェスチュアしながらその阿呆の前を横切りました。
 
 
 つくづく千葉県では子供は育てられないなぁと思います。
愛する我が子が別に何をしたわけでもないのに、
平然と四輪に命を脅かされる社会と、民衆の低レベルな精神構造。

 歩行者などの交通弱者を見るや、

”ブレーキを踏む”のではなく、
”クラクションを鳴らす”キチガイの跳梁跋扈する土地です。

 これは、我々ライダーにとっても同じ事。
お子様をお持ちの親御様、老齢のご家族をお持ちの皆様。
そしてなにより罪なき善良なライダーの皆様は、
くれぐれも殺されないように御注意下さいね。

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通常の何倍かのヤツが来る。

 と申しましょうか、既にきまくりやがってますね。
「きまくりやがってます」という文言が懐かしいのと共に、
最近、毎度の事ながら懐古する機会が増えてきたような気がいたします。
いろいろとマズイ徴候なのかしらん。
 
 
 本日、数十kmほどふんふん♪と自転車で走ってきたわけですが、
折からの強風の中、往路は追い風だったものの帰路は向かい風。
停車すると押し戻される程の風に戸惑いながらも、向かい風は結構好きだったりします。
 そもそもオートバイは常に向かい風。
それが”今疾走しているんだ!!”という実感を生身で感じさせてくれる存在です。 
子供の頃は自転車だったそれもまた、同様に大切な存在です。
 
 

01_fuguri
 往路、田圃の畦道を見ると気の早い子達が沢山出ていました。
公の場所で名前を出すことは憚られるような花ではありますが、
個人的にとてもとても好きな花です。
小さくて可憐で、それでいて力強いのはとても素敵に映ります。
 
 

02_free_as_a_bird
 海沿いを走っていると、かるがもさんが。

03_family
 『親子かな~』などと暫く観察。鳥さんは自由ですね~
 
 
 
 とまぁ。ある意味穏やかな週末の一場面のようではありますが・・・
ヤツが来ているんですよね。毎年生き地獄を味あわされるヤツが。
昨夏の異常気象もあってか、今年は”数十倍”などという花粉です。

 私は元々、慢性鼻炎に喘息に、猫アレルギーに、
各季節を通じて数種類に反応する花粉症に、
子供の頃には更に副鼻腔炎に滲出性中耳炎にと何重苦か判らない程だったりしますが、
薬の併用が利かない花粉症の時期はとても大変です。
季節の変わり目にあっては喘息もそれなりに顔を出してきますので不便です。
 
 それでもバイクには乗るあたり、
バイク馬鹿だなと自嘲する部分も御座いますがそれはそれですよね~♪
 
  
 
 痒い目を擦りながら自宅に戻り、
目薬と点鼻薬を使用してから乗り物を乗り換え、ちょっといつもの高滝湖まで。
 

04_takataki
 相棒は先日タイヤ交換をしたばかりのCBR1000RRです。
 
 まだ100kmにも達していないタイヤの初期慣らしも兼ねての事ですが、
流石にここまでよく行く場所になると、途中の道の路面状態は完全に頭に入っています。
路面の継ぎ目から轍、マンホール周辺の凹みや車の飛び出すポイントなどなど。
ちょっとした不確定要素のあるタイヤの慣らしには丁度良いルートなのです。
 
 大した意味はありませんが、
個人的に”100kmまで”というバンク制限期間をイメージして走りますので、
ハングオフで車体をなるべく倒さないようにしながら(本来の使い方ですね)
BT-016PROのローペースでの安心感にも助けられながら無事到着しました。
・・・が、『このタイヤやっぱりちょっと重いな。』
SS目線で言うと、SSで気楽に走りたい方には安心してお勧めできそうなタイヤです。
基本的にはもっとゆっくりのったり走る大型ネイキッド向けかなぁとも。 
とはいえ、まだまだ結論を出すには乗った距離が少なすぎますね。
 
 
05_max
 先日までのBT-003STでは、
使おうと思わずとも自ずと端まで使用する結果でしたが
MAXコーヒーを飲みながらリアタイヤを見て一番最初に思い出したのは、
 

06_cheap
『10年ぐらい前、秋葉原にそっくりなタイヤ状態のRVFがいつも停まっていたなぁ』
なにせタイヤがこんな状態。
まだ”バンクさせない”が主目的なので、我ながら笑える余り具合です(笑

 10年近く前の当時は羽田辺りで働いていた為に、
帰りに首都高をすり抜けてバイクで秋葉原に寄ったりする事があったのですが
いつも東京三菱銀行(日通ビル)の前の歩道に路駐しているRVFがまさにこんな感じでした。
1年近くの間、何度目にしても常にこういう状態でしたから、
そういうライダーさんなのだと思います(笑
カウルには当時流行っていたエヴァンゲリオンのキャラクターが描いてあったなぁ。

 今になっても結局、エヴァと言われてもなにがなにやらのイメージしかありませんが
熱狂的なマニアの方々は今だにいらっしゃるようですね。
私がガンダム世代ですから、エヴァを好きなのは20代半ばぐらいまでの若い子達なのかなぁ。
個人的には8耐に参戦しているエヴァンゲリオンレーシングが気になります(笑
 
 
 
 コーヒーを飲んだ後は、割合すぐに出発。

07_sanseido
 帰りがけ、高滝湖のある場所から一番近い町”牛久”で本屋に寄りました。
バイクで行く範囲の本屋さんで(駅周辺は除きます)、
私の日常生活エリアでは一番大きな本屋なのでよく利用している店舗です。
何冊かバイク関連の書籍を買い漁った後、休日ドライバーの波に揉まれながら、
まだまだ慣らし中のタイヤと意識を集中させつつ帰宅いたしました。
 
  
 
 タイヤの慣らし完了は、次のツーリングになるかなぁという所です。
気温もいい感じに上がってきましたし、これからの季節がちょっと楽しみですね。
 
 それにしても目が痒い!鼻水が止まらない!
お使いの方はご存知でしょうが、
フルフェイスメットはくしゃみをするとタイヘン。我慢するのにも一苦労です(笑
 自宅に戻り、冬でも使っていたSHOEIのQD内装を選択袋に入れ、
メット全体と内部はエタノールでクリーニングしてこの週末も終わりです。
 
 
さーて、あしたからまた仕事だっと( ´ー`)。

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スーパーなヤツがあらわれた

 日記とあんまり関係ないタイトルは子供の頃のカードダスに書いてあった一文。
1枚20円で「ガリッガリッガリッ」って回すアレの、割と最初の方のものだと思います。
ふと思い出すに至り『SDガンダムとか懐かしいな~』と申し上げようと思ったところ、
しぶとく今でもテレビでやってたりするんですね~。

 現在のものは三国志がベースのようですが、
我々の頃は戦国から中世ヨーロッパへの過渡期にあったように思います。
闇皇帝、殺苦頭、サタンガンダム、サイコゴーレムなんてのもいました。
 
 
  
 というわけでスーパーカブ70DXのお話。
昨夜駅から延々と歩いて辿り着いたバイク用品屋で受けとった部品を使い
朝一番から消耗品の交換作業に入ります。
本当は7:00頃から始めようと思ったのですが、なんとなくだらだらしていたら7:30頃に。
休みの日ですから気楽なものです。

 まずは素材の準備。

01_base
 ちょちょいとカバーを外しまして・・・

02_open
 写真で見るとちょっと汚いだけで害はなさそうにも見えます。
それでもよく観察すると、明らかに消耗が酷いのも見てとれます。
因みにステップはフライホイールカバー兼スプロケットカバーを外す為に取ってあります。
(完全に抜き取るにはマフラーもずらす必要がありますが、作業に支障はありません)
 
 ”こういう状態”なのは1000kmほど前に認識はしていたので、
今回目の当たりにしたところでさほど驚きませんでしたが、
他のバイクでここまで酷い状態だとすると、
例えばCBR1000RRなどでは性能が出ないのは当然としても、
まともにすら走る事も困難で、場合によっては大変危険な程の消耗具合です。
カブについては危険云々という状態まではあと一歩という所ですが、
これでも普通に走る辺り、カブは本当に懐が深いのです。
 
 
 
 どんなバイクでも距離を走るとそうですが、
チェーンが運んでくるオイルと砂などのダストでかなりの汚れが蓄積しています。

03_drive_b
 見事なまでのミルクチョコレート状ですね。

04_driven_b
 リアのド鉄のスプロケットも錆びております。
 
 
 
 
 状態もざっと確認したので、
ホイールを外し、ドリブンスプロケットが取り付けてあるハブを外します。
続いてチェーンを抜き、ドライブスプロケットも外してしまいます。

05_clean
 ドライブスプロケットを外した段階で、必要な掃除を行います。
周辺の汚れは機能に影響がないので、する気全くなし。
ダストシール回りにはエンジンオイルでもよいのですが、
今回は耐熱シリコングリスを塗りました。
 

05b_clean_r
 リアについても摺動部などは洗浄した上で、
ダストシールのリップにリチウムグリスを叩き込んでおきました。
 
 
 
 ココで新旧スプロケット比較。
私の前のオーナーが農家のおばちゃんでありまして、
整備をしていたのは親戚の新聞屋という経歴なものですから、経緯が判りませんが・・・
メーター読みで【70,000km】を超えた状態でこれです。

06_compare
 写真では判りにくいかと存じますが、実物の消耗度合いは相当なものです。
 
 
 フロントスプロケットは驚くほどの状態ではないものの、リアは明らかに限界。
一番酷い場所を写真に撮ってみました。

07_bad
 良い子の皆様はここまで放置しちゃダメですよっ。

 削れすぎて尖っているのは勿論の事、一部は歯の先端が欠けていたりもします。
それでも流石はド鉄、消耗した後の強度的にも頼もしいものがありますね。 

 アルミに硬化処理を施した軽量スプロケットは、
硬化層があるうちは素晴らしいのですが、そこが消耗すると一気に逝きます。
NSR時代、そこまで使用したつもりのなかったAFAMのゴールドスプロケットが、
見た目では歯が尖っているわけでもないのにも係わらず、
ある瞬間にパワーをかけたところ、歯が「バババババッ」と6本ぐらい折れて飛びました。
 あれ以来、スプロケットは鉄かそれに準ずるものが好きです。
レーサーではありませんので、その辺の重さや見た目などよりも安定性の方が大切です。
 
 
 
 まずはドライブスプロケットから取り付け。
 

08_drive_a
 セッティングプレートとボルトは新品交換にしました。
驚いた事にボルトの緩み留めのカシメがない仕様だったので(パワー的に不要か)、
中強度のネジロックを塗布して組み付けました。
 
 
 次はドリブンスプロケット。
 

09_driven_a
 セルフロックナットも新品交換です。
見た目は問題ないようにも見えますが、自身の管理下に無かった個体は交換が無難。
 
 丁数は敢えて純正の14T:36T(F:R)のままにしました。
C70のカブはそれでも80km/hは出ますので、最高速に振らずとも不便がありません。
勿論、カブの命であるトルクはそのままで、どんなに重い荷物でも2人乗りでも大丈夫。
 
 
 ・・・と、ここでセルフロックナット絡みで妙な事に気づきました。
整備話の途中なので、詳しくは最後で書かせて頂きますね。
  
 
 
 スプロケットを取り付けたらば続いてチェーン交換です。
取り付け、取り外しそのものは非力なバイクでお馴染みの”クリップ式”なので簡単ですが
チェーンそのものはNSR50やAPEなどでも使える汎用品なのでカットが必要です。

10_hang
 必殺!チェーン吊るし切り!!

 吊るという行為は今回初めてやりましたが、丁度良い高さに屋根があったものでつい。
チェーンオイルは砂や塵をよく集めるので、地べたでやると始末が悪いのです。
その上、チェーンはその性質上一方向にしかクネクネしませんので取り回しが悪く、
どこかに引っ掛けて作業をしたほうがやりやすいのは確かです。
 
 

11_cut_2 
 某用品店オリジナルチェーンカッターでピンを打ち出してゆきます。

 ここで、チェーン交換経験がおありの方はお気づきかもしれませんが・・・
コレ”明らかに失敗か、おかしい状態”だったりします。

 それというのも、使用頻度の低さゆえかすっかり忘れていたのですが、
私が持っているチェーンカッターは520や530というサイズ用のものなのです。
もともとNSR250R用に買ったものだったので、原付クラスは考慮されていません。
さりとて、420用のカッターを買いに行くのも面倒だということで、
愛と勇気だけでなんとかする事に。
 
 上の画像の状態では、まずはピンを外側のプレートから押し出す所。

 内側のプレートから反対側のプレート付近まで押し出すのには、
古いチェーンのクリップ接続用のコマを利用する事に致しました。

12_cutout
 実に強引ですが、なければ無いなりに何か考えるのが人間ですよね(笑
古いチェーンの部品は再利用しませんので、ゴミの有効利用にもなります。

 元々の100リンクのチェーンをカットしてゆくわけですが、
実は、対応表をどう見間違えたのか最初は”98リンク”だと思っていました。
C70のカブは本来”96リンク”なので、一度98にしてから96へ。
専用ツールの例外的な使い方なので、2度手間にするにはちょっと大変でした。
 
 
 
 因みに、チェーンの伸びぐあいはこれぐらい。

13_b_af_3
 左が新品、右が使用済み。
これだけ伸びるとチェーン引きの調整範囲は既に限界まで来ています。
伸び=ガタでもありますから、そういう意味でも大変ガタガタな状態です。
 
 物理的に同じリンク数でこれだけの差が出るのは実に興味深いですね。
比較対象がいくらでもあるバイク屋ならぬ、
一般人の素人には時間の掛かる劣化は客観視し難いものです。
 
 
 
 カットさえしてしまえばあとは簡単。
低性能バイクゆえにカシメタイプのチェーンではありませんので、
クリップでパチンとやるだけ。

14_clip
 チェーンの回転方向にクリップの閉じた方が向くように注意です。
加速度が掛かったときに逆だと抜けてしまいますので。
 
 
 
  
 最後に、センタースタンド状態のまま主な部品を再度取り付けます。

15_final
 リアブレーキのロッド、トルクロッド、シフトペダル、クラッチカバーなど。
途中、完全にカバーをするまえに車体を降ろして
スイングアームが沈んだ状態でのチェーン調整も忘れずに。
  
 
  

16_japan  
 誇らしげな【 MADE IN JAPAN 】の文字。

 まだ”メイドインジャパン”が神話だった時代の設計品です。
今や勤勉でも、真摯でも、誠実でもない人間が構成する社会が造り出した製品は、
結果として”日本製”の付加価値などは見る影も無いほど落ちぶれていますが、
(一部の有能な人間は依然として存在しますが、それはどの社会も同じですよね)
1950~90年頃までの技術と、人々の姿勢は素晴らしいものだったように感じます。
そういえば、B.T.T.Fでも日本製を褒めていたっけなぁ。あの頃が最後ですね。
その意味で、既に日本製に対する拘りはありませんね。
 
 ちょっと意味が違いますが、
VTR1000-SPやNSR250Rのクラッチカバーなどに存在する【HRC】の文字も誇らしいです。  
 
 
  
 
 一通りの作業を終え、ボルトの締め付けなどを確認して作業完了。
あとはスタンドまでテスト走行に行きます。
 
 
 と、ここで先述の”セルフロックナット絡みの妙な事”について。
実はHONDA純正部品の袋を開けて使う時になって気づいたのですが、
バイク用品店で小分けにしていた注文品袋の、入り数表記がおかしいのです。

 私は【4個】注文したのですが、小分け袋は【×2】になっています。
でも実際には”4個”ちゃんと手元に受けとってあります。
『なんでだろ???』と部屋に戻り、財布の中のレシートを確認すると・・・
伝票上は【2個】になっていました。

 すると私は、お金を支払っていないものを余分に受けとってしまった事になります。
ここで即座に『代金を支払いにいかなくちゃ!!』と思い立ち、
部品自体はは取り付けてしまったものの、
純正品番の入った空袋と、小分け袋、レシートを持ってバイク用品店に急ぎました。
 
 
 たかだか数百円のものではあり、相手が間違っただけではありますが、
私の中で『得した』だとか『なんで自分が行く必要が』などとは微塵も考えませんので
むしろ『お店や担当者さんは困っているんじゃないかな』という意識の方が先立ちます。
 
 これは、自動販売機に残された釣り銭の取り忘れでも同じですし
頼んでもいない商品が余分に袋に入っていた場合も全く同じ事です。
狡いこと、要領のいいこと、卑怯な事は大嫌いですし、他人の所為にするのも嫌。
そもそも、困っているであろう相手がいれば当然そちらが優先でしょうね。

 
 というわけで、足早に(バイクですが)家から数十kmの用品店へ。
昨夜も行ったばかりなので妙な感じもしますが、
店内で先日注文時にお世話になった方を見つけると、事情を話させて頂きました。
最初こそ『クレームかな???』と慎重な対応をされておいででしたが、
私がお金を支払いに来たことが判ると一転、店員さんの方が恐縮されておいででした。
こちらとしても当然の事をして恐縮されるのも、これまた恐縮で(笑
お互いに低姿勢になりながら、恙無く支払いを済ませることができました。
 
 
 
 ともあれ、これで晴れてセルフロックナットもあるべき場所に納まりました。
心なしかCUB70DXの調子もよい様な気分になりつつも、
50kmほどのテスト走行に出掛けます。
今まで極度の伝達ロスになっていた部分が適正化した事により、
自動遠心クラッチのカブにあって、加速方向も減速方向も圧倒的に感触がよくなりました。
 
 あとは暫く走ったら初期伸びを考慮して調整するだけですが、
気になっていた事が見事に片づいてとてもいい気分です。
次の交換が何万km後になるのかは解りませんが、
これでまた、当分の間カブと仲良くやって行けそうです♪

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人間の感覚ってアテになりませんよね。

 世の中には
「自分ほど信じられないものが他にあるかーーーっ!!」という、
実にその通りな名言がありますが(何かの漫画だったやも)。
 
 
 仕事を定時に上がり、先の週末に注文したカブの消耗パーツを
先週CBR1000RRのタイヤ交換をお願いしたバイク用品店に
若干の時間の余裕を持って受け取りにいくつもりだったのですが・・・
なにやら頼まれごとをしてしまい、残念ながら若干の残業になりました。

 会社を出たのが18:30。用品店最寄りの駅まで1時間。
用品店とはいえ閉店はそれなりに早く20:00までなので、
駅からは『タクシーでも使おうかな』などとも考えたのですが、
お金で時間を買うのはオトナの悪い癖っていうわけで(笑
思いとどまってカツカツと歩いてゆく事に致しました。
 
『・・・タクシー使えばよかった』と思わなかったといえば嘘になりますが
バイク感覚ではすぐそこにあった筈のバイク用品店も、
そもそも乗り物でのアクセスを考慮して大きな国道沿いにあるのもあって、
駅からは流石に遠かったです。感覚なんてのは実にアテにならないもの。
 
 
 
 それでも少しだけ頑張りながら、なんとか15分前に到着です。

01_2wheels
 
 【ドライバースタンド2りんかん】
夜は灯りが眩しいですね~
 
 閉店際の混雑するレジで数分間待ち、
先日タイヤ交換をしてくださったレーサーメカニックさんの、
もう一人の方が対応して下さいました。

 「帰りがしんどいです・・・」などとグチを笑いながら話したりしつつ、
買う物だけ買ってもう閉店時間だったので、即座にまた駅へ。
行きを速めに動いたので、体に酸素が回っていた所為か帰りは比較的ラクでした。
往路より僅かに早く駅に着くと、suicaでお茶を買い一休憩です。

02_driven_2
 駅のベンチで、
ビニールからスプロケを取り出してニヤニヤする怪しいオッサンが一人。

 東京湾添いを走る内房線という路線は、イナカ電車なので待ち時間が長いのです。
 
 
 
 軽くかいた汗が冷え切る頃、ようやく電車がやって来ました。
『これで朝から整備が出来るな~』などと考えながら帰宅です。
バイク用品店の朝は遅いので、開店を待っていたら昼過ぎになってしまいますから。
 
 

03_material
 素材はこれら。

・ドライブチェーン
・ドライブスプロケット
・ドリブンスプロケット
・ドライブプロケット固定プレート
・ドライブスプロケット用ボルト
・ドリブンスプロケット用セルフロックナット

 値段は大体8,000円ぐらいですね。

 質実剛健そのもののカブだけに作業はとても簡単でお手軽なものですが、
機能に影響のない部分は放置しておくと思いますけれど、
長年蓄積された汚れの掃除もしながらなので、少し時間がかかりそうです。
 
 
 でも、早起きするかどうかは未定♪

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