先日の札幌でのHYML忘年会で、札幌のあっきさんから、冷凍した生のアロニアを1kgほどいただいた。
アロニアといえば、北海道での栽培がメインで、伊達市大滝が有名である。
彼の士別市の実家でも1000本ほどが栽培されているという。
私の悩みでもある糖尿病の予防改善や手の冷えに効果があるという、うれしい心遣いに感謝。
アロニアは、北アメリカが原産のバラ科の果樹で、チョークベリー(Chokeberry)とも呼ばれている。
ブルーベリーに似た実をつけ、味もブルーベリーの様に渋みが強いのが特徴。
しかし、花の構造が、ナナカマドに似ているので、ロシアでは「黒い実のナナカマド」ともよばれているとか。
実の付き方もナナカマドと同じように房状である。
主成分であるアントシアニンはブルーベリーより多く含まれているらしい。
しかし、ブルーベリーのように生で食べるには渋味が強すぎるので、加工して食べられることが多い。
果実酒やジャム、ジュースのほか、最近では錠剤のサプリメントも販売されている。
目に効くというアロニアのサプリは、「大滝国際スキーマラソン」の抽選で3年連続で当たっている。
妻が服用していたが、特に効果は感じられなかったらしい。
今回いろいろ調べてみたが、アントシアニンが目に効くという説には、研究データは十分ではなく、効果は個人差があるらしい。
このアントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化物質で、ブルーベリー、ビルベリー、アサイー、プルーンなど、赤紫色の果実に含まれていることが多い物質である。また加工食品としては赤ワインなどに含まれている。
アントシアニンにはインスリン抵抗性を改善し、糖尿病予備群への予防、2型糖尿病に効果が見られるという実験結果が出ているという。
そのまま生で食べたい場合は渋抜きをしたほうが食べやすくなるという。あっきさんから、冷凍→自然解凍を2~3回繰り返すと渋みが少なくなると聞いた。
その方法で食べてみたが、生で食べるのは初めてである。
確かに甘味もあるが渋味も残っている。ハチミツを掛けてみたら、渋味はそれほど気にならない。
あっきさんは、10粒ずつ食べ続けたら、手の冷えが改善されたとのこと・・・。
とりあえず、自分も朝に10粒ずつ食べて続けてみようと思う。妻はジャムも作りたいと話している。