この2ヶ月、私は必死でこの店に通い続けました。佐橋美術店の作品はどれも思い出深く、そして真っ直ぐに私を癒してくれました。今、やむを得なく日本画を中心に作品を幾つか手放していますが、残している作品の中でも断然1位に、私に力を与えてくれているのは、この牛島憲之の「初日」です。苦しみや悲しみが、麻痺状態になっている時に視線を変える事を促してくれる作品。一緒に前に進もうと励ましてくれる作品。主張は少なくて . . . 本文を読む
佐橋も私も若い頃には、いろいろな画家さんのお宅にお使いに伺いました。その当時、2人の勤めていた画廊は名古屋に本店、東京に支店を持っていましたので都内、また鎌倉、大磯などに多く住んでいらした作家さんのお宅に「お使い」に伺う機会も多くあったというわけです。お届け物をしたり、新しい作品を受け取りに伺ったり、、「画家ご本人のご性格と作品は別々の物」と考えた方が良いとは思いましたが、やはりこちらも人間ですの . . . 本文を読む
そろそろ皆様のお手元に展覧会のご案内状をお届けできた頃だと存じます。本日、早速、牛島作品についてお問い合わせをいただきました。ご覧になりにくく、申し訳ございませんが、表紙の牛島作品の価格は裏面に表示させていただきましたのでご確認くださいますようお願い申し上げます。牛島作品は額やスポットの当たり方で、随分色の印象が変わります。こちらは先ほど、図書室の自然光のもとで撮影した画像です。こちらが本物に近い . . . 本文を読む
新しく入手いたしました牛島作品は、サムホールの小品、「初日」です。詳細はわかりませんが、おそらく1970年代の制作作品かと思われます。どのように撮影をしても、この作品の色彩の美しさをお伝えできませんので、入手後今までご紹介をさせていただきませんでした。25日からの当店の展覧会で、ぜひ皆様にごゆっくりご鑑賞いただければと思っております。現在、ご覧いただいておりますのが、この作品の元々の額で裏に牛島の . . . 本文を読む