つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

本棚

2011年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム

本棚

ギャラリーの通路に並ぶ本棚です。

画集や図録がどんどん増えて4棹の本棚がいっぱいになり、かなりの本が通路に溢れています。

本は普段使わないようでいて、いざ画家や作品について調べようとすると資料となるものが少なかったりして、集めても集めてもきりがなくなるものですね。

最近は行く先々で展覧会の図録を買うのを控えていますが、このさきどうなるやら?

お貸しするのは難しいのですが、ギャラリーで画集や図録をみなさんにも見ていただけたらと思います。

奥の仕事もありますのでお邪魔はいたしません。

当店の営業時間中でしたら、どうぞゆっくり画集などご覧ください。

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森村宜稲 立雛図

2011年12月12日 | 絵画鑑賞

お軸ばかりのご紹介が続きます。森村宜稲の立雛 です。

とても豪華な表装で、特に軸の上部、風帯の部分は紫と朱の房を掛け下げられるようになっています。

この時期に新聞などにお雛様の広告が入る度に「桃の節句はまだまだ先なのに・・」と思っていましたが、

こうして師走の寒く、空の暗い時期にギャラリーに華やかな立雛の図を飾ってみますと、気持がスッと楽になり明るい気分になるものですね。

森村宜稲はとくにこの地方で人気のある物故作家ですが、その作風は端正でありながら華やかさもあり、お雛様の図にぴったりです。

※納品の為画像を削除させていただきました。

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小林古径 「日東」

2011年12月11日 | 絵画鑑賞

12月は一日一日が早く過ぎていくように感じます。

「年末に大掃除、お正月に年賀状って誰が決めたのかしらぁ?」と

ひとしきり捻くれてみたくなるような年末の毎日です。

小林古径 「日東」が 入荷して参りました。

目の覚めるような美しさ。

東の空に日が昇るときのあの荘厳さをそのまま絵にしたような作品です。

「むべ」という作品について触れさせて頂いたときにも書きましたが、

古径はやはり私の中では特別な画家です。

その技術も、精神も真剣に「神」に近づこうとした画家なのではないか?と思えるのです。

「間に合っても、間に合わなくても新しい春はやってくる」

謙虚に、静かに、私なりの一日一日を仕上げていかなければいけないと

この絵をみて深く感じています。

※ 小林古径 軸 「日東」は納品の為画像を削除させていただきました。

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下村観山 「雪の松」

2011年12月07日 | 絵画鑑賞

今月の作品の中からのご紹介。

下村観山 軸 「雪の松」 です。

まもなくお軸のメンテナンスのため表装屋さんにお預けいたしますが、あまりにも作品に趣きがあったものですから、画像を取り込みました。

優しい、けれど確かな重みのある雪の表情。

そしてなんとも愛すべき松の姿。

さすが下村観山です。古径の世界が絵画の一つの形なら、この観山の世界もすばらしい絵画の形なのだと思います。

しかしながら。。古径と観山の作品の価格の違いはいかなるものでしょうか?

メンテナンスを終えたらまた画像をアップさせて頂きますね。

下村観山 軸 絹本 共箱 「雪の松」 79.0×64.7cm 

※画像は納品の為削除させて頂きました。

 

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手拭い

2011年12月01日 | 手ぬぐい

手拭い

12月の手拭いです。

こんな高い煙突をのぼってまでも来てくれるといいですね。サンタさん。

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