癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

気軽の2山・大滝根山と八溝山

2008年10月11日 | 登山・旅行
雨予報だったが、その心配もなく、昨夜合流した妻を同行し、簡単に登れる阿武隈山地の2山に登った。

両山の距離は100kmほど離れていて、その前後の110kmと合わせて登山時間より車の移動時間の方が長い一日だった。本州の道路は、狭い上にくねくね道が多く、北海道の1.5倍は掛かる。

ちなみに、阿武隈山地で1000mを超える山は、この2山を含めて3山だけ。低いので、紅葉はまだだった。

○大滝根山(1192m)

阿武隈山地の最高峰で、平安初期に坂上田村麻呂に滅ぼされた大多鬼丸の居城があったと伝えられる。

今は閉鎖している大滝根ホテルの前から、苔むした清流の沢を詰めて源頭から頂上までの急登の大越コースを登り、沢を歩かなくて済む馬の背コースを下った。変化に富んだ楽しいコースだ。

頂上は自衛隊のレーダー施設に占拠されているが、坂上田村麻呂の創建とされる峰嶺根神社が歴史を感じさせる。

登り、1時間10分。下り、50分。

○八溝山(やみぞさん)(1022m)

福島県、栃木県、茨城県の3県に跨がり、茨城県の最高峰。頂上まで林道が通じているが、八溝嶺神社の旧参道入口から5つの湧水を巡るコースをピストンした。一番手前にある金性水は(画像)、水戸光圀公が一番美味だと誉めたとか。

頂上には、八溝嶺神社と雰囲気的にそぐわない城の形をした展望台がある。展望は霞んでよく見えなかった。この山はまだ早かったが、紅葉の名所らしい。

登り、40分。下り、わき道に入る湧水巡りをして45分。

明日の那須岳(三本槍岳)に備えて、道の駅・那須高原友愛の森まで走る途中、黒羽温泉で入浴と夕食を済ませる。