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風に向かう刻
見えざるものをみる方法 ~バイクナビの場所変更しました~ <CBR600RRカスタム7>
いやはやあれからもう一カ月か・・・
ほんと時間が過ぎるのが早くていやになっちゃいますね。
そういえば世の中はGWでしたか。皆様よい連休をお過ごしになられましたでしょうか。
私はカレンダー通りというやつでしたが、
飛び石のお陰で休み中に発生した色々なことを都度対応できたこと自体は業務上はよかったなあと思っております。
・・・社畜ってやつですね。まあ仕事なのでいたしかたない。わははは。
ということで、少々期間が空いてしまいましたがまたもや2021年式CBR600RRのカスタムのお話。
そういえば余談ですが、このCBRもいよいよ生産終了ではとバイク業界界隈ではまことしやかに噂されていますが、
件のEURO5の環境規制がらみとのことで、今後仮に後継品が出たとしても ”このパッケージでは出ないだろう”というのには一定の説得力があります。
(事実だとしたらばデビュー年度は2020年でしたので実に短命です)
目下、タイムリーに(2022/5月頭現在)某ネットオークションは13000km走行の中古が既に120万円の値が付いており、
世の中では私と同様に『このCBRが一番いい!』と欲しがる人がどれだけ多いかという証拠でもありますね。
とはいえ。やはり欲しいものは買いたいときが買い時。機を逸さずよかったと思っております。
そんなウチの現行CBR600RR。
前回まではSW-MOTECHのタンクバッグの私なりの使い方について紹介して参りましたが、
今回は別のカスタム箇所について紹介しようと思います。
その場所というのはここ。
紆余曲折あってこの画像の位置に取り付けてあったオートバイ用ナビ NANKAI NNV-002A ですが、
致命的な問題がありまして、『画面がほぼ見えぬ』状態でした。
(注:紆余曲折=ステアリングステムのマウントバーにつけたら兎に角邪魔で堪らなかったので、
モニタ付きの中華ドラレコ Blueskysea A12が速攻で壊れたことを契機にあいた空間、メーター左・カウル付近のスペースに移設しました。
ただし、見易い位置につけるとクラッチレバーホルダーに派手に干渉するので追い込んだ末にこの場所に。)
ライダー目線でいうとこんな感じに見えています。
取りつけた当時は 「どうせヘッドセット経由の音声案内しか聞かないし」 なんて強がってみたものの、
もとは地図でどこでも行ける派とはえ、車のナビにも慣れたぬるま湯生活ではやはり見えた方がいい。
そんなこんなでステーの再作成と、併せてそのステーを兼用していたドラレコのフロントカメラ移設も行うことにいたしました。
ドラレコのフロントカメラはこんな感じの取り付けで野暮ったかったもので変更します。
それではステー作成その1。
カメラの取り付けは最終的にスクリーン裏にしようと思いますので、メーター上にとりつけるステーを端材でテキトーに作成。
うーむ質素だ(笑)それはさておき取り付けはこのあとで。
続いてステー作成その2。本命の NNV-002A(南海のナビ)のステーを作ってゆきましょう。
適当に型紙をつくってから2mm厚のアルミ板と10mmのアルミ角棒で作成することにします。
型紙はそこらにあった適当な ボール紙。今回はレトルトの中華丼の裏紙を利用(笑)
画像の左側の四角いやつがナビのステーの型紙です。
続いて型紙をもとに、アルミ板を切って穴開けて曲げてと。
こんな感じですね。ナビに付属の充電ベース兼用マウンタに合わせて作っています。
ケーブル類の逃げも含めて手加工でやっていますので少々雑なのはご愛敬。
組み上げるとこんな感じ。
これを傷がついても惜しくない(安い)カウルのインナーパネルと、
ラムエアダクトのベース部にブラケットを介してアルミ角棒のベースをねじ止めしつつ、
ナビの充電マウンタを留める為のステーを組み付けています。
それでは車体に組み付けてゆきましょう。
ふむ。これで(ほぼ)見えるようになりましたね。
若干 ”左に傾き&外側に開く” 状態になっていますが、これはクラッチレバーホルダとのクリアランスが必要な為の措置。
当初の ”ほぼ見えないが干渉を完全回避しつつ垂直&水平”の設置位置と、
現在位置の ”フルロックの場合のみ少々干渉の懸念あるがほぼ見える” 位置はトレードオフでした。
この形式の2BL-CBR600RRは兎に角アッパーカウル周辺のスペースがコンパクトで切り詰められています。
続いてカメラの取り付け箇所をここに移設。
こちらもギリギリながらちゃんと納まっています。
このCBR600RR(ひと世代前のCBR100RRもほぼ同メーターですね)には、
白LEDのシフトアップインジケータがメーター上部にありますが、それが少しだけ見辛くなります。
ただ、それこそインジケータの用途的に視界の端に光っているのがわかれば充分ですのでここは気にしないことにします。
フロントカメラの位置については、カウル横に出っ張ってるとか、ミラーに共締めされてるとか、
フェンダーの上に丸見えとかよりはまだよかろうというものですし、
ラムエアダクトの中につけた場合などの機能的なネガもありませんのでそれなりに合理的な場所です。
唯一、視界に入るのを除けば(笑)
本当はドラレコなんて要らない世界ならよいのでしょうが、現実は交通弱者のオートバイには必要ですから仕方ないですね。
そんなこんなで完成状態の比較!
よしよし。ひとまず満足です( ̄ー ̄)。
後日、近場をツーリングしてみましたが運転中のナビのチラ見にも問題なし。
これでいつ遠出しても大丈夫ですね♪
最後にこのナビ NNV-002Aの使用感ですが、
目的地に向かうのに不足はないものの車のナビほどの柔軟性はない。
経路設定が面倒くさいことや若干融通が利かないなどの ”よくあるPNDなりの性能” ではあるものの、
スマホナビのようなネット回線依存の煩わしさは構造上皆無ですのでそこはとても気楽です。
私にとってナビの最大のメリットは ”ナビの言いつけ通りに走ると安心” なことではなく、
”どこに好き放題走っても目的地の方向がわかる”ことですので、そういうタイプにはよいナビの印象です。
ただ・・・ちょっと急加速警報がうるさいかな。
『これ本当にバイクのナビか???』と思うぐらい、普通に加速しつつ発信しても警告がでます。
この辺はベースが四輪のロジックのままでやっているのかもしれませんね。
さて。今回はこのあたりで失礼させて頂きます。次回は久々に軽いツーリングの話でもしようかなあ。ではでは。
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なにが起きるかよくわかっていませんが…以降ボタンをつけ忘れてたらば笑ってください(笑)