癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

強運の燧ヶ岳、不運の帝釈山・田代山

2008年10月08日 | 登山・旅行
画像は、燧ヶ岳頂上から一瞬見えた尾瀬ヶ原と至仏山

会津駒ヶ岳の登山口のある檜枝岐温泉郷の駐車場で夜を明かす。夜中から朝まで土砂降りの雨。諦めてのんびり起きる。

山は諦めて、時間潰しに雨の尾瀬を歩いてもいいと思い、燧ヶ岳の御池登山口へ向かう。ところが、雨が降っているのに燧の頂上がくっきりと見えて、空も明るい。ラッキー!

○まずは、燧ヶ岳へ

燧ヶ岳は東北の最高峰。雨が上がるのを待ち、7:45スタート。登山口は標高1500mを超えていて、周りのすべての木々が色づき紅葉最高潮。特に赤がきれいだ。そんな紅葉を楽しみながら、2つの田代(湿原)を越えて泥んこ道を登って行く。追い越す登山者にスパイク長靴を羨ましがられる。50人ほどに行き合ったが、長靴とジャージは自分だけ。

上の熊沢田代からは、6月に登った平ヶ岳や荒沢岳や越後三山も見えた。頂上からは、尾瀬沼や尾瀬ヶ原と至仏山も見えて、期待していなかっただけに嬉しかった。ただ、会津駒と帝釈山は雲に遮られて見えなかった。

登り、2時間15分。下り、1時間45分。

○帝釈山~田代山へ

下山しても、まだ12:15だったので、3時間もあれば往復できるはずの帝釈山と田代山の檜枝岐田島林道にある登山口へ。

帝釈山には、わずか30分で到着。あまりにもあっけない。上空に晴れ間が広がり、太陽も顔を出して来たので、期待して当初の計画通り湿原の広がる田代山へ向かう。

1時間ちょっとで湿原の端に着いたが、あっという間に濃いガスに覆われてしまう。視界30mほどの中を1kmの周回木道をぐるっと回っただけで帰路に。とうとう登山口までガスの中。

登り、1時間40分。下り、1時間25分。

下山後、檜枝岐温泉の燧の湯へ入る。この辺りの名物?裁ちそば(10割蕎麦だが打ち方が独特らしい)と、はうとう(そば餅)を食す。美味なり。

明日は、少し天気が良くなりそう。会津駒ヶ岳の予定で、昨夜と同じ駐車場に落ち着く。