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つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

奥村土牛の言葉

2023年05月21日 | 牛島憲之
佐橋も私も若い頃には、いろいろな画家さんのお宅にお使いに伺いました。その当時、2人の勤めていた画廊は名古屋に本店、東京に支店を持っていましたので都内、また鎌倉、大磯などに多く住んでいらした作家さんのお宅に「お使い」に伺う機会も多くあったというわけです。お届け物をしたり、新しい作品を受け取りに伺ったり、、「画家ご本人のご性格と作品は別々の物」と考えた方が良いとは思いましたが、やはりこちらも人間ですの . . . 本文を読む
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今週の佐橋美術店

2023年05月16日 | 冨田渓仙
昨日、今日と出社していますが、落ち着いて店内を見渡してみますと展覧会時と内容にそれほど変化がないようにも思えてしまいました。ですから新しい作品だけ、少しご紹介申し上げます。ショーウィンドウに佐野繁次郎の「ボンボン売り」を飾らせていただきました。前をお通りの方達の目を引くのか?思ったより多くの皆さんが足を止めてくださっています。そして、エントランスには牛島憲之の小品と久しぶりにお軸を当店でパネル仕立 . . . 本文を読む
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佐伯祐三展 終わり

2023年05月11日 | おススメの展覧会、美術館訪問
今回の展覧会で、佐橋と私が最も良いと思えたのはこの佐伯自身の自画像でした。斜めに走る線は、デッサンを取る前に引かれたものでなく、描いた自画像の上に、あとから引かれています。佐伯祐三展「自画像としての風景」このサブタイトルはまことに奥深く、また佐伯という画家を鋭く捉えていてこの展覧会の素晴らしさをよく物語っていると感じられました。色々な角度から佐伯祐三の技術の高さが実感され佐伯調に向かう予感を秘めな . . . 本文を読む
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佐伯祐三展 2

2023年05月11日 | おススメの展覧会、美術館訪問
今回の展覧会の特徴の一つは、風景画、特に日本の下落合風景作品を多く展示してくださったことだろうと思います。佐伯といえば、第二期パリ時代とそれ以降の作品が最も評価され、日本の風景は描きにくいと画家本人が言っていたように他の風景画は見落としがちになりますが、今回再び認識を新たにしたのは、やはり佐伯は「線の画家」であるということで、その意味からすると下落合を描くときに必ず登場するあの電信柱の縦に長く伸び . . . 本文を読む
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佐伯祐三展 

2023年05月10日 | おススメの展覧会、美術館訪問
なんとか拾えたタクシー🚕の乗り込んで、車窓から久しぶりに大阪の街を眺めてみると、とてもスタイリッシュで驚くほどの大都会!私の大阪のイメージが大きく崩れ、すっかり更新されました🤯中之島美術館さんについては、少し検索して頂くと沢山情報を得られると思いますので省略させて頂きますが、立地環境も良く、とにかく広くてとっても綺麗でした。置かれている家具もデザイナーさんによるもの . . . 本文を読む
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