つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

今日の佐橋美術店

2017年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 



昨日SHUMOKUGAIIERYさんで岸本清子展を拝見しました。

最終日にギリギリの滑り込み。一度この方の作品を拝見したいと思っていましたが、想像以上のエネルギー溢れる作品たちにびっくり。大いに刺激を受けて帰って参りました。

 

すると今日は、しゅもくさんのお嬢ちゃんのとうこさんが私にお手紙をもってきてくださいました。

 

こちらにもまたびっくり!

ルーシーリーのパンフレットで作ってくださった封筒。

そこに色々な絵を描いてくださいました。ルーシーリーのサインを真似て英語が書かれていたり、記号的に色々なデザインが描かれていたり。。5才のアーティスト誕生!という感じです。

とうこさんは私のことを必ず佐橋さんと呼んでくださいます。

本当にもう立派な作家さんのようです。

 

なつみの「つ」の文字が鏡文字になっているのも可愛らしく、またとても美しく

感じられます。

 

いまのうちに専属契約を結んでおこうかしら?

 

短い時間でしたが、他のお客様がたもとうこさんにお声がけくださり、

なんとも長閑で幸せな土曜日となりました。

 

 

 

 

 

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マムシグサ

2017年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

前回の「宿題」に、案外早い正解を得られました。

妹がメールをくれました。マムシグサではないかしら?

 

 

サトイモ科のマムシグサ。

5月ころ上の画像のような花を咲かせるそうです。

 

そして、緑の実が少しづつ赤くなり、やがて真っ赤になります。

 

サトイモ科ということで食用かと思いきや、猛毒をもっているようで

実際にこの実を食べてみた方の記事もみつけました。

大変なことになってしまわれた様子。

場合によっては死亡の危険もあると書いてありました。

 触っても皮膚炎になることもあるそうです。身近な植物でも気をつけなくては

いけませんね。

大変よい勉強になりました。

 

 

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平山郁夫展

2017年09月20日 | おススメの展覧会、美術館訪問

18日の祝日には少し遠出をして三重県菰野市のパラミタミュージアムさんにお邪魔致しました。

 そして

パラミタミュージアム開館15周年特別企画

平山郁夫展シルクロードと日本の美  10月22日まで開催 を拝見しました。

 

当店でも時々平山作品を扱わせていただきますので、少しお勉強をしたいと思いたちました。

平山郁夫美術館、平山郁夫シルクロード美術館からの作品と個人蔵作品による展示が中心でいらして

こうした展覧会の場合、作品のレベルにばらつきが見えたりすることが多いように思いますが

水彩作品なども、平山作品のなかでもレベルの高い作品が多く展示されていて驚きました。

鑑賞後の気分がすっきりとしていました。

 

また「よかったなぁ」と思う作品の絵葉書を売店で見つけると気分が良いものですね。

今回は特に佐橋と私の印象に残った作品が一致しました。上の4枚の絵ハガキ。

1970年代の作品が主でしょうか。

 

 

 

パラミタミュージアムさんにはお庭があります。

ちょうど9月のお花をご紹介くださった資料が置いてありましたので、これをたよりに

お花を見つけながらの散歩を楽しませて頂きました。

まずはお馴染みのヒガンバナ。白色の花は珍しいのではないかと思います。

球根からすっと茎を伸ばし、パッと花を咲かせ、ぱたっと倒れる。本当に秋彼岸の時にだけ咲くお花ですね。

こちらはユリ科のヤブラン。

珍しいお花だなぁと思い写真に撮りましたが、名古屋に帰ってきて店のお隣のマンションの花壇にこの

お花が一杯咲いているのにびっくりしました(@_@) 「見ていない」とはまさにこのことです。

 

 

ユリ科 シュロソウ 

このお花を見つけるのには苦労しました。お花の色がほとどぎすのように濃い紫で土に同化してしまうのですね。よくよく見ると可愛らしいお花でした。

 

 

 

 

こちらも紫のお花。でも色が薄く背も高かったので見つけやすく助かりました。

シソ科のカリガネソウです。なるほど葉がシソのようです。

 

 

このお花も最初のヤブランとの区別に困りました。

花の色が全く一緒でした。ただ草の形が違いました。

これもユリ科 ツルボというそうです。

頭の上には青々とマメガキ。

とうとうご案内に合ったノリウツギのお花は見られませんでした。木は見つけましたが、どうもお花はもう終わってしまっているようでした。

そしてこれはなんだろう??? 

宿題を残しての散歩終了となりました。

 

勿論お庭には石や銅のオブジェ、美術作品が所々にちりばめられていて、先ほどの資料にも作品の場所と

作家のご紹介が記載されています。

たまたま佐橋と私が植物探しに躍起になってしまっただけで・・・

皆さん、様々に作品を楽しみながら散歩をされていらっしゃいました。

短いコースですが、美術館でお花探しをしたのは初めてでとても新鮮でした。

 

秋のお花は、夏とはまたガラッと変わった色と形をしていますね。

萩を代表に、風になびく枝や茎と沢山の色々な形の小さな葉、そして繊細な色の花。

日本の四季の変化の素晴らしさをこんな天候不順の続く一年にも感じ取れる幸せは格別です。

三重のみなさまはお話のされ方もゆったりと優しくとても癒されます。

また機会がありましたら、パラミタミュージアムさんにお邪魔しようと思っています。

 

 

 

 

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私のおうち

2017年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

私達は自宅にはあまり絵を飾っていません。

つい仕事を思い出してしまうこともあるかもしれません。

けれど、先日「突撃!隣の晩御飯」のようにお客様に取材をしておいて

自分が個人的に飾っている作品をご紹介しないのもいけないような気がして・・・

1つだけ、

大事にしている写真作品を。。と思い立ちました。

 

写真家ロイシャットの作品。

 

 

ジェームス・ディーンの生写真です。

 

中学生のころ学校の映画鑑賞会で観せて見せていただいた「エデンの東」にとても感動しました。

そして、ジェームス・ディーンが大好きになりました。

大好きといってもそれから他の映画を観たり、何かを追いかけたりすることもなく

今まできましたが、2年程前にSUIMOKUギャラリーさんでこの作品を観たとき

とても欲しくなってしまいました。

 

今この記事を書こうと少し調べてみると、ジェームス・ディーンご本人もこの写真をとても気に入っていらしたとのこと。

そして彼の命日が9月30日だということもわかりました。

 

人はみな何かの役割を持って生まれてくるのかもしれません。

若くして亡くなったことも、すべて彼の人生のストーリーそのものだろうと思います。

 

いつかジェームス・ディーンの名さえ忘れ去られる日がくるのかもしれませんが

少し寂しい風の吹く秋、今月30日には何か小さなお花を飾ってあげようと思いました。

 

 

 

 

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お客様よりのお写真

2017年09月12日 | お客様よりのお便り

お宅の絵画の掛けかえをされたとお聞きし、無理をお願いして

お客様にお部屋の写真をお撮りいただきました。

牛島憲之作品から 山本丘人作品へ

岡田三郎助作品から 彼末宏作品へ

 

青から青へ。

けれど確かに少しづつ秋の印象が深くなっている飾りかえですね。

私どものような画廊でも、なかなかこれほど繊細な季節の掛けかえを

することはできません。

もう何年か前にお納めさせていただいた作品が益々美しくなっている

ように羨ましく感じるのは、きっとお客様やご家族のみなさまが

毎日のように作品を眺めてくださっているからだと思います。

 

みなさまのお宅は小さなギャラリー。

私どもに飾らせていただいていた作品が

お客様のお宅で新たな愛情をいただき、個性豊かに美しさに磨きをかけていきます。

それをこの目で拝見し、確かめさせて頂いたとき

私たちは自分達の仕事に新たな自信を頂くことができます。

 

写真撮影にはいつもお忙しいお客様に、大変なご面倒をおかけしてしまいました。

申し訳ございませんでした。そして誠にありがとう存じました。

せめて、この丘人の美しい月を

このブログで何度も何度も拝見させていただいて

私の「秋」を深めて参りたいと思います。

 

 

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